鷲峰山(681.2m)

 

★ひとこと   「湯屋谷から鷲峰山の金胎寺、行場めぐりへ」

R307付近から鷲峰山を望む

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★行った日   2005年12月8日(木)  晴一時曇   単独
          
★コース

高槻7:02(R171、府道)=宇治(府道、R307)=9:00茶宗明神社(湯屋谷)9:15→湯屋谷分岐10:12→(681.2m)鷲峰山三角点10:24→湯屋谷分岐10:34→金胎寺本堂10:45→行場入口10:57→東覗11:21→千手の滝11:40→11:46五光の滝11:52→辻12:33→行場入口12:50→金胎寺本堂12:54→湯屋谷分岐13:03→13:38茶宗明神社13:45(R307)=高槻16:00

 茶所の京都府相楽郡田原町にある鷲峰山(じゅうぶさん)金胎寺(こんたいじ)へ出かけた。いつもの山行より出発が遅かったため朝の渋滞に巻き込まれて、宇治から天ヶ瀬ダム経由で行ったが2時間もかかった。R307の局前バス停を右折するとほどなく湯屋谷バス停だ。左の細い舗装道路へ入り、次の三叉路を右へ狭い道路を進むと数百メートルで茶宗明神社だ。数台の駐車スペースがある。数日前からの寒波のせいか所々に残雪が残り、辺りは霜で真っ白だ。
 茶宗明神社の鳥居をくぐるとすぐ右へ登る登山道がある。薄暗い杉林を抜けると明るい自然林だがあまり視界は利かない。急坂はなく徐々に高度を上げていく。尾根に近づくと杉植林帯となり舗装林道と出合うので、三角点に向かうべく左の中継アンテナ群方向へ進む。林道には残雪が凍りついているのでスリップ注意で歩く。左へ直進後、左へ分岐し中継アンテナの裏側を通り最高点めざして登ると鷲峰山一等三角点がある。視界は全然ない。
 元へ戻り、金胎寺の表示に従って山道に入るとほどなく金胎寺多宝塔と本堂の前に出だ。一面真っ白で誰の足跡もなく気持ちの良い初の足跡をつける。本堂の前から坂を下るとすぐに山門があり、行場の入口があるが誰もいないので300円を受付箱に入れて行場方向へ進む。


     (茶宗明神社)          (神社右横登山口)       (整備された登山道)

     (杉植林帯の道)         (湯屋谷分岐)        (山頂中継アンテナ群)

   (三角点への入り口)     (視界なき一等三角点)        (林道金胎寺分岐)

   (金胎寺への道)         (金胎寺多宝塔と本堂)        (行場入口山門)

      (行場入口)             (案内図)           (行場入口付近)

 行場の辻まで約15分なだらかな下りだ。ここから東覗、西覗を過ぎるまで急な岩場の下りだ。行場だけあってロープはなく、岩角を掴んでソロリソロリと神経を集中して下る。岩の隙間を通る胎内潜りが終わると千手の滝だ。渇水状態で岩壁を僅かな水が落ちている。しばらく渓谷沿いに下ると一枚岩を滑り落ちる五光の滝だ。谷の左岸沿いにこのまま下ると東海自然歩道に合流すると思われるが何故か通行止め。通行止めの手前からすぐ谷を渡って岩登りだ。護摩壇を過ぎ鐘掛を迂回路で上り、小鐘掛の岩にはご丁寧に右足、左足の置き場所まで岩角に記されている。次の垂直に近い一枚岩には鎖一本あるのみだ。早々に敬遠して脇道を登り、平等岩、蟻の門渡りを過ぎると往路に通った行場の辻だ。ここからは来た道を戻った。行場巡りには説明板の通り2時間弱かかった。特に、上りの岩場は脇道を通っても結構スリル満点だ。雪が残っているとなおさら神経を使う行場巡りだった。
 きょうは最後まで一人の人にも逢わず、往路の雪の足跡をたどりながら茶宗明神社へ帰りついた。帰途はR307付近から鷲峰山が良く見える地点を探したが絶好ポイントはなく、添付の画像はR307近くの住宅団地から撮ったものだ。

     (迎え行者)            (行場の辻)              (東覗)

      (西覗)          (西覗からの急な下り)           (胎内潜)

    (千手の滝)             (五光の滝)       (五光の滝からの谷沿いの道)

      (護摩壇)               (鐘掛)              (小鐘掛)

     (小鐘掛上部)          (一枚岩の鎖場)           (一枚岩の上)

      (平等岩)              (蟻の門渡り付近)     (岩場上部からの展望)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  笠置山、朝宮

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