★ひとこと 「座頭谷から大平山、六甲最高峰、打越山を経て岡本へ」
蓬莱峡の屏風岩
*)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。
★行った日 2005年12月20日(火) 晴
単独
★コース
JR高槻7:31(JR)=8:23JR宝塚8:30(阪急バス)=8:41座頭谷バス停8:45→8:57屏風岩9:02→大多田川座頭谷出合9:15→座頭谷源頭10:05→県道出合10:25→NTT道路分岐10:41→六甲全縦路出合10:54→11:07(681.2m)大平山三角点11:15→船坂峠11:36→ドライブウエー出合12:20→一軒茶屋12:35→12:42(931.3m)六甲最高峰12:55→一軒茶屋13:02→奥池分岐13:29→打越峠分岐14:16→打越峠14:35→(481.6m)打越山14:45→打越峠14:51→15:40JR摂津本山駅15:52(JR)=JR高槻16:30
このところ寒波が来ていたが、きょうは一日だけ高気圧に覆われて無風の快晴だ。週末からまたまた寒波が来るらしいので積雪の少ない所を狙ってほぼ一年ぶりに六甲山へ出かけた。あの悲惨な事故後初めてのJR宝塚線だ。現場を通る時にそっと黙祷する。宝塚から有馬行きの阪急バスで快晴の座頭谷バス停にて下車。
バス停から少し戻ってU字カーブの所の工事車両置き場の門を入ってすぐ左手前の小道を下る。道が藪に覆われて通れなくなるが藪漕ぎして、とにかく大多田川の右岸をめざして渡渉する。右岸に沿って道があるのでしばらく上流方向へ進むと、まわりが屏風岩の囲まれた広場に飛び出す。蓬莱峡は芦屋ロックガーデンと同じ粗粒花崗岩から成っているそうだ。屏風岩はじめ座頭谷周辺は雨水の侵食により見事な造形美を現出している。屏風岩から右岸に沿って座頭谷合流点まで戻る。合流点にはめがね橋のような堰堤が新しく設けられている。ここから座頭谷の右岸に渡り、ずっと右岸に沿って登る。要所に棚越または座頭谷の小さな表示があり、所々ある赤テープをたどって進む。右岸の脇道で砂防ダムを越えると右上に崖崩れの崩壊面がある広い河原に出る。なお、左岸からは一切の脱出道はないので崖に入り込まないこと。最後に谷をつめると谷からの脱出道に着く。急坂の山道を登ると迷わなければ座頭谷出合から県道出合の養蜂場まで約1時間強だ。
県道を15分も登るとNTT道路が右へ分岐している。柵の横を通ってNTT道路を登ると六甲全縦路と合流する。更に、登ると六甲全縦路を左に分け中継所に至る。中継所の隣の小高い丘が三角点だ。展望はない。あとはお馴染みの少し雪のある縦走路でアップダウンしながら高度を上げていくと、大平山から約1時間半で六甲最高峰だ。山頂は無風の素晴らしい好天だ。
(座頭谷バス停下車両置き場) (屏風岩) (大多田川座頭谷出合)
(座頭谷沿いの道) (座頭谷の下流方向) (座頭谷砂防堰堤)
(座頭谷上流の崖崩れ) (座頭谷源頭付近) (座頭谷源頭付近)
(県道出合の養蜂場付近) (NTT道路分岐)
(NTT道路から東方)
(六甲全縦分岐) (大平山NTT中継所) (大平山三角点)
(杉植林帯の縦走路) (船坂峠) (灌木帯の縦走路)
一軒茶屋の裏から下る道が五助ダムから住吉へ通じている七曲だ。きょうは気温も高く天気も良いので沢山のハイカーがこの道を登ってくるのに出逢って挨拶を交わす。七曲の急坂を30分も下ると奥池や東お多福山へ通じる土樋割峠への道を左に分け、住吉谷に沿ってなだらかに下る。何回か住吉谷を渡るが渇水状態で殆ど流れていない。六甲山頂から約1時間半で岡本へ通じている打越峠への分岐だ。五助ダムへは何回か通っているので岡本へ下るべく打越峠へ向かう。打越峠から10分位で行けるので打越山へ寄って見たが展望もなくすぐに引き返した。峠からの下り道から梢越しに所々で神戸の海が望める。急坂をジグザグに下って谷沿いに下ると、谷の対岸に神社がありしばらく足下に絶壁が続く。八幡滝もあるらしいが一滴の水もなく枯葉に埋もれた寂しい八幡谷だった。住宅街に出てから神戸特有の急斜面を下り、打越峠から約1時間でJR摂津本山駅にたどり着いた。
きょうは天候にも恵まれ久しぶりに薄雪の六甲を楽しめた。山頂からの神戸の海の眺め、山麓の斜面に広がる震災から復興した住宅街の家並みなどが素晴らしかった。
(縦走路から南方) (ドライブウエー出合) (鉢巻山トンネル)
(一軒茶屋) (頂上直下の登り道)
(六甲山頂上の無粋なアンテナ)
(六甲山最高峰) (六甲山頂から東方) (六甲山頂から光る南方)
(七曲) (奥池分岐) (干上がった谷を渡る)
(打越峠分岐) (打越峠付近の自然林) (打越山)
(八幡滝付近の崖道) (八幡道入口付近から神戸の海) (八幡道入口付近)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(2)奥池分岐〜岡本 (1)蓬莱峡〜六甲最高峰〜奥池分岐
(参考地図)
・山と高原地図 六甲・摩耶・有馬
・2万5千分の1地形図 宝塚、西宮
Homeへ