(霧氷成長中の尾根) (霧氷成長の烈風)
国見岩を過ぎ頂上間近の展望台のような笛吹岩まで来ると、小雪まじりの灰色の風が吹きつけてきて見る間に手袋やリュックに霧氷が成長していくのが良く分かる。フードをかぶってもまつ毛が凍りつくようで気持ちが悪い。
(山頂から明神岳方向) (山頂の祠)
高見山山頂は強風が荒れ狂っていたが、待っていると時折青空がのぞき素晴らしい眺望に恵まれた。
(大峠への下山道から三峰山)(大峠への下山道から大普賢岳) (大峠)
山頂から小峠方面へ続く山頂付近の尾根は、北よりの風がまともに吹きつけ霧氷が発達する。きょうは残念ながら北から東にかけての曽爾高原の山々は霞に隠れて見えなかった。山頂から大峠へ下る南側斜面は風が当たらず霧氷はあまりないが、迷岳からはじまる台高北部の山々、大普賢岳を中心とした大峰の山々、三峰山などの展望を楽しみながら下山することができる。大峠から小峠まで旧国道を下ったが、アイゼンをはずしてしまったためパンパンに凍った道で何度か転んでしまった。約30分下ると右へ林道が分かれているので、これを入る。すぐに往路に通った小峠に着く。
きょうは朝方はそんなに気温が下がらなかったが、山頂では季節風が非常に強くて寒く素敵な霧氷を楽しむことが出来た。また、時折晴れ間がのぞき、山頂では360度の景観が楽しめた。