三岳(793.4m)、小金ヶ岳(725m)、西ヶ岳(727m)
★ひとこと 「晩秋の東多紀アルプス、三岳など3山縦走」
小金ヶ岳の岩稜
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★行った日 2003年11月27日(木) 曇
単独
★コース
高槻6:30=8:10大タワ駐車場8:20→9:10(727m)小金ヶ岳9:20→火打岩分岐9:35→県道出合9:50→おのぶの滝分岐9:55→(30分滝探索)→おのぶの滝分岐10:25→県道出合10:30→10:50大タワ駐車場10:55→11:40(793.4m)三岳11:50→栗柄分岐12:10→12:35(727m)西ヶ岳12:40→栗柄分岐13:00→13:25三岳13:30→13:55大タワ駐車場14:05=高槻16:05
午後に雨との予報なので早出して午後雨が降り出す前に車に帰れるように計画した。篠山の大タワ駐車場(三岳と小金ヶ岳間の鞍部にある駐車場)に一番に着き、すぐに小金ヶ岳を目指して暗い杉林のなかを登り始めた。杉林を過ぎ長いコンクリートの丸太階段を登ると見晴らしの良い岩稜にでる。稜線は起伏の激しい岩場となっており東多紀アルプスと呼ばれている。何度か岩角をつかんで岩稜をよじ登り最後に灌木帯を抜けると725m黄金ヶ岳頂上だ。360度の景観が楽しめるがきょうは雨の降りそうな空模様で見通しがきかないのが残念だ。
頂上広場から南方向へ急な坂道を何度か木の根をつかみながら下りる。コルに出ると福泉寺大タワ分岐点があり、大タワ方向へ下ると県道に出る。地形図には県道を少し下った地点から火打岩三岳登山道の途中にでられる点線があるので探したが見つからなかった。県道の該当地点に「おのぶの滝」表示があったので、ここから沢を渡り谷沿いに登り始める。古い道の痕跡はあるが自然にかえっている。15分位沢を登りつめたが道が全くなくなり、「おのぶの滝」も見当たらず、がけ崩れと倒木で歩き難くなってきたので県道まで引き返す。単調な県道を大タワ駐車場まで戻る。駐車場の車が4台に増えており、三岳から10人位の団体さんがにぎやかに下りて来た。
小休止後、三岳登山口を後にする。稜線をしばらく進み急な長いコンクリート丸太の階段でひと汗かくと一休みするのに適したコルに着く。ひと登りすると最後の稜線に出て役行者を祀る石室があり、その先約30メートルで793.4m三岳山頂だ。三角点からは、南方の視界が開け篠山市街から北摂の山々が望める。西へ稜線を下り、栗柄への分岐を分け、アップダウンを何度か繰り返すと727m西ヶ岳だ。山頂付近の樹木は伐採されて、南方向の視界は良好だがきょうの天候では駄目だった。霧雨を伴った風も出だしたので急遽、来た道を大タワまで戻る。
篠山市街付近にはまだ紅葉が残っているが、山に入ると木々は冬の装いで寒々とした景色だった。ここは見晴らしがよいので、天気さえ良ければ青空にそびえる岩稜で景観を楽しむことが出来る。