高御位山(299.8m)桶居山(247.6m)

 

★ひとこと   「展望尾根の高御位山縦走ととんがり帽子の桶居山へ」

姫路市街を背景にピラミダルな桶居山

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★行った日   2006年1月16日(月)  晴   単独
          
★コース

JR高槻駅7:29=8:45JR曽根駅8:54→登山口9:00→祠→岩尾根下9:16→経塚山古墳9:26→(155.7m)豆崎奥山9:41→鹿嶋神社分岐10:13→10:16展望台10:20→高圧線鉄塔10:31→別所奥山反射板10:34→(264.2m)鷹巣山10:55→桶居山分岐11:03→11:41高圧線鉄塔11:48→高圧線鉄塔11:58→12:17(247.6m)桶井山12:27→高圧線鉄塔12:47→高圧線鉄塔12:56→桶居山分岐13:34→14:11(299.8m)高御位山14:21→成井登山口分岐14:38→北山登山口分岐14:59→P138 15:04→三角点54.4 15:24→縦走路登山口15:30→16:07JR宝殿駅16:20=JR高槻駅17:31

 高御位山(たかみくらやま)は、標高はないが交通も至便で播州平野展望抜群の尾根歩きが素敵だ。今回はアプローチに便利なJRを利用して全山縦走とともに三角錐の山容を持つ桶居山を訪れた。
 曽根駅から北上しR2の歩道橋を渡って右の旧道へ入るとすぐに右側に登山道があり小さく高御位山登山口の標識がぶら下がっている。登山道を数十メートル登ると岩尾根に突き当たって左に道が続いている。その道をたどるとやがて竹薮に入ってから石の階段のある祠の前に出る。しかし、道がなくなったので元へ戻って、今度は右へ行ってみたが行き止まりだ。仕方がないので標示はなかったが岩尾根を数十メートル登ると上に道が現れた。しばらく尾根を登ると右から縦走路が合流してしっかりした道になった。結果的には今回登った所より右の方に正式な登山口があると思われるが確認していない。小さなピークの経塚山古墳を通って更に登ると登山口から約30分で尾根先端の豆崎奥山の三角点だ。ここから左に姫路方面、右に高御位山を見ながらの展望尾根歩きだ。登山口から約1時間で鹿嶋神社からの道と合流する。少し先の百間岩取り付きの手前に展望台もある。
 ここから急な百間岩登りだが、岩表面に枯葉や砂が全然ないので靴が吸い付いたように登れる。無論、雨降りは要注意だ。岩を登りきると高圧線鉄塔だ。別所奥山反射板のピークを下って登り返して二つ目のピークが鷹巣山だ。歩いて来た尾根筋が見え姫路市街も遠望できる。北西には桶居山の三角形の山頂だけが覗いている。尾根を少し東進すると桶居山の分岐だ。左の道を下って桶居山に続く支尾根に入る。高御位山縦走路はハイカーが多かったが、この道に入ると殆ど人に逢うこともなく静かな見晴らしの良い尾根歩きが楽しめた。高圧線の鉄塔を二つ通り越して幾つかピークを上り下りすると眼前に三角錐の山容が現れる。岩稜の急坂を登りつめると桶居山頂上だ。360度の展望が楽しめるが、特に姫路市街が美しく白鷺城も小さく見えている。縦走路分岐から歩行2時間、休憩を入れても2時間半もあれば往復できるので寄り道をお勧めします。


(目印のないこの岩尾根を登る)   (登ってきた岩尾根)         (経塚山古墳)

   (次々現れる岩尾根)     (豆崎奥山から曽根の街)      (豆崎奥山三角点)

 (尾根道から右の高御位山)  (尾根道から右の姫路市街)     (典型的尾根道)

 (右下の鹿嶋神社の大鳥居)     (百間岩の斜面)         (百間岩の岩登り)

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   (上から見た百間岩)     (百間岩上の高圧線鉄塔)     (別所奥山反射板)

       (鷹巣山)          (鷹巣山から振り返る)       (鷹巣山三角点)

       (鷹巣山からの展望)
  (登ってきた尾根)(百間岩)            (姫路市街) (少し頭を出すのが桶居山)

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   (桶居山へ続く尾根道)      (三角錐の桶居山)        (桶居山三角点)

 来た道を分岐点まで戻り、分岐から約30分の尾根歩きで高御位山頂上だ。反射板の少し東寄りに岩山の山頂があり、直下に神社が祀られている。岩頭からは高砂市の大展望が素晴らしく、これから下る縦走路の山塊も俯瞰できる。山頂から南側の一枚岩の岩稜尾根を下り、次のピーク付近で成井登山口に向かう道を左に分け高圧線鉄塔を過ぎて直進する。再度、ピークを越えて尾根を進むと高圧線鉄塔があり北山登山口へ続く道が右へ分岐している。更に尾根筋を南下し、P183で西神吉町へ下る支尾根道を左に分け、右の主稜を直進する。だらだら坂の稜線を下り三角点を過ぎると鹿嶋神社の鳥居の横の登山口に出る。R2をひたすら東進するとJR宝殿駅だ。
 帰りも便利な新快速で1時間余の電車の旅で帰りついた。一日快晴に恵まれ、低山ながら大展望に浸りながら、なだらかな山歩きを楽しむことが出来た。


                     (桶居山から見た姫路の大展望)

  (高御位山へ続く尾根道)    (高御位山直下の一枚岩)       (高御位山)

     (高御位山から見た南方(高砂市)の大展望、下山は左の山塊の尾根を下る)

  (高御位山のモニュメント)     (縦走路を下る)        (岩尾根を下る縦走路)

 
  (城砦の様な高御位山)       (明るい縦走路)       (成井登山口分岐付近)

                (縦走路の全貌)
 (豆崎奥山)  (百間岩)        (高御位山)             (志方町市街)

(北山登山口分岐、高圧線鉄塔)    (P183付近)       (P183からの下り東南展望)

     (高砂市街)        (縦走路の至る所にある岩尾根)  (縦走路登山口の鳥居)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  加古川

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