★ひとこと 「台高の支尾根にあり急峻な岩稜尾根をいく白鬚岳」
小白鬚岳から白鬚岳を望む
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★行った日 2004年11月09日(火) 晴
単独
★コース
高槻5:30(近畿高速、西名阪)=針IC(R369、370、169)=8:53神之谷林道在所歩道分岐9:00→第1ピーク9:34→第2ピーク9:42→第3ピーク9:52→第4(P866)ピーク10:14→第5ピーク10:22→第6(P1046)ピーク10:44→東谷コース分岐10:54→11:24(1282m)小白鬚岳11:29→P1242ピーク11:50→12:29(1378.2m)白鬚岳12:40→小白鬚岳13:21→東谷コース分岐13:40→地道林道終点14:23→神之谷林道出合14:30→14:47神之谷林道在所歩道分岐14:54(R169)=桜井=天理IC(西名阪、近畿高速)=高槻18:00
ぽかぽか陽気に誘われ、東南の空に木星、月齢26の細い受け月、金星などが輝くなかを出発した。きょうから西名阪で工事が始まったため大渋滞、お蔭で予定より1時間遅れで上多古に着いた。吉野川を渡り神之谷林道を約1キロ進むと左側に歩道階段がある。右側には手書きの登山道案内がついたカーブミラーがあり2台分位のスペースがあったので駐車する。あとでわかった事だが神之谷(こうのたに)の在所に駐車スペースがあるようだ。
林道から10分位階段を登ると神之谷集落があり、山に向かって集落を横切り墓地を過ぎると道の右手に配水施設のような小屋がある。この裏から登山道が続いているが何の標示も印もないので少し不安だ。しばらく登るとテープが要所に付けられている。神之谷コースは東谷コース出合まで6っつのピークがあり、東谷コースのように登り一辺倒ではなく適宜踊り場的な平坦路があるので楽だ。しかも、東谷コースは急坂の連続でブラインドの針葉樹林帯が殆どであるが、神之谷コースは適当に灌木が混ざり時々見晴らしも開け、最後に一ヶ所だけ木の根や岩角を掴む急登があるが概して楽な登りだ。東谷コースと出合ってから約30分で見晴らしの良い子白鬚岳だ。山頂から東北の見通しが開け、北から薊岳、台高の山々、白鬚岳が連なっている。
(神之谷林道から在所への歩道)
(神之谷集落) (神之谷コースの植林帯登り口)
(神之谷コースの尾根道) (尾根道から小白鬚岳) (尾根道の混交林)
(左斜面の広葉林の紅葉) (東谷コース出合手前の急坂) (東谷コース出合)
(広葉林の尾根道) (小白鬚岳への急坂) (小白鬚岳山頂)
小白鬚岳から岩稜尾根のアップダウンが続くが、所々で南の大台ケ原から大峰山脈にかけての展望が開けている。尾根筋から見える白鬚岳は三角錐型の山容を見せている。白鬚岳山頂からの展望はまさに一級品だ。
東谷コース出合まで同じ道で下山し、ここから杉植林帯の急坂の東谷コースを下った。途中の小さな滝の少し上に水場があり、ここから谷沿いの灌木の混じった林に入る。谷筋を数回渡渉しながら下ると地道の林道にでるが、道は荒れ果てており四駆でも無理だ。しばらく下ると神之谷林道にでるが、この辺りに駐車スペースがある。この神之谷林道をたどり駐車場所へ戻った。白鬚岳は登り甲斐のあるなかなかハードな山だった。
小白鬚岳山頂から(北〜東)
(薊岳) (台高の山々)
(池小屋山) (白鬚岳)
(白鬚岳への尾根道1) (白鬚岳への尾根道2) (尾根から白鬚岳)
(白鬚岳への尾根道3) (白鬚岳への尾根道4) (尾根から小白鬚岳)
(白鬚岳山頂) (白鬚岳から稲村、山上ヶ岳) (白鬚岳から日出ヶ岳)
(植林帯の東谷コース) (東谷コースの小滝) (神之谷林道出合)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・山と高原地図 大台ヶ原
・2万5千分の1地形図 大和柏木