皆子山(971.5m)、天ヶ森(812.6m)

 

★ひとこと   「新緑の足尾谷からツボクリ谷を経て皆子山」

皆子山三角点

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★行った日   2003年6月7日(土)  曇時々晴一時雷雨   単独
 
★コース

JR高槻6:42=京阪七条7:21=7:30出町柳7:45=足尾谷口8:35→足尾谷林道入り口8:45→足尾谷林道終点9:05→10:05大トチの木10:15→ツボクリ谷から急坂登山道分岐10:20→皆子山山頂11:00→11:25寺谷源流11:30→寺谷安曇川合流点12:10→皆子谷出合12:35→修道院12:50→ミタニ峠入口13:10→13:30ミタニ峠13:35→14:20天ヶ森(ナッチョ)(812.6m)14:25→R477出合15:20→15:30小出石バス停15:40=京都国際会館16:22=JR京都16:47=JR高槻16:59

○下坂下〜足尾谷〜ツボクリ谷〜皆子山
         足尾谷林道入口             立派な橋              まあまあの橋
   
          
 
 
 
 
 
 
 
      まあまあの橋               流された橋         ツボクリ谷にかかる滝
 
 
 
 
 
 
 

 この滝の手前の岩を攀じ登る        トチの木の大木        ツボクリ谷からの分岐点
 
 
 

 



 土曜日の出町柳のバス停(京都バス)はリュックを背負った人で大混雑、臨時便が1台でて全員が乗れた。足尾谷口で下車したのは私1人だけ、殆どの人は比良山方面らしい。バスの進行方向へ短いトンネルを通ってすぐ左へ入ると旧道にでる。JR堅田駅からでる江若バスの場合は旧道で下車できるので便利だ。旧道を安曇川上流方向へ約5分で右側に足尾谷林道入口がある。関電ダムや小屋を左に見て20分も歩くと林道が終わる。ここから快適な沢伝いの道となる。写真のような立派な橋もあり、流されかかった橋もあり、岩登りもあり、飛び石伝いに何度か沢を渡り、滝をめでながら1時間も歩くとトチの木の大木のある広場に着く。うっかりして足尾谷からツボクリ谷に入る分岐点に気付かなかったが道なりに進むと自然とツボクリ谷に入るようだ。
 トチの木のすぐ上でツボクリ谷と別れ小さな谷沿いの急坂をあえぎながら登りつめる。あとは笹の茂った広葉樹林の急坂を更に休み休み進むと皆子山山頂の小さな広場に着く。比良方面のみ見通しが利くが殆ど潅木に覆われた広場だ。ここまで誰にも会わずマイペースの山行が楽しめたが、山頂は団体さんが占領していたのですぐに下山を開始。 

 
 ○皆子山〜寺谷〜ミタニ峠〜天ヶ森(ナッチョ)〜小出石
         寺谷の立派な大木         左の大木の全体像              寺谷
         
 
 
 
 
 
 
 

        寺谷                     修道院          豪雨、左:修道院、直進:ミタニ峠

         
 
 
 
 
 
 
 

          ミタニ峠              天ヶ森三角点         鹿害防止ネット出入口
 
 
 
 
 
 
 

       植林帯                    杉美林          小出石、遠方:大原CC
 
 
 
 
 
 
 
 
                      
 皆子山頂上付近の笹原をこぎながら進むと寺谷と皆子谷との分岐(小さな手書き標識あり)にでるので皆子谷方向へ下りる。杉の植林帯の尾根や巻き道を下ると谷の源流部にでる。当初、皆子谷源流と思っていたが後でわかった事だが寺谷源流であった。あとで地図を調べると、皆子谷方向へ下りても皆子谷筋へ下りるには更に右の谷筋に入る必要があり、真っ直ぐ尾根を下ると寺谷筋へでる寺谷尾根道に入ってしまうことがわかった。寺谷にある写真のような立派な大木を仰ぎ見、何度か徒渉を繰り返し、滝を巻いて下りると山頂から約1時間10分で安曇川の丸太橋を渡る。安曇川右岸の林道を20分も進むと林道がなくなる。左岸へ丸太橋を渡ってしばらく進むと皆子谷筋と合流するので左のヒノコ方面へ進む。この辺りから遠雷が鳴り出し、とうとう修道院前辺りで雷雨になってしまった。ヒノコ(上左側2段目写真)には立派な橋と長さ200メートルくらいの2車線舗装道路があり、車は閉鎖されている橋を渡って100メートル位行くと左ガードレールに「登山道」の標示が出ている。ここを右に入ればミタニ峠へ至る。不精して雨具をつけず傘だけさして豪雨の中を歩いたため下半身ずぶ濡れになり、更に雨が止んでも山道の周りの草木が濡れていて上半身まで濡れ鼠になってしまった。やはり、ピカッと来ればすぐにスパッツと雨具をつけなければならない事を痛感した。きょうはよい勉強になった。
 約20分でミタニ峠だ。ミタニ峠を小出石方向に下りると急斜面ガレ場で背丈くらいのヤブコギが待っているのできょうのような雨後は水泳もどきになる。そこで、ミタニ峠の写真の、左:ヒノコ、右:小出石、前方:花折峠、後方:天ヶ森、左から来て後方の天ヶ森(ナッチョ)へ向かった。稜線の植林帯を何度か鹿害防止ネットの扉を開閉操作しながらピークを幾つか越えると天ヶ森頂上だ。この稜線からは琵琶湖が見えるはずだがきょうは霞んで駄目だった。頂上から少し下った所で、直進すれば百井に向かうので左折して小出石に向かう。広い歩きやすい道を1時間も下れば小出石につく。小出石近くでまた雷鳴が轟き始めポツリときたが本降りになる前にバスに乗ることができた。
 
★道で出会った花(時期的に少ない)
          ウノハナ                エンレイソウ           タニウツギ
           
 
 
 
 
 
 
 
                  ヒメウツギ                                      ヒトリシズカ

 
 
 
 
 
 

 
★ルート断面図

カシミール3Dにより作成

★地  図
   (下坂下〜足尾谷〜皆子山〜ミタニ峠)     (ミタニ峠〜天ヶ森(ナッチョ)〜小出石)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    

 
 
昭文社刊山と高原地図から転載
 
(参考地図)
・山と高原地図       京都北山1、京都北山2
・2万5千分の1地形図  花背、大原

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