★ひとこと 「柏原から霊仙岳を経て展望とお花畑の西南尾根へ」
霊仙岳西南尾根から南方(正面は御池岳)
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★行った日 2004年4月25日(日) 晴
単独
★コース
JR高槻駅6:42=JR柏原駅8:30→林道橋9:06→林道終点9:22→9:39一合目9:44→二合目10:01→三合目10:15→四合目10:23→五合目10:37→六合目10:49→七合目10:58→継子穴11:05→八合目11:17→避難小屋11:39→経塚山11:48→12:10(1094m)霊仙岳最高峰12:29→13:27近江展望台13:32→笹峠14:02→廃村14:25→林道出合14:35→汗ふき峠15:07→林道終点15:20→養鱒場16:07→上丹生16:20→16:51JR醒ヶ井駅17:05=JR高槻駅18:29
柏原から登るルートはカタクリの群落があり、下りルートの西南尾根は見晴らしが大変よくお花畑も発達している、と案内本に書かれていたので勇躍出発した。このルートは元の所へ戻るのが難しいのと日曜日の車渋滞をおそれてJRを利用した。
(霊仙岳登山口) (林道橋)
JR柏原駅を背にして南へ、国道と名神を過ぎると霊仙岳登山口の標識がある。駅から約30分登ると橋があり2,3台の駐車スペースがある。ここから勾配が急になり林道もすぐになくなり山道になる。
(1合目までの沢道) (2本杉の1合目)
沢沿いに急な道を進むと、やがて尾根に出る。大きな杉が2本ある、1合目だ。ここから勾配もゆるくなりアップダウンを繰り返しながら高度を稼いでいく。この辺りからカタクリの群落が目につくが大半は花期が終わっているようだ。
(2合目の快適な尾根道) (開いてないカタクリの花) (4合目から見る伊吹山)
七合目に梓河内道分岐があり、7、8合目の間に継子穴がある。底無し穴のようだが石灰岩にできた深さ30メートル位の垂直の穴だ。8合目を過ぎると4丁横崖で上丹生からの谷道と合流する。ここから笹原となり新しい避難小屋を経て第1ピークの経塚山だ。
(いつも通る道の説明図) (避難小屋から経塚山) (経塚山から避難小屋)
(経塚山) (経塚山から見た琵琶湖)
経塚山から汗ふき峠へお虎が池を経て下りる道が分岐している。笹原をもうひと登りすると霊仙岳最高点だ。右に少し行くと三角点のある山頂だが今回は省略した。山頂は360度視界が開け、南には1週間前に訪れた御池岳がそびえている。
(霊仙岳頂上) (山頂から伊吹山方面)
北には伊吹山だが、その右の肩辺りに真っ白な白山が見えている。空気が澄んでいれば乗鞍や御嶽山も見えるが今日は駄目だった。見晴らしが良い西南尾根で下山したが、見た目は平坦だがゴツゴツした石灰岩とブッシュのため非常に歩き難くく時間がかかる。
(山頂から見た西南尾根) (西南尾根から山頂)
フクジュソウの新芽は多くあったが、花は一輪もなかった。藤原岳は2週間前から咲いているのに不思議だ。景観は素晴らしく南には鈴鹿山脈、西には琵琶湖が眼下に広がっている。
(西南尾根突端の近江展望台)(近江展望台からの急な下り道) (南に連なる山脈)
(スミレ) (セイヨウタンポポ) (良く飛んでいるチョウチョウ)
(イチリンソウ)
(汗ふき峠) (醒ヶ井からの林道終点)
急坂を下ると笹原となり、注意深くテープをたどって行くと笹峠にでる。ここからしっかりした道がついおり、廃村を経て林道に出る。ここから川の上流側へ進み、落合集落から再度、山道に入り最後に急坂を登ると汗ふき峠だ。
峠から急坂を下ると茶屋があり、廃屋の側を通り林道にでる。途中、醒ヶ井からのいい時刻のバス便がなかったので歩いたが、林道出合から醒ヶ井駅まで急いでも1時間半かかった。
今日はいつもと異なるルートで歩いたが、快晴に恵まれたせいで西南尾根は本当に素晴らしく、歩きにくいのを我慢すれば関西で有数の尾根歩きを楽しむことができる。
★ルート断面図
★地 図
(2)霊仙岳最高峰〜JR醒ヶ井駅 (1)JR柏原駅〜霊仙岳最高峰