山上ヶ岳(1719.2m)、稲村ヶ岳(1725.9m)

 

★ひとこと   「新緑に映える大峰山(山上ヶ岳、稲村ヶ岳)」

大峰山寺山門

                                                 *)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。

★行った日   2003年5月21日(水)  晴   単独
 
★コース

(第1日目)
高槻5:45=8:30母公堂8:40→大峰大橋9:00→一の世茶屋9:15→一本松茶屋9:40→10:10お助け水10:15→洞辻茶屋10:35→陀羅助茶屋10:50→鐘掛岩舞台11:10→西の覗11:30→11:50山上ヶ岳11:55→レンゲ峠12:25→13:00稲村小屋13:05→キレット13:25→大日山13:35→14:05稲村ヶ岳14:15→稲村小屋14:40→15:30法力峠15:35→母公堂16:10=洞川温泉(泊)


○母公堂〜洞辻茶屋〜大峰山寺
                  (母公堂)                               (大峰大橋)
  
          
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                     (女人結界門)                         (一本松茶屋)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 早朝に高槻をマイカーで出発し3時間弱で洞川につく、標準タイムの予定通りだ。余談ながら309号線沿いの道の駅「黒滝」で朝早くから売っている手作りの草餅が素朴な味で美味しい。母公堂の前の広場に車を止め大峰大橋まで舗装林道を歩き、ここで女人結界門をくぐって山道に入る。うっそうとした吉野杉樹林帯をいく緩やかな上り坂だ。夫々の茶屋は小屋の中が通路になって、飲み物などの売り場や休憩所があるが今回は無人で売り場は閉ざされている。大峰大橋から約1時間半で奥駆け道と合流する洞辻茶屋に着く。
                              (鐘掛岩)                         (西の覗きの絶壁)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 洞辻茶屋から大峰山寺までの尾根筋は典型的な行者道で、林立する卒塔婆が切れ目なく続き所々に鋭い岩場の行場がある。梯子や鎖をつたって登る岩場もあり雨の日や氷点下の時は思いやられる。尾根道を登りきると大峰山寺と宿坊が山上ヶ岳頂上直下に建っている。
 
○大峰山寺〜稲村ヶ岳〜母公堂
                 (山上ヶ岳頂上)                      (山上ヶ岳頂上から稲村ヶ岳)
        
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                    (稲村小屋)                          (大日キレット)
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 

      (稲村ヶ岳頂上付近から山上ヶ岳)                          (大日岩峰)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 山上ヶ岳山頂付近はなだらかな草原で、今の季節には草花は咲いていないがお花畑になっている。近くには稲村ヶ岳、遠くには台高山脈や大普賢岳から弥山にかけての奥駆けの山々が展望できる。草原からレンゲ峠への急な下り道は現在改良工事中で鉄製の梯子階段が危険箇所に設置され、完成すれば歩き易い道になる。レンゲ峠から幾つか小ピークを上り下りすると稲村小屋のある山上辻だ。本当はここでリュックをデポして稲村ヶ岳をピストンしたいのだが、警察のリュック盗難の看板が沢山たっているので仕方なくリュックを持ったまま稲村ヶ岳に向かう。大日キレットから大日岩峰へ梯子や鎖でよじ登る、頂上には小さな祠が祀ってある。このキレット近辺にオオヤマレンゲがあるそうなので探して見るが花期がまだなのでわからなかった。キレットから南へ石楠花の咲く岩場を登ったりトラバースしたりすると稲村ヶ岳山頂に着く。ここからも雄大な大峰や台高の山々が展望できる。
 稲村小屋のある山上辻まで戻ってから、洞川の表示に従い往路を右に見て下る。鉄製の桟橋を幾つか渡り勾配が緩いが長い道のりの照葉樹林帯を抜けると法力峠だ。左へ行けば観音峰だが、右の洞川方向へ下る。ここから昼なお暗き吉野杉樹林帯となり緩い勾配の整備された道を母公堂まで下る。きょうは洞川に泊まって温泉に入りリフレッシュし、あすは明神平を散策する予定だ。
 
★道で出会った花
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


★ルート断面図

カシミール3Dにより作成

★地  図

昭文社刊山と高原地図から転載
 
(参考地図)
・山と高原地図       大峰山脈
・2万5千分の1地形図  弥山、洞川
 

Homeへ