★ひとこと 「梅雨のあいまにオオヤマレンゲを求めて八経ヶ岳へ」
オオヤマレンゲ
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★行った日 2003年7月10日(木) 曇一時雨
単独
★コース
高槻5:45=天川村=8:25行者還トンネル西口8:40→9:35奥駆道合流点9:40→弁天の森10:00→聖宝宿跡10:25→11:20弥山山頂11:30→八経ヶ岳山頂12:10→12:30弥山小屋12:45→13:15聖宝宿跡13:20→弁天の森13:45→石休場宿跡13:50→14:00奥駆道合流点14:05→14:40行者還トンネル西口14:50=上北山村=高槻18:00
行者還トンネル西口登山口
急坂直前の素朴な懸垂橋 石楠花やリョウブの根の急坂
奥駆道との合流点 石休の宿跡
弁天の森三角点
聖宝宿跡理源大師像 弥山小屋横のシラビソ?林
弥山小屋裏の枯れたトウヒ?
弥山山頂天河奥宮
弥山頂上近くの登山道 鹿に表皮を剥がれたトウヒ?
今にも降りそうな曇り空の中、車で高槻を出発し今市を経て約2時間半強で小雨降る行者還トンネル西口の駐車場に着く。雨具をつけ奥駆道合流点までの石楠花の生い茂る胸突き八丁をあえぎながら登る。ガスは相変わらずだが幸いにも雨がやんだので暑苦しい雨具を脱ぐ。(1600.1m)弁天の森まで緩い上り坂の尾根道だ。尾根道を一旦下って登り返すと聖宝宿跡で理源大師の銅像がある。好天であればこの尾根道は広葉樹林帯をゆく快適な散策路だが、きょうは雨で道がぬかるみガスに閉ざされた薄暗い道だ。聖宝宿跡から弥山小屋まで急坂になるが、2002年6月に比べてこの登山道の上半分くらいは上面を削った丸太の階段が作られよく整備されている。弥山山頂はガスを吹き飛ばすように強風が吹き荒れているが雨は降っていない。ここから八経ヶ岳へ登る途中、鹿よけケージに囲まれた待望のオオヤマレンゲの天女にもたとえられる可憐な花が見頃を迎えている。この悪天候にもかかわらず十数人の登山者がカメラを構えている。
ガスに包まれた八経ヶ岳山頂を後にし、再度オオヤマレンゲの花園を通り弥山小屋横の広場に戻る。下山途中、時々ガスがとれ、時には太陽も顔を出して特徴のある稲村ヶ岳や山上ヶ岳が見えたが、全般的には梅雨空で見通しはあまり良くない。順調にいけば弥山小屋から約2時間でトンネル西口まで帰ることができる。尾根道までは涼しかったが駐車場まで下りるとかなり暑い。下界は午後になって天気が回復したため、西名阪の針ICを経て約3時間のドライブで帰阪したときの蒸し暑さはサウナ並みだ。梅雨が明けて早く高い山を徘徊したいものだ。
★オオヤマレンゲの花変化
木の全体像
花2、3輪
1.蕾かたし
2.蕾ふくらむ
3.咲く寸前
4.開き始め
8.花びらも老化始まる
9.老化して褐色になる
10.花芯のみ残る
★道で出会ったその他の花
コバイケイソウの花の拡大
リョウブの花
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
昭文社刊山と高原地図から転載
(参考地図)
・山と高原地図 大峰山脈
・2万5千分の1地形図 弥山
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