★ひとこと 「紅葉の雲取山三の谷経由芹生、貴船から鞍馬へ」
雲取山三の谷の紅葉
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★行った日 2004年11月05日(金) 晴
単独
★コース
JR高槻6:56(JR、地下鉄)=7:40北大路8:03(京都バス)=花背高原9:07→林道終点9:24→寺山峠9:44→一の谷出合9:52→京産大山小屋9:59→10:16雲取峠10:22→10:35(911.1m)雲取山10:39→三ノ谷林道出合10:58→芹生への林道出合(ゲート)11:29→芹生11:50→12:09(680m)芹生峠12:20→奥貴船橋12:55→貴船13:15→魔王殿13:36→不動堂13:42→鞍馬寺本殿14:02→14:22叡電鞍馬駅14:40(叡電、京阪)=河原町(阪急)=阪急高槻15:55
好天にさそわれ、紅葉を求めて久しぶりに京都北山へでかけた。電車で行くと車と違って同じ場所に戻る必要がなくのんきに気ままに歩けるのが利点だ、その上、車内や街角でわが町とは異なった風景を楽しむことができるのが最高だ。北大路でのバス待ちでは北大路橋から秋の加茂川の景観を楽しんだ。広河原行きの京都バスは鞍馬を過ぎると自由乗降区間となり懐かしいチャイムを響かせながら山間部を走っている。
花背高原バス停からすぐ左の林道を入る。地道の林道で昔のスキー場跡に沿って登ると、やがて杉林の中を沢沿いに登る登山道となる。沢に沿った登山道は所々分かりにくい所もあるが要所に小さな標識があるので迷うことはない。やがて寺山峠に着くが木にかこまれた見通しのない峠だ。ここから10分も下ると一の谷にでるので右の上流方向へたどる。間もなく京産大山小屋の傍を通る。あとは沢沿いの道を進み、最後に急登すると大きく開けた雲取峠だ。遠景は望めないが周囲はススキに覆われ、周りは今まで見たこともないようなリョウブの森林だ。峠からは尾根歩きとなり、針葉樹林帯を過ぎ潅木林のアップダウンを繰り返すと雲取山山頂だ。山頂は見通しが悪く灌木に囲まれているので、大休止は雲取峠がよい。
(北大路橋から加茂川)
(花背スキー場跡付近の林道) (寺山峠への登山道)
(雲取峠のリョウブ林) (雲取山へ続く稜線の杉林) (雲取山へ続く稜線の灌木)
(雲取山) (三ノ谷への急坂) (三ノ谷の紅葉林)
山頂から三ノ谷を下った。フィックスロープのある急坂の連続だが広葉樹林の紅葉が綺麗な谷だ。やがて林道にT字型に突き当たる。三ノ谷林道出合と推定し、右へ進んだが並行する谷の流れは上流方向だ。この林道はやがて峠を越えて下りになり30分も進むと林道ゲートがあり、芹生方向へ通じている林道に出合う。三ノ谷林道出合で左の下流方向へ行くのが正解かもしれない。あとは林道をどこまでも下ると芹生に着く。芹生からは左へ20分も進むと海抜680mの芹生峠だ。ここからは魚谷山へ通じる小道が分かれている。峠から30分あまり下ると滝谷峠への分岐点の奥貴船橋だ。この辺りまで下ってくると少ししか色づいていない。京都の奥座敷の貴船もあと1、2週間経つと紅葉真っ盛りになると思われる。
(三ノ谷急坂1)
(三ノ谷急坂2) (三ノ谷林道から雲取山?)
(芹生峠への登り) (芹生峠) (芹生峠からの下り)
貴船から鞍馬寺西門を入り、奥の院まであえぎつつ長い階段を登る。途中、台風23号のため沿道の大木が何本か倒れていた。鞍馬寺本殿では多くの観光客がお参りしていたが登山姿の僕は少し場違いの感じだった。きょうの山行経路では雲取山の外観を見ることができず、また周囲の山々も見渡せずブラインドの山行だった。
鞍馬からの叡電では初めて外向きに座れる車両にめぐり合い、沿線の景色を堪能できた。出町柳から京阪で四条にでて河原町から阪急で帰阪した。きょうは紅葉には少し早すぎたが、終日晴天に恵まれ暑くも寒くもなく静かな北山歩きを楽しむことができた。
(貴船茶店の飾り)
(貴船神社) (鞍馬寺奥の院への登り道)
(鞍馬寺本堂) (本堂前から比叡山) (本堂下の紅葉)
(参道の山茶花1) (参道の山茶花2) (鞍馬寺山門)
★ルート断面図
★地 図
(1)花背高原バス停〜芹生峠 (2)芹生峠〜叡電鞍馬駅
(参考地図)
・山と高原地図 京都北山1
・2万5千分の1地形図 花背、大原