一徳防山(541m)岩湧山(897.3m)

 

★ひとこと   「一徳防山から岩湧山を経てダイトレ散歩で紀見峠へ」

岩湧山から一徳防山を望む

★行った日   2007年1月14日(日)  曇一時雪しぐれ後晴  単独
        
★コース

JR高槻駅6:28=新今宮駅7:26=7:52河内長野駅8:09(南海バス)=8:27南青葉台8:32→中山谷林道入口9:02→林道終点9:14→二ノ坂峠9:20→一徳防山分岐10:02→10:10(541m)一徳防山10:20→(544.3m)一徳防三角点(鉄塔)10:31→11:16(635m)編笠山11:27→鉄塔11:32→林道出合11:40→岩湧寺11:48→ダイトレ出合12:41→12:51(897.3m)岩湧山13:10→岩湧寺分岐13:17→岩湧寺分岐13:28→五ッ辻13:32→林道出合13:43→根古峰13:56→三合目(紀見峠駅分岐)14:08→鉄塔14:20→ボ谷ノ池14:32→天見分岐14:36→鉄塔(朱色)14:54→紀見峠15:03→15:35紀見峠駅15:39=新今宮=JR高槻駅17:10

 晴の天気予報に期待して出かけたが河内長野に下り立つと雲ゆきがあやしく、道路は濡れていた。登山姿の人々は金剛山行きのバスに乗ってしまい、駅前から数人の乗客を乗せたバスで南青葉台に着いた。バス停から南ヶ丘をめざして進み、少し迷ったが近所の人に聞きながら大矢船町の手前の橋のたもとから一徳防(いっとくぼう)山へ入る中山谷に沿って林道に入った。
 数百メートルも進むと林道は終わり、手製の「一徳防山」の表示のある山道に入り少し坂を上ると二ノ坂峠だ。南花台(なんかだい)から来た道とあわせて明るい赤松や雑木の茂る支尾根を進む。時々のぞく岩湧山のはげた山頂を前方に見ながら気持ちの良い落葉の尾根道を緩やかに登って行くと岩湧山と一徳防山との分岐点だ。右折して馬の背の尾根を10分も進むと一人位しか立てない一徳防山頂上だ。山頂の西側が切れ落ちているが展望は申し分ない。尾根を戻って先ほどの分岐点を過ぎて岩湧山方向へ少し行くと鉄塔がありそばに一徳防三角点がある。どっしりとした岩湧山初め和泉葛城山や河内長野が展望できる休憩の適所だ。


 (南青葉台から南ヶ丘方向へ)  (林道終点を右へ下りる)         (二ノ坂峠)

 (明るい灌木の尾根を行く)      (赤松林もある)         (一徳防山分岐)

   (馬の背尾根を行く)        (一徳防山頂上)        (一徳防三角点へ行く)

 
                   (一徳防山から南西を望む)
 
                   (一徳防三角点から西北を望む)

 鉄塔から南へ尾根をたどり急坂を登ると杉林の中の編笠山だ。頂上から丸太階段を下ると美しい岩湧の森を通って、滝畑と岩湧寺を結ぶ加賀田滝畑林道に出合う。左へ林道を少し下ると岩湧山登山口がありそのすぐ下が樹齢数百年の杉巨木の茂る岩湧寺だ。お寺の前に駐車場があり、ここから短時間で行ける岩湧山へ登る人が多いようだ。山頂へは急坂の道といわわきの道があり、急坂の道を利用したが明るいコナラ、ミズキ、松などの茂る丸太階段の登り易い道だ。途中で岩湧自然保護団体の方と一緒になり、岩湧の樹木などについて丁寧に説明していただいた。特に、岩湧にブナはなく若木が数本生えているだけらしい。杉植林帯でダイトレと合流し、主稜線を一旦下ってカヤト原を登り返すと岩湧山頂上だ。特徴的なカヤトの茂る山頂付近からは一望千里の絶景だ。

  (鉄塔そばの一徳防三角点)  (鉄塔から編笠山、岩湧山)       (編笠山)

       (岩湧の森)        (加賀田滝畑林道出合)         (岩湧寺)

      (岩湧山登り口)       (明るい雑木林を登る)      (ダイトレ出合は杉林)

  (ススキに覆われた岩湧山)    (金剛山は雲の中)     (いわわきの道、岩湧寺分岐)

 
 しぐれ雲に隠れた金剛山を見ながら山頂を下り、杉植林帯を尾根伝いに東進するダイトレをたどって紀見峠へ向かった。五ッ辻、根古峰、三合目と殆ど杉林中のブラインドの道だ。三合目で紀見峠駅への道を右に分け丸太階段の長い急坂を下る。水の枯れたボ谷ノ池のほとりを通り天見への道を左へ見送り、峠を一つ越えるとやっと紀見峠だ。峠から道標に従って龍門山を正面に見て30分も下ると紀見峠駅だ。
 きょうは岩湧山付近では雪しぐれの生憎の空模様だったが、人気の山域の日曜日とあって沢山の人々が行きかっていた。南葛城山への分岐点から紀見峠までダイトレ未踏区間だったので遠回りしたが、特に見るべきものもないので普通は天見か紀見駅へ途中から下った方が良い。きょうのコースでは二ノ坂峠から一徳防三角点までの落葉絨毯の尾根道が快適だった。

                   (岩湧山頂上から西北を望む)

 (ダイトレは植林帯が多い)        (五ッ辻)             (根古峰)

 
 (延々と続く下り丸太階段)      (三合目分岐点)           (ボ谷ノ池)
 
      (紀見峠)         (峠道から龍門山方面)         (紀見峠駅)
 
★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)
(1)南青葉台〜一徳防山〜岩湧寺


(2)岩湧寺〜岩湧山〜紀見峠

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  岩湧山

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