薊(アザミ)岳(1406m)、明神岳(1432m)

 

★ひとこと   「新緑に映える薊岳と明神平」

明神平

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★行った日   2003年5月22日(木)  晴   単独
 
★コース

(第2日目)
洞川7:50=9:20大又笹野神社9:35→10:30古池辻10:35→11:25大鏡池11:35→12:35薊岳(雄岳)12:50→13:45三つ塚13:50→明神岳14:00→14:15明神平14:20→林道終点登山口15:25→七滝八壺16:00→大又16:15=やはた温泉17:00=高槻19:30

○大又〜大鏡池〜薊岳(雄岳)
                   笹野神社                                    薊岳稜線
   
          
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                            薊岳雌岳                                  薊岳雄岳
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 洞川から五番関トンネル越えの県道で川上村へでて、町村合併賛否の立看板がやたら目につく東吉野村へ入り大又笹野神社近くの林道沿いの空き地に車をとめる。笹野神社右横の小道が登山道入り口らしい。昨日からのレンチャン登山のため身体が重く足が前へ出ない。大鏡池までは薄暗い針葉樹林帯のため見通しのない緩い上り坂を超スローペースで黙々と歩くのみ。帰途、やはた温泉にて登山者に聞いたところ、薊岳に登る場合に今回の道は展望が悪く距離も長いため、大又の手前の麦谷口から右へ林道を入り二階岳を経て薊岳に登る道が尾根からの展望も利き距離的にも有利であるため最近はやっているとのことだった。大鏡池は広葉樹に囲まれた小さな池で山の池独特の黒い色をしている。ほどなく稜線へでて雄大な台高の山々が望め、周りの石楠花が咲き誇っている。薊岳(雌岳)から雄岳にかけての稜線は意外に厳しく木の根を掴んでよじ登る場面も再々だ。山頂は岩峰になっている。山名のアザミは山頂や尾根道周辺には見かけず明神谷まで下ってきてから多く自生している。
 ○薊岳(雄岳)〜明神岳〜大又
              薊岳から明神平への尾根道                           明神平
         
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                               明神岩                                 明神谷
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 薊岳から明神平にかけてブナ林の続くなだらかな気持ちの良い広い尾根だ。今の季節は草花は皆無でコバイケイソウの青々とした新芽が目立つばかりだ。明神平の最上部が三ツ塚分岐点で右へ行くと明神岳から千石山を経て池木屋山方面へとつながっているが今回は10分位で行ける明神岳まで足を伸ばしたが標識があるだけの一通過点の様だった。明神平は石灰石が散在する爽快な草原で一見カルスト台地のようだ。ここから明神滝までは九十九折の良く整備された照葉樹林帯をゆく快適な道だ。滝からは何度か渡河を繰り返す沢沿いの道だ、特にあしび山荘左側に土砂崩れがあり山荘の一部が倒壊し道も仮迂回路を通る。この明神谷沿いの道は相当荒れており雨後は通行に注意する必要がある。林道終点の登山口からは単調な林道歩きとなるが左に右に現れる明神谷の清流が救いだ。特に大又近くの七滝八壺は吊橋を渡る遊歩道があり今回は疲れて行けなかったが是非行ってみたい所の一つだ。大又からマイカーで10分位のところにやはた温泉があり500円で心身ともにリフレッシュできる。
 
★道で出会った花
          ギンリョウソウ                              サラサドウダン
           
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                            石楠花                         オニヒトデの様なアザミの葉っぱ

 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
★ルート断面図

カシミール3Dにより作成

★地  図

昭文社刊山と高原地図から転載
 
(参考地図)
・山と高原地図       大台ヶ原
・2万5千分の1地形図  大豆生
 

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