二上山(517m)

 

★ひとこと   「当麻寺から残雪の万葉の山、二上山へ」

當麻町から二上山(中央:雌岳、右:雄岳)を望む

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★行った日   2005年1月2日(日)  晴一時曇   かみさんと孫2人
          
★コース

高槻8:33(近畿道、西名阪)=柏原IC(R165)=9:33R165当麻寺近傍9:36→当麻寺→傘堂10:15→祐泉寺10:35→馬の背11:10→11:24(517m)雄岳11:35→11:48馬の背11:52→12:25古墳前の公園12:40→R165当麻寺近傍13:15(R165)=柏原IC(西名阪、近畿道)=高槻14:44

 快晴だったので初詣をかねて孫2人(小1と小4の女児)とかみさんとで二上山へでかけた。山麓から二上山や当麻寺を眺めたかったのでR165の近くから歩き出した。当麻寺の三重塔越しに二上山が見える當麻町の田園風景は本当に素晴らしかった。
 所々残雪の残る凍てついた田圃道を西(山側)へ進むと竹之内と當麻町を結ぶ散策路に突き当たる。右へ旧集落の中を北上すると自然に当麻寺の境内に入る。本堂の前を右(北)へ進むと境内を抜ける。ここから二上山登山口の標識がこまめに出ている。一本足の傘堂の先に山口神社の鳥居があり、ここが二上山登山口だ。車で来る場合はここまでで小さな駐車場もある。傘堂へ曲がらずに直進(北)するとボタンと曼荼羅で有名な石光寺だ。登山口付近には鳥谷口古墳があり公園になっている。道なりに狭い林道を登って行くと祐泉寺があり、ここから登山道が二股に分かれている。左は雌岳、右は馬の背だ。右の沢沿いの道を登る。積雪があるとは夢にも思わず不精して全員スニーカーで来ているので雪があるとお手上げだ。馬の背が近くなると凍った雪の急斜面に恐れをなしてかみさんはUターンして古墳前の公園で待つことにし、なんとか2人を馬の背まで引っ張り上げた。
 馬の背から雌岳への斜面は凍ってピカピカに光っているので恐れをなして登るのを止め雄岳へ登ることにした。こちらは斜面には木道が完備されているので、多少積雪があっても注意して歩けば子供でも大丈夫だった。雪で真っ白の雄岳頂上は小広場があり祠が祀られている。下りは細心の注意を払ってそろそろと馬の背まで下った。馬の背では登山の人が増え雌岳への上り坂が余計につるつるになっていたので早々に元来た道を戻った。馬の背下の急坂は往路と異なり少し雪が緩んできていたので登坂時ほど神経を使わず下山できた。公園でかみさんとおちあい、再度、新春の当麻寺を散策しながら車へ帰りついた。
 R165の南下方向は橿原神宮初詣と思われる大渋滞だったが、幸い北方向の柏原ICまではスムースだった。ただ、近畿道の松原合流点から東大阪料金所まで渋滞に巻き込まれ1時間半かかって帰宅した。きょうの初登山は静かなぶらぶら歩きを予想して出かけたが、意外に人出が多く二上山は正月登山が盛んな山だと実感した。なお、少しでも雪があるとそれ相応の装備が是非必要なことを今更ながら痛感した。

 

(二上山を借景とした当麻寺)      (当麻寺三重塔)          (当麻寺本堂)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

     (山口神社)           (一本足の傘堂)       (鳥谷口古墳前の公園)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

       (祐泉寺)         (残雪が現れた登山道)     (残雪の凍った登山道)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (馬の背)           (馬の背から雌岳方向)     (雄岳から雌岳を望む)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (雄岳から葛城山を望む)       (雄岳山頂広場)         (雄岳山頂の祠)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ルート断面図

 

 

 

 

 

 

★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  大和高田

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