六甲山凌雲台(900m)湯槽谷山(801m)石楠花山(652.0m)
★ひとこと 「有馬三山から極楽茶屋跡、記念碑台、石楠花山を経て谷上へ」
三国池
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★行った日 2006年2月21日(火) 曇後晴
単独
★コース
JR高槻7:03(JR)=7:54宝塚8:15(バス)=9:00有馬温泉9:08→(533.0m)妙見寺9:27→9:57(619m)灰形山10:05→紅葉谷分岐10:12→(801m)湯槽谷山10:41→湯槽谷峠10:54→(752.0m)P752
11:03→ピーク11:19→小川谷コース合流11:41→11:43一軒茶屋跡11:50→石切道分岐12:08→みよし観音12:10→12:30(796.0m)記念碑台12:38→地獄谷分岐13:05→ダイヤモンドポイント13:19→三国池13:36→県道穂高湖分岐13:53→13:59穂高湖ベンチ14:06→まむし谷分岐14:28→瀬池14:40→14:47県道炭ヶ谷分岐→14:51石楠花山分岐→14:58(652.0m)石楠花山展望台15:03→石楠花山分岐15:11→烏帽子岩・双子山分岐15:13→阪神高速高架橋15:37→15:54神鉄谷上駅15:55(神鉄、阪急)=阪急高槻17:30
晴の天気予報だったので急遽出かけたのだが、昨日の雨が完全にあがらず六甲の山並みは完全に雲の中だ。2月にしては暖かく朝早くから有馬温泉は沢山の車と人だ。
バス停の少し先の駐車場横のわかり難い所が妙見寺参道入口だ。三十三ヶ所の観音さんが並んでいる急な参道を登ると石段が2ヶ所あって、登りきった落葉山頂上に本堂が建っている。三角点は寺の裏手にある。左に温泉街を眺めながらやせ尾根を下り、尾根伝いに急な道を登ると三等三角点のある灰形山だ。一旦下って紅葉谷への分岐を左に分け、明るい尾根道を登ると湯槽谷山だ。湯槽谷山への上りがきょうの山行で一番きつい上りだった。いま通ってきた落葉山、灰形山、湯槽谷山を有馬三山と呼び、明るい尾根道のあるしっとりとした山域だ。きょうは濃霧のため見晴しが利かないのが残念だ。湯槽谷峠で逢山峡からの道と合流し、番匠屋畑尾根にとりつく。三角点付近でロープウエーと交差し、クマザサの緩やかな上りが続く。右からの小川道を合わせるとすぐに左からの紅葉谷道を合わせ、極楽茶屋跡に着く。
(妙見寺参道入口) (三十三ヶ所観音の並ぶ参道) (参道の石段)
(寺入口の狛馬)
(妙見寺本堂) (本道裏の三角点)
(落葉山のやせ尾根道) (やせ尾根から有馬温泉街) (灰形山最後の登り)
(湯槽谷山への登り) (湯槽谷山頂上) (番匠屋畑尾根から六甲主脈)
(番匠屋畑尾根道) (番匠屋畑尾根三角点) (紅葉谷合流)
極楽茶屋跡からガスの一瞬の晴れ間に雲海に浮かぶ淡路島を見ることができた。凌雲台のアンテナ群が霧に霞んでいるのも幻想的だ。いまは取り壊されてすっきりした回る展望台跡を通り、遊歩道を下る。住吉へ下る石切道を左に分け、更に下ると殉職客室アテンダントを祀ったみよし観音だ。例年ならまだ残雪が残っている筈だが、少し緑っぽくなってきたゴルフ場を通り、閉鎖された保養施設が建ち並ぶ地域を抜け、六甲小学校を通り過ぎると記念碑台だ。
記念碑台駐車場の奥から階段を下って杉林に入ると、これがノースロードの始まりだ。ノースロードは灌木とクマザサの気持ちの良いなだらかな道だ。大池へ下る地獄谷道を右に分け、標識に従って右左折を繰り返して進むとダイヤモンドポイントだ。数年前から治山工事が続いているので名称ほどの事はない。以前は神秘的だったが少し明るくなった三国池を過ぎると県道脇の休憩所に下る。急な石段もある道を下ると県道にでる。左へ少し進み、右の穂高湖へ続く森の小道へ下ると穂高湖はすぐだ。
(極楽茶屋跡) (雲海に浮かぶ淡路島) (凌雲台アンテナ群)
(石切道分岐) (みよし観音) (記念碑台三角点)
(典型的ノースロード) (地獄谷分岐)
(工事中ダイヤモンドポイント)
(三国池入口) (県道出合) (県道出合休憩所)
(ほたか湖へ向う森の小道) (ほたか湖)
(快適なシェール道)
静寂な穂高湖は神秘的だ。池を半周して堰堤の所を下ると平坦な広いシェール道が始まる。やがて谷沿いの散策路となり数箇所渡渉を繰り返すとまむし谷分岐だ。右へ道をとりまむし谷をさかのぼると瀬池にでるとすぐ県道だ。県道を右へしばらく進むと左へ林道が分岐している。この林道は車は通行止めだが、谷上への分岐を通り石楠花山までなだらかな上りが続いている。林道終点は広場となっており展望台もある。霞んでいたが摩耶山、再度山から菊水山まで見え、天気がよければ大阪湾から紀伊半島まで眺められるらしい。
林道を先ほどの谷上分岐点まで戻り、左の山道に入る。すぐに峠となり左は烏帽子岩、右は双子山、直進は炭ヶ谷上の4叉路だ。しばらく炭ヶ谷のV字峡を下ると立派な杉林に入る。炭焼窯の跡が道端にあるところを見ると炭ヶ谷の名前の由来ではないかと思われる。阪神高速の高架橋を越えて下ると住宅地へ着く。この辺りは新しく住宅地が造成されているので地図の道はわからず人に聞きつつ谷上駅へ着いた。谷上駅から有馬方向へ100メートルほど行った所のガードの入り口に「ハイキング道」の表示があったので、この指示に従えばよいと思われる。
神鉄から阪急や阪神の連絡がよく、新開地駅で改札なしで乗換えできるので便利だ。きょうは春のような暖かさに誘われて六甲の定番コースでは何組かのハイカーに出逢った。まだまだ六甲山域は冬ごもり期間中の雰囲気だったが、谷間のネコヤナギはフサフサした新芽を着けており春はそこまできている感じだった。
(谷沿いのシェール道) (まむし谷分岐) (まむし谷を登る)
(瀬池) (県道炭ヶ谷分岐) (石楠花山へ向う林道)
(石楠花山展望台) (展望台からの眺め)
(林道から六甲山牧場)
(双子山・烏帽子岩分岐) (V字峡の炭ヶ谷) (杉林の炭ヶ谷)
(炭焼窯跡) (阪神高速高架橋をくぐる)
(住宅地下り口)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(1)有馬温泉〜記念碑台
(2)記念碑台〜神鉄谷上駅
(参考地図)
・山と高原地図 六甲・摩耶・有馬
・2万5千分の1地形図 宝塚、有馬、神戸首部
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