明神ヶ岳(523.5m)小塩山(642m)ポンポン山(678.9m)

 

★ひとこと   「明神ヶ岳から小塩山、ポンポン山を経て本山寺古道」

外畑から薄っすらと白い小塩山を望む

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★行った日   2005年2月11日(金祝)  曇一時晴   単独
          
★コース
JR高槻駅北バス停8:15(高槻市バス)=中畑口バス停8:58→明神ヶ岳登山口9:03→9:30明神ヶ岳9:35→林道出合10:09→中畑回転場バス停10:15→小塩山登山口10:40→尾根11:04→淳和天皇陵11:12→11:16NHK中継所前11:21→南春日バス停分岐11:36→金蔵寺11:48→12:25杉谷12:30→釈迦岳分岐12:55→13:09ポンポン山13:15→本山寺分岐13:53→本山寺13:59→本山寺古道入口14:05→14:27高圧鉄塔展望所14:33→本山寺古道出口15:00→15:07神峰山口バス停15:23(高槻市バス)=JR高槻駅北バス停15:41

 この2、3日ポカポカ陽気が続いていたが、きょうから寒波の再来だ。冬装備なしの車で出かけると積雪林道でのスリップが怖いので近場の低山で我慢すべく高槻市バスで田能方面へ出かけた。
 亀岡へ行く際に通るトンネル手前の中畑口バス停で降り、トンネル手前から右の黒柄山のNTT中継所へ続く林道を登る。すぐにゲート扉があり車は通れない様になっている。ゲートのすぐ先の道路右側に明神ヶ岳登山口の標示があるので早速登りはじめる。最初少し急登するが、あとはなだらかな灌木帯の尾根道を登ると登り口から約30分で明神ヶ岳山頂だ。灌木にかこまれているので山頂の展望は全くないが、これから進む尾根道の北側は木々の間から亀岡盆地が垣間見えている。この尾根に超高圧電線が横切っているためブーンと唸り声をあげ、きょうのように湿度が高いと鉄塔の碍子の辺りからピチピチといった放電の音も聞こえている。この大きな鉄塔からしばらく東進した所にただ一ヶ所亀岡方面の展望が開けた所があり、亀岡市街の向こうに頂上付近が雲に隠れた愛宕山が真っ白に輝いていた。

    (明神ヶ岳登山口)       (明神ヶ岳尾根道)         (明神ヶ岳尾根道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  (明神ヶ岳三角点表示)       (明神ヶ岳三角点)        (超高圧線鉄塔)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (尾根道から亀岡盆地を望む)
          (亀岡市街)            (牛松山)       (愛宕山)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 明神ヶ岳山頂から約30分で亀岡とつながっている林道に出る。林道を南へ5分も下ると高槻市バス終点の中畑回転場だ。ここから東の峠を越えると京都の外畑(とのはた)だ。関電変電所の前を通り、県道が右へ曲がっている所で左に分岐している林道へ入る。林道には古びた門があるが横を通って数十メートル進むと、右の杉林の中に入る関電巡視道(小さな火の用心の標示がある)がある。あとは道なりに植林帯や灌木帯を登ると尾根に出る。山腹をトラバースする広い登山道を進むとほどなく小塩山の淳和天皇陵だ。
 アンテナが林立する小塩山から金蔵寺の表示に従って下る。南春日バス停へ向かう分岐を左に見送り、木々の名前のプレートが表示されている自然観察路を通り、山頂から約30分で金蔵寺本堂の裏に出る。金蔵寺山門から東海自然歩道をポンポン山方向へ進む。山の斜面をジグザグに登り、明るい谷間をなだらかに登ると墓石集積所の横を通って県道に出る。舗装道路を東海自然歩道の表示通りにたどって杉谷からポンポン山へ続く山道に入る。

 

(中畑回転場付近の林道入口)     (小塩山登山口)        (関電巡視道階段)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (尾根直下の登山道)         (尾根道)           (小塩山淳和天皇陵)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

      (金蔵寺)              (杉谷)           (ポンポン山への急坂)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 支尾根に登りつくと展望が開け向日市や長岡京市が眼下に広がっている。高圧鉄塔のある釈迦岳への分岐を通り杉谷から約40分で29回目のポンポン山山頂だ。きょうは祝日でもあり大賑わいの山頂だ。愛宕山や比叡山以北は雪雲に覆われていたが、京都市街から淀川にかけて眺望を堪能できた。
 ここからは通いなれた道だが本山寺近くの東海自然歩道が改良されつつあり歩き易くなっていた。本山寺からは林道歩きを敬遠して本山寺古道の尾根道を通ったが、以前より歩きやすくなっており鉄塔付近の展望所も新設されたベンチもあって、谷道より尾根道のほうがお勧めだ。
 きょうは少し晴れ間を見たが大体曇り空の一日で、日曜日とあって大勢の登山者と出合った。雪も殆どなく快適な冬枯れた景色を楽しむことができた。


 (尾根から向日市、長岡京市)   (ポンポン山三角点)       (頂上から京都方面)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (頂上から高槻、枚方方面)    (頂上から豊能(西)方面)      (高槻の古木)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (改良された東海自然歩道)        (本山寺)          (本山寺古道入口(右))

 
 
 
 
 
 
 
 
 

  (本山寺古道尾根道)        (高圧鉄塔展望所)          (尾根道)

 
 
 
 
 
 
 
 


★ルート断面図

 

 

 

 

 

 

★地  図
(1)中畑口バス停〜ポンポン山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)ポンポン山〜神峰山口バス停

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(参考地図)
・山と高原地図       京都西山
・2万5千分の1地形図  法貴、京都西南部、高槻

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