居母山(730.6m)

 

★ひとこと   「桑谷から居母山を経て栗林尾根で金谷峠へ」

伏見山から居母山を望む

★行った日   2006年11月13日(月)  晴  単独
        
★コース

休憩所10:18(県道)=11:45桑谷公民館11:52→林道終点12:15→尾根道分岐12:52→12:56(731.6m)居母山13:14→尾根道分岐13:17→金谷峠14:26→林道出合(地蔵祠)14:33→県道出合14:51→西垣バス停15:00→15:07桑谷公民館15:30(県道、R9、R173、R372、R477、R423、県道)=高槻119:20

 県道を居母山(いもやま)登山口の表示のある西垣バス停から桑谷集落へ入る。要所に居母山の表示があるので、しばらく表示通りに一本道を東進すると桑谷公民館があるので付近の空地に駐車する。
 集落を抜けると害獣防止柵があり、ここから針葉樹林帯の林道を進む。道の左側には石積みの棚田跡があり、今は自然にかえって杉林になっている。食糧難時代の名残か?。しばらく進むと山道に入るがこまめに赤字の表示があるので迷うことはない。自然林や人工林を抜けると明るい尾根道に出合う。左に進むとすぐに居母山頂上だ。山頂では単独行の熟年男性がデッカイ一眼レフで撮影されていた。山頂付近は樹木が伐採され、南と東の視界が開け、南に粟鹿山や千ヶ峰、東には先月登った三岳(みたけ)山や伏見山(ぶくみやま)が大江山の右に見えている。小休止後男性に挨拶して下山を始めた。


     (桑谷公民館)            (林道入口)            (杉林を行く)

(居母山の表示が要所にある)    (広葉樹林帯を行く)       (針葉樹林を登る)

 

   (明るい尾根に近付く)       (尾根道に合流)         (居母山頂上)

 
                  (居母山頂上から南を望む)
 
                   (居母山頂上から東北を望む)

  下山は金谷峠に下るべく桑谷へ下らずに尾根道を直進した。杉林もあるが大部分が広葉樹自然林の明るい尾根道だ。特に、栗林が多く、尾根道には一面に栗のイガが落ちていたので野生動物の絶好の餌場だと思われる。調子に乗って歩き易い踏み跡を下ったが、一つ手前の尾根をたどる「月の小阪」と称する下山道に入ってしまいあわてて引き返した。ここからは目印もなく踏み跡も落ち葉で消えているので注意深く尾根をたどった。しかし、またもや別の尾根を下ってしまいGPSで確認して元の尾根に戻った。それからはGPSを見ながら進んだが、本当の金谷峠の手前に尾根の鞍部があって道らしき地形があったのでそこを下ったが、しばらく進むと倒木と崖崩れで道は消えていた。この付近では樹木の密度が高くGPSは電波をロストして使いずらかった。これが三回目の迷い道だ。仕方なく尾根へ戻って更に進みやっと金谷峠に着いたが、何の表示も石仏もない単なる鞍部だった。
 金谷峠から少し下ると地蔵の祠があって林道に合流する。苦労した尾根歩きだったが、逆にたどる場合は、林道の地蔵の祠の所で左の山道に入ると金谷峠に着く。峠からは高い方へ登ればよいので迷わずに居母山へ登れる筈だ。林道を道なりに何処までも下ると県道に出合うので西垣バス停まで進み、ここを右折して桑谷集落に帰着できる。
 比較的時間も早かったので福知山から一般道で帰阪した。きょうは晴天の山歩き日和だったが、対照的な2山だった。大江山は展望もよく道標完備の遊歩道をたどればよかったが、居母山は桑谷からのピストンなら簡単だが金谷峠経由で下山するルートは一筋縄ではいかない山だった。しかし、居母山の尾根は大きな栗の木の下の静かな山歩きを約束してくれる所だ。


    (明るい尾根を行く)         (杉林の尾根)           (栗林の尾根)
 
   (快適な誤り道1を下る)     (登り返して栗林を下る)    (杉と雑木の尾根を下る)

       (金谷峠)         (林道合流点の地蔵祠)       (砂防ダム堰堤)

    (金谷集落へ下る)       (金谷集落を見返る)       (県道の西垣バス停)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  直見

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