旗振山から明石海峡大橋
2002年2月20日撮影
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★行った日 (第1日)2003年6月21日(土) 曇時々晴
単独
(第2日)2003年6月26日(木)
晴時々曇 単独
★コース (第1日)JR高槻6:47=JR塩屋7:50→山王神社8:20→(252.6m)旗振山8:55→(234m)鉄拐山9:05→9:25高倉台団地9:30→(274m)9:50栂尾山9:55→(253m)東山10:35→妙法寺11:10→328m高取山12:25→鷹取橋東詰交差点12:50→苅藻川鵯大橋13:05→13:20神鉄鵯越駅13:25→14:10菊水山登山口14:20→神鉄鵯越駅15:15=新開地=阪急高槻市駅16:40
(第2日)阪急高槻市駅6:24=新開地=神鉄菊水山駅7:50→菊水山登山口8:05→(458.9m)8:35菊水山8:40→天王吊橋9:05→(486.5m)9:35鍋蓋山9:45→大竜寺10:10→10:40市ヶ原10:40→学校林道分岐11:30→12:15摩耶掬星台12:30→三国池分岐13:25→14:20記念碑台14:25→みよし観音14:50→凌雲台15:00→極楽茶屋跡15:15→一軒茶屋15:50→ドライブウエー山道分岐16:00→船坂峠16:45→17:05大平山17:10→大谷乗越17:30→(488.4m)岩倉山18:00→塩尾寺18:15→18:50JR宝塚駅19:01=JR尼崎=JR高槻駅19:45
○塩屋〜須磨アルプス〜高取山〜鵯越
六甲全山縦走路塩屋登り口
旗振山から鉢伏山を望む 鉄拐山三角点
鉄拐山付近のウバメガシ林
高倉台団地
栂尾山への長い急な階段
急な階段から旗振山
栂尾山山頂
横尾山から下りの鎖場
須磨アルプス
須磨アルプス
東山山頂
横尾住宅団地内の縦走コース
妙法寺 わかり難い分岐点の中古車店
高取神社 高取神社
鷹取橋東詰交差点
鵯越駅通過直後のカシの大木
菊水山駅付近から菊水山
菊水山トンネル上から神鉄
JR高槻6時47分の快速でJR塩屋7時50分着、駅右側の薄暗い小路を塩屋谷川まで行き川に沿って右折、更に「右毘沙門」石柱に従って右へ、道なりに駅から10分位で広い道を右折し団地の周りを左に巻くと山王神社にでる。きょうは途中で道に迷い8時20分に神社に着く。ここから一本道の山道で252.6m旗振山につく。米相場を旗で知らせたところからこの名がついたそうだ。晴れていれば明石海峡大橋が眼下に見えるのだが今日は霞んでいて何も見えない。ここから尾根伝いにウバメガシの林を通るとすぐに234m鉄拐山だ。おらが茶屋を経て急な階段を下ると高倉台団地に到着。あまりの暑さに耐えかねて自販機の清涼飲料水を0.5リットル一気に飲むがこれが今回の中途撤退の原因になってしまった。
ふたたび急な階段を休み休みあえぎながら登ると274m栂尾山、須磨アルプスの馬の背を通り253m東山を過ぎ須磨アルプス山塊を下ると閑静な横尾住宅街団地にでる。「六甲全山縦走路」の標識に従って右左折を繰り返し、地下鉄と建設中の高速道路の橋をくぐると妙法寺に着く。ここで再び自販機の清涼飲料水を0.5リットル一気飲みするがこれが致命傷となる。
妙法寺交差点から約300メートル直進して左側に中古車店がある所の小道を右折するがここには何の標示もなく路に迷う所だ。右折して100メートル位で標識に従い左折し、更に住宅の手前の標識のない山道を右折し高取山に取り付く。高取山を登っている最中に腹痛、足が動かなくなり冷や汗が出だしバテが明白になる。休み休み登り頂上の茶店で一休みし、ここからの撤退を考えて薮蚊にくわれながらやけになって缶ビールを飲む。しかし元気を取り戻し継続を決意して茶店を出発、鷹取橋東詰交差点を通り、関西電力の「六甲全山縦走路」標識に従い住宅街を登り下りし苅藻川の鵯大橋を渡る。急斜面の住宅街を上りつめ神鉄軌道と西神戸有料道路をくぐると神鉄鵯越駅だ。標識のない曲がり角もあるが神鉄鵯越駅をめざしていけばよい。
ここでまた喉の渇きに耐えきれず缶ビールを飲む。菊水山駅横を通り菊水山登山口で腹痛が再発し一休み。階段登山道を登って新菊水CCのコースが見え始めた所で腹痛がひどくなり撤退を決意し引き返す。鵯越駅から、神鉄、阪急で帰阪。きょうは梅雨の晴れ間を利用して決行したが予想以上に蒸し暑く、全身汗びっしょりで喉の渇きが激しくつい誘惑に負けて冷水をガブ飲みしたのが悪かった。今後のよい教訓になった。
○菊水山〜市ヶ原〜摩耶山〜凌雲台〜大平山〜宝塚
菊水山から高取山を望む
菊水山頂の記念碑と中継塔
菊水下山道から新住宅団地
菊水下山道から鍋蓋山
吊橋から有馬街道
天王吊橋
鍋蓋山登山道から菊水山
鍋蓋山山頂
大竜寺のカシの大木
大竜寺山門
大竜寺から市ヶ原への渓谷
市ヶ原
摩耶山
摩耶山から六甲山牧場
記念碑台のグルーム像
神戸カントリークラブ みよし観音
凌雲台の回る十国展望台跡
凌雲台の中継所群
凌雲台のノラ猫
凌雲台のノラ猪
極楽茶屋跡
一軒茶屋
石の宝殿の入口鳥居
第1日目以降ぐずついた梅雨空が続き、やっと本日第2日目を決行した。神鉄と神戸の新開地で連絡している阪急高槻市駅6時24分発、神鉄菊水山駅7時50分着。一昨日の豪雨で山道が荒れているのを恐れたが幸い今日のコースは尾根道のため少しぬかるんでいる程度だ。菊水山登山口から急な階段を約30分登ると大きな無線中継所と巨大な記念碑のある458.8m山頂に着く。晴れていれば明石海峡大橋から神戸市街を一望におさめることができるが、残念ながら梅雨の季節のため霞んでいた。菊水山の裏側には鈴蘭台住宅地が広がっているので朝早くから山頂は賑やかだ。山頂から30分弱下ると交通量の多い有馬街道をまたぐ天王吊橋を渡る。急坂を30分ばかり登ると486.2m鍋蓋山山頂で涼しい風が心地よかった。尾根道を30分弱行くと大竜寺だ、更に工事のための付け替え山道を30分位下ると生田川上流の河原に出る。ここが市ヶ原だ、立派な公衆トイレやベンチがあり登山やハイキングの基地となっている。
ここから摩耶山へは幾つも登山道があるが六甲全山縦走路は市ヶ原から比較的勾配のきつい天狗道を通る。坂をひと登りすると右手に洒落た建物の布引ハーブ園が見え、途中の岩場からは今まで歩いてきた山々を一望に望むことができる。摩耶山頂は掬星台(キクセイダイ)と称して美しい遊園地になっておりロープウエーで訪れた人々の憩いの場になっている。天上寺の裏を通りアゴニー坂の急坂を下るとドライブウエーにでるのでこの自動車道を右方向へ行く。神戸自然の家の付近から右へ急な階段を登り、ドライブウエーを横断してさらに登ると三国池の近くを通る、掬星台から約1時間だ。ここから木々の中を通る上り下りの道を道標に従って1時間弱歩くと記念碑台だ。ここには明治末期の六甲山の開祖グルームの胸像がある。
記念碑台から神戸ゴルフクラブのなかを金網のトンネルでぬけ、みよし観音を過ぎると記念碑台から30分強で凌雲台だ。最近、回る十国展望台が取り壊されすっきりした台地になっているが近くに電波中継塔が林立している。売店の裏側にはいつもノラ猫とノラ猪がたむろしている。ここを下りドライブウエーにでると昔の峠の茶屋の極楽茶屋跡だ。このまま行くと六甲最高峰で午後4時頃になり宝塚に着く前に暗くなる恐れが出てきたので、最高峰も寄らずに縦走路からはずれてドライブウエーを進むことにする。
午後4時にドライブウエーから山道に入り、船坂峠を経て約1時間強でアンテナが林立する大平山に出る。大平山と大谷乗越との間の道から甲山(カブトヤマ)や仁川ピクニックセンター付近を鳥瞰できるのだがきょうは夕方でもあり霞んでいる。大平山から大谷乗越、岩倉山を通り1時間強で塩尾寺(エンペイジ)に着く。ここからは急な舗装道路で宝塚市街に入り洒落たS字型の宝来橋を渡ると宝塚駅はすぐだ。一日目の教訓に従って、喉が渇いても一度にふた口以上の水を飲まず頑張ったので余力を残して完歩できた。正式縦走路を少し省略した箇所もあるが総延長が公称56kmのところ、数値地図上の沿面距離では43km余りしかなく、どちらが正確な距離に近いのかが疑問だ。
★道で出会った花
旗振山遊園地のハマナス
旗振山遊園地のハマナス
横尾団地のタチアオイ・白
横尾団地のタチアオイ・ピンク
横尾団地のタチアオイ・赤
六甲ゴルフクラブ横の紫陽花
ドライブウエー沿いのウノハナ 笹原に咲くササユリ
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
1.塩屋〜高取山 2.高取山〜菊水山
3.菊水山〜学校林道分岐 4.学校林道分岐〜凌雲台
5.凌雲台〜船坂峠
6.船坂峠〜宝塚
昭文社刊山と高原地図、山と渓谷社刊「ヤマケイ関西」Vol1,2001綴じ込み付録から転載
(参考地図)
・山と高原地図 六甲・摩耶・有馬
・2万5千分の1地形図 須磨、全開、神戸首部、有馬、宝塚
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