★ひとこと 「馬の背岩稜の山頂から日ノ岬が見える矢筈岳」
小釜本橋から矢筈岳(中央左側突起)を望む
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★行った日 2004年11月17日(水) 晴
単独
★コース
高槻6:01(近畿高速、阪和道)=御坊IC(県道19)=8:30鷲の川林道分岐8:39→広場9:05→登山口木橋9:17→(810.8m)矢筈岳10:26→10:35手前のピーク10:42→登山口木橋11:14→広場11:22→鷲の川林道分岐11:40(県道19、21、143)=広川IC(阪和道)=和歌山IC(R24)=龍門山中央コース入口13:21
近畿道から眺める生駒連山の山の端が快晴の夜明けの光に浮き出ている。山歩きに阪和道を通るのは初めてだ。泉佐野辺りの丘陵を行く阪和道から関西空港、淡路島などが朝日に照らされ、和泉山脈を越えると眼下に紀ノ川が広がっている。御坊ICから県道19で仏の串峠を越え日高川の小釜本橋の手前を右折して林道田尻谷線へ入る。ここには「鷲の川の滝」の標識が立っている。12月までこの林道は工事中らしいが往きは通行止もなく林道へ入れたが、帰りに昼頃戻ると通行止の標識がでていた。林道をしばらく進むと二股に分かれ、矢筈岳に通じている左の道を進んだが軽四しか通れないような道幅になってきたのでバックして林道が二股に分かれている道端に駐車した。正解は右へ入ると鷲の川の滝へ通じる遊歩道入口があり矢筈岳登山口にもなっている。駐車スペースもこちらにあるらしい。
林道を歩き出して5分位進むと右下に滝が見えてきたが、滝へは下りなかったがなかなか豪快な滝だ。これが鷲の川の滝だ。道幅の狭い舗装林道を鷲の川沿いに30分も登ると芝生の広場がある。ここから地道の林道となり、すぐに矢筈岳登山口の標識が現れ左の木橋を渡って登山道へ入る。よく整備されたコンクリート丸太階段が稜線に出るまで杉木立の中を延々と続いている。自然林の中を木の根をつかんで急登する場面もあって高度を稼ぐ、やせ尾根にでて最初のピークに着く。北方の視界が開け日高川が山並みの間を蛇行しているのが眺められる。馬の背の岩尾根をアップダウンすると矢筈岳山頂だ。東南方向の木々が切り払われ真妻山や日ノ岬までも遠望できる。山頂尾根付近にはシャクナゲが多く5月頃は華やかだと思われる。帰りも往路を引き返し、山頂から林道の二股分岐まで1時間で下山できる。
帰りは小釜本から県道19を日高川上流方向へ進み、新トンネルで県道21へでて、県道143で広川ICから高速へ入った。往路の県道19は1車線の細い道だったが、帰りは2車線の快適な道で高速代も安いので、矢筈岳へはこの道を通る方がよい。
(鷲の川林道分岐)
(分岐点の矢筈岳標識) (鷲の川の滝)
(鷲の川林道1) (林道沿いの広場) (鷲の川林道2)
(矢筈岳登り口) (登り口木橋) (延々と続く丸太階段)
(尾根の道登山道) (山間に蛇行する日高川) (頂上付近の尾根道)
(矢筈岳山頂) (西南方向の秀麗な真妻山) (日ノ岬方向)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 川原河