★ひとこと 「真夏の伊吹山北尾根コース」 伊吹山北尾根稜線から国見岳
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★行った日 2003年8月19日(火) 曇時々晴
単独
★コース
高槻5:40=8:50国見岳スキー場横の林道9:05→国見峠9:40→鉈ヶ岩屋分岐9:55→無線中継所10:25→10:35(1126m)国見岳10:45→(1089m)大禿山11:20→11:50(1070.1m)御座峰11:55→12:25P983手前鞍部12:30→12:55御座峰13:00→13:30大禿山13:35→14:15国見岳14:20→鉈ヶ岩屋分岐14:40→鉈ヶ岩屋14:50→林道出合(水場)15:00→15:05国見岳スキー場横の林道15:20=さざれ石公園16:05=モリモリ村リフレッシュ館18:00=高槻
国見峠
国見岳山頂
大禿山山頂
御座峰山頂
国見岳から春日村山峡を一望 国見岳スキー場
さざれ石 オオムラサキ?交尾中 カミキリムシ?
このところ雨を降らせ続けた前線が昨日から北へ移動し、久方ぶりに夏の天気が回復したので関が原を目指して車を走らせる。しかし伊吹山は雲の中で全然見えないのでがっかりする。関が原から直接に春日村へ入る林道は通行止めの可能性もあるので、大垣から揖斐川町を経て春日町へ入り国見峠を目指したが、国見岳スキー場の横で林道は大きく崩壊しているので崩壊箇所手前に駐車する。あとで村人に聞くと今年の台風10号が原因らしい。
林道の崩壊は百メートル位で後は峠まで徒歩約30分の舗装道路が続いている。スキー場から約10分のところの鉈ヶ岩屋経由国見岳への近道分岐点に最後の水場がある。国見峠には祠があり、通行止めの標示のある林道が伊吹町方向に続いている。国見岳はこの峠から左の尾根筋を急登する。峠から約1時間で無線中継所を経て国見岳につくが、無線中継所手前で登り難い補助ザイルが張られた急登箇所がしばらく続く。帰途わかったことだが、無線中継所から立派な鉄製の階段が登山道にほぼ平行して設置されており、草木に覆われているが非常に歩き易い道だ。無線中継所の南側は草原になっており草花が咲き乱れている。国見岳頂上は小さい空間しかないが東方の視界が開け、粕川沿いの山峡に細く伸びている春日村の集落を一望におさめる事ができる。
国見岳から約1時間で尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら大禿山を経て御座峰につく。本来見晴らしの良い尾根筋だが、伊吹山は雲の中、その他の山々もかすんでよく見えない。低草木しかない日当たりの良いやせ尾根には高山植物が茂り蝶も多い。ごつごつした石灰岩の露出した道や、濡れた滑りやすい木の根の道があり歩き易い尾根道ではない。きょうは海抜千メートル弱の尾根道も蒸し暑く消耗したので、P983mの手前鞍部から引き返した。
国見岳無線中継所からは鉄製階段を下り、途中鉈ヶ岩屋の近道でスキー場近くの車まで帰りつく。まだ早かったのでさざれ石公園で「さざれ石」なるものを見るが砂利が固まったようなもので全然感激なし。モリモリ村リフレッシュ館の薬草風呂で汗を流したがここは快適だった。帰りは岩手峠を通る林道で直接関が原へでて帰阪。きょうは夏らしい晴を期待したが残念ながら山々の展望は雲隠れ、蒸し暑さのためグロッキー、低山は秋にならないといまいちだ。
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
2万5千分の1地形図から転載
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 美束
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