笠捨山(1352.3m)行仙岳(1226.9m)

 

★ひとこと   「熊野奥駈道南部の奥山、笠捨山へ」

行仙岳から笠捨山を望む

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★行った日   2005年10月2日(日)  晴一時曇   単独
          
★コース

高槻5:34(近畿高速、西名阪)=針IC(R369、370、169、425)=8:33 R425崩壊地点8:40→水場9:38→NTT巡視路(登山口)10:04→行仙岳分岐(奥駈合流)11:03→(1226.9m)行仙岳11:08→11:14行仙岳分岐11:22→行仙宿山小屋11:38→行仙宿趾11:52→13:07(1352.3m)笠捨山13:22→行仙宿趾14:11→行仙宿14:26→行仙岳分岐14:48→14:53行仙岳15:02→行仙岳分岐15:05→NTT巡視路(登山口)15:31→水場16:00→16:43 R425崩壊地点16:46(R425、169、309、県道30)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻19:52

○R425崩壊地点〜行仙岳
 関西の山々も登り易い10月に入ったので、手始めに熊野奥駈道南部に位置する笠捨山へ出かけた。久しぶりに近畿高速から見える生駒信貴連山の稜線が青空にくっきりと浮かびあがっていた。日曜日とあって行楽の車が多かったので、針IC経由の大宇陀まわりで大台方面をめざした。池原からR425に入ったが、行仙岳登山口のある白谷トンネルの5キロも手前で道路決壊のため通行止だ。仕方なくここから歩きで登ることにした。なお、道路は10月末に開通する予定だ。
 遠くの熊野奥駈道の尾根の下に小さく幾重にも見えるガードレールがこれから歩くR425だ。夏場を思わせる強い日差しのもと、遠さにうんざりしながら歩き始めた。奥地川の渓流美を鑑賞しつつ高度を上げて行き、出発して1時間弱の所にある水場でリフレッシュしたり、眼下に広がる谷筋を眺めながら、約1時間半の歩きでNTT巡視路の入口でもある行仙岳登山口に到着した。暑かったので高度差400メートル、5キロの道で相当体力を消耗した。
 巡視路に入ると急坂の連続だが、木陰の中を整備された鉄板階段を登るだけなので意外に楽に奥駈道との合流点、行仙岳分岐に着いた。途中の尾根先端では、倶利伽羅岳、転法輪岳と北へ続く奥駈道の尾根筋や、転法輪岳から東南に伸びる尾根が鮮やかだった。行仙岳分岐から5分ほど北へ登ると行仙岳だ。NTTの大きなアンテナ群が建っている山頂から北へ奥駈道が伸びている。山頂からの視界はないが中継所の横まで降りると笠捨山や地蔵岳が見える。笠捨山までの行程で笠捨山全体が見えるポイントはなく、帰りに再度行仙岳に寄って笠捨山から地蔵岳の山容全体を撮った。


 (延々と続くこれから歩く国道)  (国道から奥地川谷筋を望む) (NTT巡視路(登山道)入口)

   (整備された鉄板階段)     (整備された鉄板階段)     (行仙岳分岐(奥駈出合))

(NTT巡視路から倶利伽羅岳、転法輪岳などの奥駈道を望む)        (行仙岳)

   (山頂の電波中継所)         (行仙岳から笠捨山(左)、地蔵岳(右)を望む)

(行仙岳から北へ伸びる奥駈道)    (快適な尾根道)      (尾根道から東方を望む)

○行仙岳〜笠捨山〜R425崩壊地点

 行仙岳分岐から一つピークを越えて15分も下ると佐田辻(さだのつじ)の無人の行仙宿山小屋だ。かつて十津川村と下北山村を結ぶ笠捨越えの道が通っていたそうだが今は廃道だ。高圧線鉄塔を通りコルまで下って登り返すと15分ほどで立派な杉の大木のある小広場の行仙宿跡だ。更に、幾つかのピークを上り下りしながら全体として登るとP1426だ。岩稜のピークからは東方の見晴らしが良く、笠捨山も山頂部が頭を出している。一旦コルまで下がった後、急坂をあえぎつつ登りきると笠捨山山頂だ。山頂の灌木が切り払われ、西南方向と北から東方向の視界が開けている。前者の玉置山、後者の行仙岳や池原ダムは判ったが、山々を同定することはできなかった。
 往路と同じ経路で下山したが1人の登山者とも会うことがなく、熊野の奥山らしい静かな山行を楽しむことができた。人の全くいないR425を登山口から下っていると、静寂の中でカモシカかシカのケーン(キーン?)という鳴き声がどこまでも追っかけてきたが、複数のカモシカが警戒声をリレーしているように感じた。また、往路では気が付かなかったが道路側壁にスズメバチの大きな巣があり、注意して通り過ぎるなど、自然豊かな国道下りだった。きょうは地蔵岳まで行く予定だったが、約3時間の国道歩きのため時間がなくなって仕方なく割愛した。
 帰途は、案外、スムーズに車が流れて3時間半で帰阪できた。

    (明るい尾根道)         (行仙宿山小屋)           (行仙宿趾)

     (P1246辺り)     (P1426から少し見える笠捨山)  (笠捨山への急な登り)

  (笠捨山)               (笠捨山の地蔵)             (笠捨山)

                   (笠捨山から西南方向:玉置山)


                (笠捨山から北〜東方向:行仙岳〜池原ダム)

   (国道側壁のスズメバチ)       (名残り花)          (奥地川の渓谷美)

★ルート断面図

★地  図

(参考地図)
・山と高原地図       大峰山・吉野・弥仙・玉置
・2万5千分の1地形図  大沼、池原、十津川温泉

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