蓬莱山(1174.3m)、霊仙山(750.8m)

 

★ひとこと   「新緑の明王谷から白滝山、蓬莱山を経て霊仙山から栗原へ」

夫婦滝

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★行った日   2004年5月27日(木) 晴時々曇   単独
 
★コース

JR高槻6:33=出町柳7:45=坊村8:50→林道三ノ滝分岐9:20→(三ノ滝往復)→9:37林道三ノ滝分岐9:42→伊藤新道出合9:47→ワサビ大滝10:20→11:09(1022m)白滝山11:14→オトワ池11:22→(長池往復)→オトワ池11:45→明王橋休憩所12:02→(夫婦滝往復)→12:12明王橋休憩所12:17→乙女橋12:37→笹平13:07→13:23(1174.3m)蓬莱山13:36→小女郎池分岐13:55→(小女郎池往復)→小女郎池分岐14:05→ホッケ山14:22→14:45(996m)権現山14:50→ズコノバン15:10→15:30(750.8m)霊仙山15:35→NTT中継所15:57→霊仙登山口16:05→妙道会分岐16:28→17:20JR和邇駅17:43=JR高槻18:31

 日の出が5時前なので家を出るときには太陽は高くなっていたが、晴とはいえ見通しの悪い空模様だ。JRはいつもの人身事故で京都着が少し遅れたが、京都駅から京阪七条駅まで歩き7時半過ぎに出町柳に着いた。平日とあって朽木村行き京都バスは数人の登山客を乗せて出発、新緑の山間をぬって約1時間で坊村到着、すぐに緑したたる明王谷林道を歩き始めた。 

 
  (登山口正面地主神社)       (明王谷林道入口)
明王谷林道は、前に来たときは終点の牛コバまで車が入れたが今はゲートがあって入れない。林道は新しく舗装され、安曇川をはさんで向い側の八丁平に続く鎌倉山が見えている。舗装が切れて砂利道を進むと、出発して約30分で三ノ滝へ下りる道が左側に現れる。

  (八丁平へ続く鎌倉山)        (三ノ滝分岐)           (三ノ滝滝壺)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       (三ノ滝)            (伊藤新道出合)
急坂を下ると祠があり、豪快な三ノ滝が木の間から見える。さらに水面まで下りられるが滝壺までは行けない。約20分位で往復できる。滝分岐から5分で伊藤新道出合だ。ここから林道と別れてワサビ谷の急坂を登る。
 

       (白滝山)            (オトワ池)
ワサビ大滝を巻くと森林帯に入り、ジグザグに急坂を登って2番目のピークが白滝山だ。展望は全くない。ここから約5分緩い斜面を下るとオトワ池だ。標高が千メートル近いので堆積物が腐らず黒い色をしているが湖面に緑が反射して神秘的だ。
 
      (オトワ池)               (長池)
オトワ池から幾つかの湿地帯を通り約10分で長池だ。池というよりも陸地化した湿地帯の感じだ。再びオトワ池まで戻り、ニシヤ谷を下ると夫婦滝の下り口でもある明王橋の祠に着く。急坂を下ると夫婦滝展望台にでる。ここから下は通行止になっている。

     (夫婦滝)              (明王橋)          (明王橋上流の沢筋)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   (ピンクのクリンソウ)          (ミズバショウ)
明王橋から乙女橋までのなだらかな開けた沢筋は、遊歩道も整備され絶好の散策路だ。乙女橋からしばらくさかのぼると左に湿地帯があり、色とりどりのクリンソウが咲き乱れ、名残りのミズバショウも咲いていた。ここを過ぎると間もなく琵琶湖バレーキャンプ場だ。

    (ミズバショウ)         (赤と白のクリンソウ)        (湿地帯お花畑)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  (笹平、遠望は武奈ヶ岳)         (打見山)
ここから単調なスキーコースをあえぎつつ登ると笹平だ。きょうはイベントがあるらしく大勢の生徒が群れていた。さらに、左に長大な滑り台を見つつスキーコースを登ると蓬莱山山頂だ。360度の展望があるが、きょうは見通しが悪く琵琶湖も見えない。

   (蓬莱山頂上方位盤)       (蓬莱山三角点)      (蓬莱山から権現山に続く稜線)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (小女郎峠)            (小女郎ヶ池)
蓬莱山から約20分南へ稜線を下ると小女郎峠だ。小女郎ヶ池はここから約10分で往復できる。この季節、草花はないが水面に映える緑が美しく、水辺には鳥や小動物の足跡が無数に残されていた。権現山までの笹原の稜線歩きは展望も開けた快適な散歩道だ。

      (ウツギ)            (タニウツギ)             (ヤブテマリ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   (稜線から蓬莱山)      (東に琵琶湖を望む笹原稜線)
稜線の草花は花期が終わっていたが木々はまだ花を咲かせていた。権現山から下に見える霊仙山めざして急坂を下る。ズコノバンにて、真っ直ぐ下山する時は直進するが霊仙山に寄るので手書きの道標に従って左へ行く。

    (権現山山頂)          (権現山から霊仙山)        (ズコノバン)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (ズコノバン近くの力強い松)      (霊仙山山頂)           (NTT中継所)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
   (咲き始めたアザミ)     (河床に一面に咲いている?)
分岐点のズコノバン近くの生命力あふれた松のそばを通り、ひと登りすると霊仙山山頂だ。見通しは全然ない。山頂から急坂を約30分下るとNTT中継所前にでる。表示は何もない。ここから舗装林道を延々と下り約1時間で栗原集落だ。バスはたまにしか来ないのでJR和邇駅まで約30分かかって歩いた。

★ルート断面図

 

 

 

 


★地  図
   (1)坊村〜小女郎峠           (2)小女郎峠〜JR和邇駅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


昭文社刊山と高原地図から転載

(参考地図)
・昭文社刊山と高原地図 比良山系
・2万5千分の1地形図  花背、比良山、堅田

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