六甲山(931.3m)

 

★ひとこと   「宝塚から六甲最高峰、摩耶山を経て三宮へ」

摩耶山掬星台から東方(大阪湾)を望む

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★行った日   2005年1月8日(土)  晴一時曇   単独
          
★コース

JR高槻駅7:02=7:48JR宝塚駅7:55→谷筋登山道入口8:10→関電巡視道入口8:28→六甲全縦路出合8:52→生瀬分岐8:55→岩倉山下8:57→ゆずり葉台分岐9:03→赤子谷分岐9:09→大谷乗越9:34→10:00大平山全縦路分岐10:09→船坂峠10:31→ドライブウエー出合11:17→11:43六甲最高峰11:55→極楽茶屋12:32→凌雲台12:45→記念碑台下13:13→13:51ダイヤモンドポイント13:56→三国池14:13→アゴニー坂入口14:42→15:02摩耶山掬星台15:08→電波反射板15:25→展望岩場15:33→学校林道分岐15:45→16:00布引ハーブ園分岐16:05→トエンティクロス出合16:15→市ヶ原16:21→布引ダム堰堤16:36→布引滝16:54→新幹線新神戸駅17:07→17:25JR三ノ宮駅17:39=JR高槻駅18:18

○宝塚〜大谷乗越
 宝塚駅のコンビニで昼食を買い込む。すぐ横の陸橋を渡り阪急宝塚駅構内を通って駅前に出る。武庫川にかかるS字橋の宝来橋からは一昔前と異なり洒落た街並みが眺められる。橋を渡るとすぐ交差点があり、そのまま狭い道を直進する。道は住宅街に入りやがて川沿いの上り坂となる。突き当りが登山道入口だ。車は右折して道なりに進むと塩尾寺に行けるが、歩く近道はこのまま直進する。紅葉ヶ丘の住宅街を右に見て谷に沿って登り道なりに急坂を越えると、先程別れた林道に出合う。林道を行かずに階段を登りしばらく急坂を進み給水塔を迂回すると再び林道に出合う。林道を少し進んだ所にある関電巡視道を左に入る。この道は塩尾寺経由の六甲全縦路より急坂が多いが距離は短く途中の崖上からの宝塚市街の俯瞰展望が抜群だ。巡視路を道なりに進むと30分弱で六甲全縦路に岩倉山の手前で出合う。
 ここから六甲全縦路の標識がこまめに出ているので道を間違えることはない。冬枯れ灌木の隙間から蓬莱峡がちらっと見えるが概して見晴らしは良くないが平坦な縦走路だ。車の音が聞こえ出すと大谷乗越だ。

 

   (宝来橋、進行方向)       (宝来橋、宝塚駅方向)     (紅葉谷の狭い車道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(車道の突き当りが登山道入口)   (関電巡視路の入口)      (尾根筋を急登する)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (尾根筋の崖上からの展望)    (六甲全縦路へ合流)         (大谷乗越)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

○大谷乗越〜六甲最高峰
 車道を横切ると急な階段を登りしばらく進むと大平山中継所の専用道路に出る。この専用道路の途中に下界展望のよい場所があり休憩適所だ。中継所の下まで登ると左へ六甲全縦路が分岐している。この辺りから日陰には残雪が残りだした。船坂峠を過ぎると急坂が待っており、きょうは積雪もあるので注意して登る。芦有道路のゲートを左下に見て尾根筋を登るとドライブウエーと出合う。車道を進み後鉢巻山を六甲全縦路で越えるとすぐに一軒茶屋だ。ここは有馬や岡本方面からの登山道交差点なので土曜日とあいまって賑わっていた。最高峰への登り道の下のほうは積雪が固まりツルツルだった。山頂には無粋な中継所が完成しいまいちだったが、霧氷が日の光に輝き、少し霞んでいたが関空まで見える大阪湾の展望は素晴らしかった。

  (大谷乗越からの急登)    (大平山六甲全縦路分岐)     (積雪の残る登山道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (ドライブウエー出合)   (左:一軒茶屋、右:六甲最高峰)  (最高峰への滑る登り坂)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (山頂に新設された中継所)      (六甲山頂上)         (頂上モニュメント)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

○六甲最高峰〜摩耶山掬星台
 六甲全縦路は南側はよいが日陰の北側の坂道は融けた雪が凍ってそろそろと歩くほかなかった。極楽茶屋から坂道を登ると凌雲台だ。夏にはいつもうろうろしている茶店の裏の野良猫や猪の姿はなかった。回転十国展望台は姿を消し綺麗に整地されていた。凌雲台から階段を下り石切道を左に分けしばらく下ると殉職スチュワーデスを祀ったみよし観音がある。車道を右に入ると神戸ゴルフクラブの中を金網のシェルター道路で横断し、色々な会社の閉鎖された保養所が目につく別荘地を抜け六甲山小学校の前を通ると大きな交差点にでる。その前方が記念碑台だ。
 記念碑台北側の駐車場の西の端に標識があるので階段を下りると林道に出る。林道を左へしばらく進むと表示があって登山道を右へ下る。ここから標識通りに右左折を繰り返して山道を進むと地獄谷西尾根に通じているダイヤモンドポイントだ。今は工事中で名前ほどでもない景色だ。以前はここからすぐ上の道を登ったのだが今は私有地立入り禁止の立札があるので、少し来た道を戻ってから山陽自然歩道の標識に従って右へ入る。あとは標識通りに進み、三国池の表示に従って数十メートル入ると凍結した真っ白な湖面が現れた。三国池からドライブウエーまで出て、杣谷峠分岐まで急な階段を下る。車道を進むとアゴニー坂入口があり急坂を登る。坂の途中から六甲山牧場が見え、最後まで登ると天上寺の裏を通り摩耶山掬星台だ。

 

  (良く滑る北側の登山道)   (日の当たる南側の登山道)      (極楽茶屋前)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (凌雲台回転展望台の跡地)      (みよし観音)     (工事中のダイヤモンドポイント)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

    (凍結した三国池)       (アゴニー坂入口)         (摩耶山掬星台)

 
○摩耶山掬星台〜三宮
 掬星台からの下界の展望は素晴らしく、ポートアイランド沖の造成中の神戸空港も見えている。下りは天狗道を通る事にし、上野道を左に分け中継アンテナの下を西進すると下り石段となる。電波反射板のすぐ下に休憩に好適な展望の良い岩場がある。逆光の夕日に照らされた須磨アルプスと明石海峡大橋が展望できた。朝登ると、須磨から連なる六甲全縦路の景観が望める所だ。学校林道を左に分け、さらに布引ハーブ園への道を左に分けると左の山上におとぎの国のような布引ハーブ園の建物が見えてくる。間もなくトエンティクロスと合流して市ヶ原だ。
 六甲全縦路はここから布引谷を渡り大竜寺へ向かうが、三宮は谷に沿って下流へ下る。100年にわたり神戸市民の水を蓄えてきた布引ダムはリニューアル工事中だ。布引滝へ立ち寄ったが滝道は崩落の危険のため通行止となっており再度上へ来た道を戻る必要がある。新幹線新神戸駅の下を通りお洒落な大通りを歩くとJR三宮駅まですぐだ。
 きょうは寒い一日だったが風もなくおだやかな日差しにも恵まれ、冬枯れの六甲を楽しむことができた。
 
   (六甲アイランド)     (ポートアイランドと工事中の空港)  (上野道、青谷道分岐)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (天狗道の展望岩場)  (逆光の須磨アルプスと明石大橋)   (布引ハーブ園)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

       (市ヶ原)          (工事中の布引ダム)         (布引滝)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ルート断面図

 

 

 

 

 



★地  図
(1)宝塚〜六甲最高峰

 

 

 

 

 

 

 

 


(3)摩耶山掬星台〜三宮   (2)六甲最高峰〜摩耶山掬星台

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  宝塚、有馬、神戸首部

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