転法輪寺前の紅葉
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★行った日 2003年10月25日(土) 晴
かみさんと2人
★コース
高槻=伏見峠登り口駐車場11:05→伏見峠12:00→(1112.2m)湧出岳三角点12:30→12:55国見城跡13:10→伏見峠登り口駐車場14:10=高槻
伏見峠への林道入口 舗装林道(急坂です) 伏見峠(ダイトレ合流点)
湧出岳三角点 葛木神社参道の巨木 葛木神社の仁王杉
秋晴れに誘われ秋の定番、金剛山へ出発。阪神高速松原線が工事で全線ストップしているため近畿高速も渋滞していたが、千早赤阪村の伏見峠登り口の舗装道路側の駐車場に多少遅れただけで到着。快晴の土曜日で駐車場はどこも満車状態、子供連れ登山者も大勢秋の日を楽しんでいた。
ロープウエーへ続く舗装道路側の駐車場から伏見峠へは急な舗装林道を1時間ばかり登る。単調な道のうえ急坂が続くので喘ぎながら頑張る必要がある。ダイヤモンドトレールとの合流点が伏見峠で、左折すると見晴らしの良い広場があり沢山のハイカーが弁当を広げていた。ロープウエー山上駅への分岐を通ると、すぐ左側に大阪府の最高点1053mの標識がある。見晴らしもなく単なるブナ林の中の小広場だ。「山頂へ」の表示に従い進むと「三角点へ」の小さな標識があり、右折して5分位登ると湧出岳三角点1112.2mだ。ここも見通しは悪く電波中継アンテナが林立している。もとの道へ戻り坂を登ると金剛山最高点の葛木岳1125mにある葛木神社に着く。神社の裏参道登り口から紅葉したブナ林や大和葛城山を望むことができる。あとは坂道を下ると転法輪寺を経て国見城跡だ。晴だが下界は霞がかかり、国見城跡からの遠望は駄目だったが近くの山の紅葉が日の光に輝いていた。
帰途は登山者掲示板(1万回以上もあり全くオドロキだ)の前を通り、文殊岩屋を過ぎた所でロープウエーへ向かう道から右へ小道が分かれているのでこの山道を下りる。杉林の中の急坂には幾筋もの踏み跡がついているが、どの道を通っても最後は谷筋との合流点の水呑み場に収斂している。あとは谷筋に沿ってどこまでも下ると自然に伏見峠へ通じる舗装林道の水呑み場にでる。ここから10分で駐車場に着く。国見城跡から約1時間だ。この下りの道は倒木やガレ場、急坂などがあるので注意して通る必要があるが、比較的登山者が多い道だ。
麓はまだ紅葉には早過ぎるが尾根道は丁度見頃を迎えている。しかし、今年の紅葉は比良山と同じく、くすんだ黄色のまま枯葉になったり、真っ赤な紅葉があまり見られない、地味な紅葉のように感じた。帰途は近畿高速の渋滞が予想されたので、羽曳野から混雑の著しい狭山を抜けて堺に至り、あとは快調に阪神高速で帰った。