竜ヶ岳(1099.6m)

 

★ひとこと   「ホタガ谷から竜ヶ岳を通るササ原絨毯の稜線散歩」

八風峠近くの縦走路から竜ヶ岳を望む

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★行った日   2004年12月19日(日)  曇一時晴   単独
          
★コース

高槻6:03(名神)=栗東IC(R1、477、306)=8:24宇賀渓駐車場8:29→ホタガ谷登山口8:52→。作業道分岐(倒壊小屋)9:30→10:14別れ滝上部水源10:20→遠足尾根分岐10:43→県境三叉路10:58→11:15(1099.6m)竜ヶ岳11:21→重ね岩11:43→12:08石榑峠12:11→NTT中継所12:18→13:23大安町菰野町境界13:30→石榑峠14:28→小峠14:40→長尾滝(砂山分岐)14:52→砂山15:24→16:01宇賀渓駐車場16:06(R306、477、1)=栗東(名神)=高槻18:45

 冬至が近くなるとなかなか夜が明けず、栗東ICから1号線を走っている時にようやく雲間から朝日が顔をだした。朝靄がかかっている所を見ると今日の天気は予報通り良さそうだ。R477の武平峠近辺から見える雨乞岳や鎌ヶ岳の峰々に薄い雲がかかっているのが少し気になる。R306を経て宇賀渓駐車場に入ると数台の車がすでに来ていたが初冬の日曜日は閑散としていた。
 駐車場前の売店の間を通ってから二股の右の道を行くとホタガ谷林道の入口だ。真正面に竜ヶ岳の山頂部が見えている。車通行止の橋を渡り吊橋を左に見て林道を道なりに直進する。所々土砂崩れのある林道を20分も進むと休憩所のある林道終点だ。右のホタガ谷登山道入口を入りしばらく杉林の中をジグザグに急登すると谷沿いの崖道だ。早くもヤブツバキがちらほら咲き始めている。しばらく進むと倒壊小屋があり作業道と分岐し急斜面を登り、再びホタガ谷沿いの道となる。沢をどこまでも詰めると少し急登して小さな広場に出る、ここが別れ滝上部水源で休憩の適所だ。
 ここから急にササ原の急登になる。約30分もササ原の谷筋を登ると尾根にでる。右には遠足尾根が連なり、北方には大池岳と藤原岳が県境三叉路からつながっているのが見える。すがすがしいササ原を丸い丘のような竜ヶ岳に向かって進むと益々展望が開けてくる。県境三叉路を過ぎてササ原の尾根をひと登りすると山頂だ。振り返ると少し茶色みを帯びた緑の厚手の絨毯を敷き詰めたようななだらかな尾根筋が遠足尾根まで連なっている。竜ヶ岳山頂は広々として360度見渡せるが、きょうは北方以外の視界はいまいちだった。

 

   (宇賀渓駐車場界隈)       (ホガタ谷林道入口)     (ホタガ谷登山道入口)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

    (昼なお暗い杉林)      (崖際の道もロープ付き)     (咲き始めたヤブツバキ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

     (ホタガ谷の渓流)        (新しい丸太橋)       (別れ滝上部水場の広場)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (尾根まで続くササ原)        (ササ原の急登)         (登ってきた谷)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

      (遠足尾根)        (県境三叉路、右は治田峠)    (竜ヶ岳山頂へ続く道)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

  (竜ヶ岳山頂から大池岳)    (竜ヶ岳山頂から藤原岳)       (竜ヶ岳山頂)

 
 
 
 
 
 
 
 


 山頂から石榑(いしぐれ)峠へ下る道は、ササ原からすぐに灌木帯に変わり、次に急坂を下る。途中、大きな饅頭を積み重ねたような重ね岩がある。鈴鹿の岩は風化しやすい砂岩のせいか角が取れて丸い形をしている。鎖場を過ぎると石榑峠だ。R421の滋賀県側は通じているらしく数台の車が駐車していたが、三重県側は大型車が通れない様に設置したバリケードの所に「道路欠壊のため本当に通れません」と書かれていた。
 時間的に余裕があったので八風峠の方の稜線を散歩することにし、NTTの中継所の取付け道路を登って行った。中継所の裏に登り口がありピンクのリボンが付けられている。石榑峠以北の整備された登山道と異なり、鈴鹿名物のササ原の藪漕ぎが始まった。道はあるが上から見ると道の存在は殆どわからないくらいササで覆われており、おまけに先ほどはガスっていたのでズボンの腰から下が完全に濡れてしまった。ようやくササ原を抜け出しアップダウンを繰り返しながら高度を上げていく。稜線からは御在所山方向は雲の中だったが雄大な竜ヶ岳方向が展望できた。Uターン予定時刻の午後1時半に近づいたので菰野町大安町境界地点で引き返すことにした。天気さえ良ければ展望良好な稜線歩きが楽しめる所だ。
 石榑峠からR421の舗装道路を下り、三重県側の大型車ブロックのバリケードを過ぎた所で左へ入る登山道がある。長尾滝方向はここから入る。沢に沿って20分も下ると砂山方向とそのまま往路の林道へ出る道との分岐点にでる。砂山へ行くべく右の荒れた急な山道を登り、尾根道を進むと白い砂岩でできた造形物がある。ここが砂山で竜ヶ岳を仰ぎ見ることができる。ここからは石段の遊歩道が整備され道標も完備しているので、分岐点が沢山あるがバス停を目標に下れば自動的に駐車場だ。渋滞に逢うこともなく往路と同じ経路で帰阪した。
 きょうは少しハードな山歩きになってしまったが、暖冬のせいか1000メートルの高所でもそんなに寒くなく、真夏にはできそうもないような稜線歩きが楽しめた。日曜日だったが初冬のためか登山者が少なく竜ヶ岳頂上で数人に会っただけで途中で出合うことはなかった。特に、無人のササ原の稜線歩きが素晴らしかった。


   (石榑峠続くササの稜線)    (稜線のリョウブ?林)         (重ね岩)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (石榑峠下りる鎖場)    (バリケードつきR421石榑峠)    (ササ漕ぎの稜線)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

(Uターン直前の砂岩急斜面)  (Uターン地点の縦走路標識) (石榑峠のNTT中継所分岐点)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

(R421の三重県側バリケード)    (砂山へ続く尾根道)          (砂山)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

    (ミドリの尾根道)      (砂山から下りは石段ばかり)  (砂山へ続く遊歩道入口)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ルート断面図

 

 

 

 

 

★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  竜ヶ岳

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