高見山(1248.3m)

 

★ひとこと   「霧氷を求めて高見山」

166号線から高見山

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★行った日   2004年2月4日(水)  曇一時晴時々雪   単独
 
★コース

高槻6:45=針IC=8:40高見山登山口9:05→小峠9:55→平野分岐10:14→国見岩10:36→笛吹岩11:02→11:25(1248.3m)高見山12:00→大峠12:36→12:57小峠13:05→13:45高見山登山口13:50=針IC=高槻15:48

 昨日後半から冬型気圧配置になってきたので、かねて予定していた高見山の霧氷を見に出かけた。早朝の針で0℃、高見山登山口附近の166号線にも雪がなくスムースに登山口に着くことが出来たが、反面、霧氷が見られるかどうか心配だった。ただ救いは国道から山頂を見上げると頂上付近が白く霞み雲の中に入っているので希望が出てきた。
 166号線を松阪に向けて高見川に沿って走っているとマッターホルン型の高見山が望める。
清潔な公衆トイレもある登山口バス停から少し戻ったところにお地蔵さんがあり、そこが登山口だ。駐車場がないので道端に車を置いて出発する。

  (マッターホルン型の高見山)       (登山道入口)
バス停のところから登るのは初めてのため登り口がわからず、寺の中や民家に入り込んだりしてうろうろした。正解はバス停から少し戻り旧道に入ると登山口の表示がある。
 
 
        
 
    (伊勢南街道の表示)       (枯れた撞木松)
この小峠までの登山道はかつて伊勢南街道と呼ばれ、昔の街道だったらしく石畳が今でも残る杉木立の中の立派な道だ。撞木松、古市などの表示があり昔の繁盛がしのばれる。
      
 
 

    (杉林の登山道)       (途中の天狗岩の表示)        (石畳の道)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

       (小峠)              (平野分岐)
登山口から約1時間で小峠だ。ここで旧伊勢南街道とも別れ、左側の階段から急登する。約20分位急坂を登ると尾根に出て下平野バス停から登る平野道と合流する。この辺りから凍った残雪が増えてくるのでアイゼンを付ける。
 
 
      (国見岩)           (凍った尾根道)           (笛吹岩)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   (霧氷成長中の尾根)       (霧氷成長の烈風)
国見岩を過ぎ頂上間近の展望台のような笛吹岩まで来ると、小雪まじりの灰色の風が吹きつけてきて見る間に手袋やリュックに霧氷が成長していくのが良く分かる。フードをかぶってもまつ毛が凍りつくようで気持ちが悪い。
 

    (成長中の霧氷)         (成長中の霧氷)         (成長中の霧氷)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

     (晴れ間の霧氷)       (晴れ間の尾根道)         (晴れ間の霧氷)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              
  (山頂から明神岳方向)       (山頂の祠)
高見山山頂は強風が荒れ狂っていたが、待っていると時折青空がのぞき素晴らしい眺望に恵まれた。
 
 
 
 
 
 
(大峠への下山道から三峰山)(大峠への下山道から大普賢岳)       (大峠)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 山頂から小峠方面へ続く山頂付近の尾根は、北よりの風がまともに吹きつけ霧氷が発達する。きょうは残念ながら北から東にかけての曽爾高原の山々は霞に隠れて見えなかった。山頂から大峠へ下る南側斜面は風が当たらず霧氷はあまりないが、迷岳からはじまる台高北部の山々、大普賢岳を中心とした大峰の山々、三峰山などの展望を楽しみながら下山することができる。大峠から小峠まで旧国道を下ったが、アイゼンをはずしてしまったためパンパンに凍った道で何度か転んでしまった。約30分下ると右へ林道が分かれているので、これを入る。すぐに往路に通った小峠に着く。
 きょうは朝方はそんなに気温が下がらなかったが、山頂では季節風が非常に強くて寒く素敵な霧氷を楽しむことが出来た。また、時折晴れ間がのぞき、山頂では360度の景観が楽しめた。

★ルート断面図


 
 
 
 
 


★地  図
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  高見山

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