愛宕山(890.5m)、竜ヶ岳(921m)
  


 
★ひとこと   「快晴の京都愛宕山奥山巡り」

嵐山にて渡月橋から愛宕山を望む

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★日  付   2003年5月9日(金)   晴    単独
 
★コース

京都バス嵐山発8:22=8:40清滝→9:55月輪寺10:00→11:00愛宕山三角点→竜ヶ岳→松尾峠→峰山・栂の尾分岐→17:25JRバス川登橋(周山街道)18:02=19:10JR京都駅(メモ紛失につき途中時刻不明)
○清滝バス停〜月輪寺〜愛宕山三角点
                                        月輪寺の石楠花                              愛宕山三角点
 清滝バス停から坂道を下りると東海自然歩道と合流して赤い欄干の橋を渡る。赤い鳥居のある愛宕神社表参道を左に見て直進する。静かな林道を15分位歩くと左沢筋との合流点にある月輪寺への登り口に着く。今回は行かなかったが左沢筋を10分位登ると荘厳な雰囲気の空也滝がある。急な箇所もある月輪寺への山道を1時間も登ると尼さん1人で世話をしている月輪寺に着く。天然記念物の石楠花は残念ながら4月下旬に花期を終え今は葉っぱばかりだった。前から湧き出す水は大変美味しくこれから上には水場がないのでここは水補給の最終地だ。これらの整備のお礼として200円お供えする必要がある。40分位で眺望の利く大きな岩の所にでるがここは休憩の適所だ。ここからすぐ林道にでる。左へ行くと愛宕神社に着くが今回は省略して右の愛宕山三角点に向かう。
 
○愛宕山三角点〜竜ヶ岳〜竜の小屋
                    竜ヶ岳山頂                竜ヶ岳東斜面の石楠花
 三角点から一旦林道に戻り地蔵山方面へ行く。途中で案内標識「竜ヶ岳」にしたがって右方向の山道に入る。気持ちの良い疎林の尾根道を小鳥のさえずりを聞きながら行くと間もなく竜ヶ岳に着く。山頂の小さい広場は林に囲まれているが東側だけ展望が開けている。
 竜ヶ岳東斜面の下りはわかり難い急坂が続くためテープを拾いながら注意して下りる。下まで下りると沢を渡り下流方向へ沢伝いに行くと小屋の前へ出る。沢を渡ってすぐに上流方向へ行くと再び愛宕山の三角点に戻るので注意すること。
 
○竜の小屋〜松尾峠〜川登橋                      裏側から見た愛宕山
 小屋の前から林道があり道なりに進むと首無地蔵から細野へ通じる愛宕道へ合流する。林道を約10分くらい北へ進み分岐点を右に行く(直進方向は細野へでる)、小さな手書きの案内標識があるので注意すること。あとは林道を道なりに進むとカヤノ木峠を経て朝日峰下の松尾峠に至る。ここで左へ行けば田尻廃村を経て細野へ出るが今回は林道を直進する。だんだんと車のタイヤ跡がなくなり遂に土砂崩れで車は通れない林道を最後まで進むと山道に入る。山道を20分くらい進むと、左「川登橋」右「峰山」直進「栂の尾」の手書き標識がある四叉路があるので川登橋方向へ進むとすぐに廃道のような林道にでる。
 30分もアップダウンを繰り返すと直進方向と左折方向に分岐する。ここを左折すると30分で川登橋へでられるが標識がなく間違って直進してしまった。すぐ右横に木材運搬用?ヘリポートが現れる。そのまま直進し遂に古い植林地帯に入り込み最後に道がなくなったが下方に周山街道の中川の清滝川と人家が見えるので強引に崖を下り始めた。木が所々生えている急な岩場をずり落ちてしまい、下は川まで急な崖でどうしようもなく再度この崖をよじ登り三叉路まで引き返した。約1時間半のロスをした。道が誤っているとわかったらどうにかなると安易に考えず必ず元に戻らなければならないことを痛感した。三叉路から川登橋までは奥山谷沿いの快適な下りの舗装林道だが、何故か通行禁止になっており軽四に乗った巡視員に「ここは私有地につき立ち入り禁止です」との注意を受けた。川登橋の林道入り口には標識がありゲートが閉ざされていたが上流側から来ると標識もなくて逃げ道もなくどうしようもない。今回はトラブル続きの山歩きとなり意気消沈しながら擦り剥き傷の手足をひきずってJRバスの人となった。
 
★ルート断面図

カシミール3Dにより作成
 
★地  図
昭文社刊山と高原地図から転載
 
(参考地図)
・山と高原地図       京都北山1
・2万5千分の1地形図  京都北西部

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