★ひとこと 「摂津峡から政の茶屋、雨の東海自然歩道」
箕面大滝
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★行った日 2003年7月3日(木) 曇後雨
単独
★コース
摂津峡下の口6:50→萩谷総合公園サッカー場7:35→萩谷7:50→8:25竜仙の滝8:30→車作大橋8:45→9:15竜王山登り口9:20→(510.0m)竜王山山頂9:45→忍頂寺10:10→泉原西谷11:05→(580m)北摂霊園12:35→開成皇子墓13:05→13:40政の茶屋13:50→14:25箕面大滝14:30→阪急箕面駅15:10=阪急高槻市駅16:00
摂津峡入口
摂津峡白滝付近
萩谷総合公園サッカー場
車作集落
竜王山登り口
竜王山頂展望台
竜王山三角点
忍頂寺交叉点 西谷の神社
北摂霊園
開成皇子墓 政の茶屋
薄日のもれる曇り空のもと摂津峡入り口を早朝に出発する。本来、摂津峡中ほどの白滝で東海自然歩道と合流するが、崖崩れのため白滝手前の迂回路を通って東海自然歩道と合流し萩谷方向に向かう。緑でむせ返るような整備されたハイキング道で萩谷総合公園のサッカー場の近くにでる。萩谷総合公園を横切り、萩谷の村落を通ると萩谷バス停だ。
ここから峠越えの山道となり道端にホタルブクロが咲いている。途中、険しい所もあるが約30分ほどで竜仙の滝に着く。小さな滝だが増水していると結構迫力がある。滝から5分位下るとダンプ街道にでるのでここを左折する。車作大橋まで約10分、歩道のない道を行き交うジャリトラに恐怖を感じながら歩かねばならない。車作大橋付近は現在改良工事が行われており将来はもっと歩き易くなると思われる。
車作大橋から車作の村落の中を抜け右左折を繰り返して竜王山方面の標識に従って舗装道路を登って行く。車作大橋から約30分で竜王山登り口だ。急な丸木階段を登るが、以前は市街地が展望できたが今は植林帯が成長して見通しが利かない。竜王山の頂上付近はなだらかな丸い形をしており、最近頂上に古い展望台を取り壊して写真のような大きな木製やぐらの展望台ができていた。晴れていれば北摂一の眺望が楽しめると思われるが、あいにく今にも降り出しそうな天気のため遠景が霞んでいる。頂上から少し下った宝池寺の所でポツポツ降り出し、桜並木の広い参道を下り、途中で石段の参道に変わり忍頂寺の交差点にでた所で本降りの様相を呈し始めた。
忍頂時から少し東進して右側へ入り上音羽方面へ砂利道を登っていく。粗大廃棄物が谷間に捨ててある林間の道を約30分進むと自動車道にでるがその少し手前を左手前方向に曲がり山裾を下る。雨はますます強くなりただ黙々と歩くのみ。自動車道路を横切り山道に入り林を抜けると泉原の西谷に入る。ここを右折して西谷の村落を通り山裾を登り山域に入ると舗装林道に出るので左折する。舗装林道をしばらく下ると大きな道に合流するので右折し、100メートルほど上り坂を進み茨城高原CC方面へ右折する。更に5分ほど上り坂を進み標識に従って左の舗装林道へ入る。この林道の終点付近に水汲み場があり、水汲み目的の車が比較的頻繁に通るので注意が必要だ。
この林道は平坦な退屈な道だ。ダイオキシンで話題の能勢の廃棄物処理場が左下に見えてくると林道の終点が近い。林道終点から山道を谷沿いに登り、やがて谷筋と別れ急坂を登ると北摂霊園の台地に出る。きょうは霧が立ちこめ見通しが全然利かない。一旦車道に出るがすぐに山道に入り尾根伝いに約30分アップダウンを繰り返すと開成皇子の墓につく。この近くの岩場に見晴らしが良く展望のよい所があるがきょうは霧で何も見えない。ここから約30分下ると車道の上を橋で渡り東海自然歩道の終点の政の茶屋に着く。政の茶屋には付近の自然を紹介したビジターセンターがある。政の茶屋から箕面大滝駐車場までは山越えの自然観察路と車道があるが、きょうは雨が降り止まないので車道を通り約30分で箕面大滝に着く。雨のため増水しており滝はなかなか壮観だ。滝道を約40分で阪急箕面駅に到着した。
きょうは夕方から雨が降るつもりで出発したが10時過ぎから降りだした。雨の日は晴の日より涼しいがうっとうしく、傘をさしての山歩きはそこらじゅうが濡れていて休憩もままならずいまいちだ。お蔭で一人のハイカーにも会うことがなく静かな山歩きを楽しむことができた。
★道で出会った花
ネムノキ
クチナシ
アラカシ
ツユクサ
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
(2.上音羽〜北摂霊園〜阪急箕面駅) (1.摂津峡〜忍頂寺〜上音羽)
昭文社刊山と高原地図から転載
(参考地図)
・山と高原地図 京都西山
・2万5千分の1地形図 高槻、広根
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