御池岳(1247m)藤原岳(1120m)

 

★ひとこと   「カタクリとフクジュソウを求めて御池岳から藤原岳縦走」

藤原岳天狗岩付近のフクジュソウ

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★行った日   2004年4月17日(土)  晴   単独
 
★コース

高槻5:04(名神)=八日市IC=6:47鞍掛トンネル東口6:54→(717m)鞍掛峠7:17→8:22(1182m)鈴北岳8:27→真の谷分岐8:46→9:04(1247m)御池岳9:09→丸山→ボタンブチ付近→丸山→真の谷出合9:49→コグルミ谷分岐10:06→10:37(1053m)冷川岳10:42→白船峠10:45→北側高圧鉄塔11:00→南側高圧鉄塔11:05→(1171m)天狗岩11:40→藤原山荘12:02→12:18(1120m)藤原岳12:23→藤原山荘12:38→13:21南側高圧鉄塔13:26→13:38白船峠13:41→コグルミ谷分岐14:15→R306出合14:54→15:16鞍掛トンネル東口15:20(湖岸道路)=瀬田西IC(名神)=高槻18:35

早朝に自宅を出発、名神で八日市IC、R307で多賀、R306で鞍掛トンネル東口の駐車場に着く。快晴だが霞みがかかり遠望がいまいちだ。

   (鞍掛峠下から東方)           (鞍掛峠)
駐車場そばの三国岳御池岳登山口の標識に従って登山道に入り、背の低い桧林の中をジグザグに急登する。やがて視界が開けるが、鞍掛峠まで急坂が続く。峠は御池岳、三国岳、トンネル西口方面の4叉路になっている。


(峠から鈴北岳へ向かう尾根道) (コバイケイソウの新芽)      (カタクリの不完全な花)

 
 
 
 
 
 




    (鈴北岳に続く稜線)       (鞍掛峠の続く稜線)

峠から鈴北岳に向かう稜線は、はじめ灌木の林が続き、コバイケイソウの新芽やカタクリの葉が出始めたところで花はこれからだ。灌木林から笹原に変わると、傾斜が急になり展望が開ける。山ひだにはまだ雪が残っているが登山道は夏道だ。
 
     (鈴北岳山頂)       (山頂周辺のカルスト台地)
峠から約1時間で360度見渡せる鈴北岳だ。ここ御池岳や藤原岳はカルスト台地で、石灰岩の特徴的な岩が露出し所々大穴のあるなだらかな斜面の笹原だ。今は葉のない広葉樹林帯をひと登りすると展望のない御池岳山頂だ。
 

   (頂上直下のU字谷)        (御池岳)                 (奥の平)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(真の谷出合までの急な沢下り)    (真の谷出合)     
山頂から丸山を越えて間違ってなだらかな笹原を直進したが、奥の平から断崖のボタンプチへでる。丸山まで引き返して残雪の残る急な沢筋を下ると真の谷出合だ。ここから稜線まで登り、続いて尾根を下るとコグルミ谷出合で沢山の人が休憩している。

  (コグルミ谷分岐)             (白船峠)
この辺りはカタクリの群落があるがまだ早すぎて葉っぱのみだ。ここから藤原岳までの稜線散歩で、イワカガミも潅木の下で可憐な花を咲かせている。峠から約40分位で白船峠だが、フクジュソウは白船峠から藤原岳よりしかないのが不思議だ。

 
   (イワカガミ)         (高圧鉄塔から大池岳の稜線) (南側高圧鉄塔側の三角点)
 
 
 
 
 
 

 


(一輪だけ咲いていたカタクリ)     (フクジュソウ)              
 
 
 
 
 
 




   (天狗岩から藤原岳)          (天狗岩)     
途中の天狗岩からの展望は素晴らしい。藤原岳までの石灰岩質の稜線にはここかしこにフクジュソウが咲いている。
きょうは藤原山荘前も山頂も大賑わいだ。

 

 


     (藤原岳山頂)     (山頂から御池岳:左、天狗岩:右)   (山荘から藤原岳)

 
 
 
 
 
 




     (アマナ)              (フクジュソウ)         (ネコノメソウ)
 
 
 
 
 
 


 

       (スミレ)             (エンレイソウ)          (ミヤマカタバミ)
 
 
 
 
 
 


 

     (ミノコバイモ)           (ニリンソウ)         (コグルミ谷登山口)
 
 
 
 
 
 




藤原岳から白船峠の間で中日新聞主催のイベントが開かれているらしく多くの人がフクジュソウの鑑賞に訪れていました。帰途、花を観賞していた人に教えてもらったたった一厘のカタクリを白船峠で見ることができた。コグルミ谷の登山道は非常に荒れており特に下りは注意する必要がある。御池岳からの下山は鈴北岳から鞍掛峠を経るのが安全です。
 帰りは、比良山系の景色を期待して琵琶湖湖岸道路を通ったが、山は霞んで見えずまた休日の渋滞にあって瀬田西ICに着くのに非常に時間がかかり、予想より遅く帰阪しました。きょうは期待のカタクリは時期尚早であったが満開のフクジュソウを見ることができ、快適な山歩きができました。

★ルート断面図


 
 
 



★地  図

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




(参考地図)
・2万5千分の1地形図  篠立、竜ヶ岳

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