笹間ヶ岳(433.6m)、矢筈ヶ岳(562m)、太神山(599.7m)、堂山(384m)

 

★ひとこと   「冬の湖南アルプス田上山系4山周遊」

笹間ヶ岳から堂山

                                       *)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。

★行った日   2004年1月3日(土)  晴一時曇   単独
 
★コース

高槻7:45=8:50田上公園9:05→新茂智神社9:30→図越池9:45→林道交差10:20→10:40(433.6m)笹間ヶ岳10:45→大谷河原11:20→岩井谷11:35→出合峠12:15→12:25(562m)矢筈ヶ岳12:30→出合峠12:40→東海自然歩道合流13:10→(599.7m)太神山13:35→泣き不動14:00→林道出合14:20→14:30迎不動14:35→鎧ダム堂山分岐15:00→15:35(384m)堂山15:40→天神川堰堤16:10→16:30田上公園16:30=高槻18:00

○上関〜笹間ヶ岳〜矢筈ヶ岳〜太神山

    新茂智神社拝殿         笹間ヶ岳登山道の巨石   笹間ヶ岳登山道から大石方面
   
          
 
 
 
 


   笹間ヶ岳白山神社鳥居      笹間ヶ岳白山神社      笹間ヶ岳山頂から北西方向
   
          
 
 

 



  笹間ヶ岳山頂から北方       笹間ヶ岳三角点        笹間ヶ岳下山中の池1   

          
 
 
           
 
 


   笹間ヶ岳下山中の池2     笹間ヶ岳下山中の池3         矢筈ヶ岳山頂
   
          
 
 
 
    

 
  矢筈ヶ岳山頂から南西方向  太神山への東海自然歩道      不動寺の二尊門
   
          
 
 

 



    二尊門の仏像        不動寺参道のお地蔵さん      不動寺参道の樹林

          
 
 
           
 
 


      不動寺             不動寺胎内くぐり          太神山三角点
   
          
 
 
 
    


 正月でなまった身体を元に戻すため、本年の歩き初めは湖南アルプス田上山系4山巡りを行うこととした。正月3日朝の道路はがらすきだ。昨年12月24日に開通した大山崎ICから名神に入ろうとしたが間違って京滋バイパスに入ってしまい石山ICで出たが、名神の瀬田西ICまでの料金より100円高いのは何故だろうか。笹間ヶ岳登り口のバス停「上関」付近にも、近くの天神川沿いの林道にも駐車スペースがないので、新茂智神社の場所を確認後田上小学校近くの田上公園に数台分の駐車場があったので車をとめる。なお、帰途わかったことだが、迎不動の少し上流側の林道ゲート付近に10台位の駐車スペースがあるので太神山往復の場合は利用するとよい。
 田上公園から約2km離れた「上関」バス停近くの新茂智神社まで舗装道路を行く。鳥居をくぐり池の傍を過ぎるとほどなく新茂智神社の拝殿がある。林道に入るがここも東海自然歩道らしく標柱が立っている。東海自然歩道のメインルートは天神川に沿っているが笹間ヶ岳の道はサブルートらしい。川を堰き止めた図越池で林道と別れ左の山道に入る。すぐに東海自然歩道の標柱がある。田上山系一帯は風化した花崗岩から成り、所々に点在する風化した巨岩をぬいながら高度を稼いでいく。西方の大石、北方の枝方面が見渡せるようになると山頂が近くなる。林道と交差して急登すると白山神社の祠があり、すぐ上の巨岩へ梯子で登ると絶景が待っている。八畳岩だ。岩のすぐ下に433.6m笹間ヶ岳三角点がある。
 下りも東海自然歩道の標識通りに進むので枝道は多いが迷う事はない。道は尾根道から透きとおった池の点在する沢筋となり、ほどなくキャンプサイトの様な広い大谷河原に着く。枝方向の表示に従い峠を越えると岩井谷に出て、ここで東海自然歩道と別れ矢筈ヶ岳の表示に従い右方向へ山道を登る。よく踏まれた道をテープを拾いながら進む。途中、自然にかえった幾つもの石垣があったが昔の山岳宗教の名残か?出合峠から約10分急坂を登ると562m矢筈ヶ岳だ。南西方向のみ少し木が切られているが展望はあまり良くない。
 出合峠まで戻り、不動寺の表示に従って殆ど展望のない道をアップダウンを繰り返しながら進む。本願谷を越え登り返すと、メインの東海自然歩道の泣き不動の少し不動寺よりの所に合流する。ここから広い整備された道を登ると二体の石像の立つ二尊門に着く。しばらく杉林を登ると不動寺の境内に入る。奥のほうに進むと大きな杉の大木があり、その横から急な石段を登ると清水の舞台のような建物があり中から大勢の念仏が響いている。すぐ横には胎内くぐりの大岩があり向い側の高みには599.7m太神山三角点がある。ここも展望は全くきかない。

 ○太神山〜堂山〜枝

     不動寺            不動寺参道から矢筈ヶ岳       泣き不動
   
          
 
 
 
 
 


      泣き不動                 迎不動              迎下動堰堤
   
          
 
 

 



    鎧ダムへの渓谷          鎧ダムへの渓谷         鎧ダムの砂原

   
          
 
 
           
 
 


       堂山             堂山から笹間ヶ岳    堂山から太神山(左)矢筈ヶ岳(右)

   
          
 
 
           
 
 


   堂山から大津、比叡山         堂山山頂         天神川堰堤までの渓谷

 
          
 
 
 
    



 時間が遅くなったので大急ぎで下山し、泣き不動を経て迎不動に約1時間で着く。ここからきょうのハイライトの展望の良い堂山へ寄るべく、鎧ダム方面へ奇岩の美しい谷筋を登る。鎧ダムは砂で埋め尽くされており広い砂原だ。阿弥陀河原と言うらしい。左の沢沿いに進み尾根に出ると、風化した花崗岩の尾根が堂山まで続いているのが展望できる。砂岩の急下降や急登を繰り返しながら高度をあげると360度展望の384m堂山山頂だ。この辺りの地勢から湖南アルプスの名前が付いたものと思われる。きょう登ってきた笹間ヶ岳、矢筈ヶ岳、太神山がそろって見え、琵琶湖も湖面を光らせている。
 急坂の尾根道を下ると天神川支流の砂防ダムだ。ここから沢沿いに天神川堰堤まで下る。飛び石伝いに天神川を渡り、林道を出発点の田上公園まで戻る。帰途は正月休みの帰省ラッシュに遭遇し名神、171号線とも渋滞し往路の1時間に対し1時間半かかって帰着した。

★ルート断面図


 
 
 
 
 



★地  図
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
(参考地図)
・2万5千分の1地形図  朝宮、瀬田

Homeへ