高見山(1248.3m)

 

★ひとこと   「霧氷を求めて杉谷から展望の高見山へ」

R166の高見小付近から高見山を望む

★行った日   2006年12月30日(土)  晴一時曇  単独
        
★コース

高槻6:43(近畿道、西名阪)=針IC(R369、R370、R166)=8:35高見登山口8:50→雲母曲9:24→小峠9:39→平野分岐9:54→10:34笛吹岩10:40→10:50(1248.3m)高見山11:01→笛吹岩11:08→平野分岐11:25→小峠11:34→12:09高見登山口12:17(R166、R370、R369、R163、R170)=高槻15:00

 今年の登り納めは高見山の霧氷見物だ。ちょうど冬型の気圧配置が強まってきたのでいつもの針ICから大宇陀を通るコースでR166の高見登山口の道端に駐車する。
 トイレもあるバス停から高見山登山口の標識に従って石段を登り竹薮を過ぎると針葉樹林帯の石畳の道になる。その昔、賑わった南伊勢街道と呼ばれ往時をしのぶ呼び名が随所に残っている。南側が明るい尾根道を東へ進むと正面にこれから上る高見山の山頂がのぞいている。再び杉林に入り広い道を行くと小峠だ。ここで南伊勢街道と別れて鳥居をくぐって急坂の尾根に取り付く。しばらく針葉樹の尾根道の急坂を登ると尾根の尾で平野からの登山道と合流する。このあたりからヒメシャラやアセビのおだやかな登り尾根道となり、枝葉についた霧氷が日の光に反射して幻想的な風景になってくる。尾根の岩塊、国見岩から揺岩と過ぎ、笛吹岩上に至ると南側の展望が開け、迷岳などの台高北部、大普賢岳などの大峰北部の山々の眺望が素晴らしい。ここから山頂はすぐだ。稜線付近は風が強く湿気を含んだ風が当たると見る間にえびの尻尾が成長するのがわかる。神社のある山頂展望台からの眺めは美しいが海抜約1000メートル以上では薄雲がかかり透明な大展望は望めなかった。寒風が吹きすさび寒かったので、高角(たかすみ)神社に今年1年安全に山歩きができたことを感謝して手を合わせ、同じ道ですぐ下山した。
 まだ昼過ぎだったので高速を通らず一般道で針から笠置に抜けて木津から四条畷を通って帰阪した。正月休みに入ったせいか、往路は高速で2時間弱かかったが復路は一般道で3時間弱で帰れた。


    (駐高見山登山口)      (薄暗い杉植林帯を行く)  (南側が見晴らしの良い尾根道)

   (石畳の南伊勢街道)           (小峠)           (急な尾根を登る)  

   (平野からの道と合流)     (ヒメシャラの尾根道)       (霧氷が現れる)

  (見晴らしの良い笛吹岩)    (風が強い尾根で霧氷が成長)    (えびの尻尾)


             (見晴し岩から眺める台高から大峰の山々)
 
    (高見山避難小屋)          (高角神社)         (山頂から曽爾の山々)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大峰山脈
・2万5千分の1地形図  高見山

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