三峰山(1235.4m)学能堂山(1021.6m)

 

★ひとこと   「神末から展望の三峰山を経て県境尾根伝いに学能堂山へ」

県境尾根の白土山付近から学能堂山を望む

★行った日   2007年3月13日(火)  晴一時曇後しぐれ  Kさんと2人(Kさんのレポート
        
★コース

高槻4:55(近畿高速、西名阪)=針IC(R369)=道の駅御杖6:44=杉平浄水施設6:57=神末登山口7:20→休憩小屋7:48→8:35避難小屋8:43→9:05八丁平9:16→9:22(1235.4m)三峰山9:32→10:28P857手前コル10:45→P847 10:52→11:20(848m)仏来山11:34→小須魔山11:48→11:51小須魔峠12:00→(942m)白土山12:24→12:53(1021.6m)学能堂山13:14→県境尾根別れ13:29→林道始点13:44→林道出合14:02→杉平浄水施設14:10=14:24神末登山口14:30(R369、R163)=高槻17:30

 きょうは節分草や福寿草を求めて鈴鹿山系を訪れる計画だったが、今年の暖冬が急に解消して厳しい冬型の気圧配置となったため積雪を逃れて霧氷見物に三峰山へやってきた。高速の早朝割引時間内に西名阪を通過し、Kさんとの待ち合わせ場所の道の駅御杖(みつえ)に予定通りに到着。学能堂山(がくのどうやま)の杉平登山口でもある舗装林道(R368の杉平バス停近くの四角の反射鏡の所を右折する)終点の浄水施設前に2、3台分のスペースのある道端に置き車し、三峰山(みうねやま)神末(こうずえ)の広い駐車場から登り始めた。
 尾根道の登尾ルートは不動滝ルートの林道から分岐し、薄暗い針葉樹林帯を黙々と登る。登山口から30分も登ると休憩小屋だ。ここまで駐車場から林道が通じているので車でも来ることができる。階段を登り最初は杉林ばかりだが、高度を上げるに従い自然林が多くなってくる。途中の休憩ポイントからは大洞山や倶留尊山など曽爾の山々が目線の高さで眺められる。なだらかに尾根を登ると落葉樹の大木のある避難小屋だ。ここで不動滝ルートと合流し薄っすらと雪の積もった自然林の尾根を登るとほどなく新道ルートとの合流点の三峰峠だ。ほぼ水平な疎林帯の道を道標に従って進むとすぐに八丁平だ。ススキの原っぱに薄く積もった雪景色は、冬枯れた灌木と白と枯れススキのコントラストが素晴らしい。稜線の南側には台高の山々が雄大に広がっている。

 
   (三峰山神末登山口)   (登尾ルート分岐、直進は不動滝) (薄暗い針葉樹林を登る)

  (休憩小屋で林道出合)      (林道から階段を登る)   (途中の見晴らし休憩ポイント)

    (自然林が増えてくる)       (避難小屋横の大木)      (不動滝ルートと合流)

 (なだらかに自然林を登る)   (三峰峠で新道ルートと合流)    (八丁平へ向かう)

                 (西方向を望む、薄雪に覆われた八丁平)

                    (八丁平から南方を望む)

 八丁平から少しばかり雑木の間をなだらかに登ると三峰山頂上だ。きょうは季節風が強く涙と鼻水が止まらない歩きに終始したが、残念ながら風に湿気がなく霧氷は全く見られなかった。1等三角点のある山頂からは北側の視界が開け、丸く尖った形の曽爾の山々が点在している。主稜線は東方の修験業山の方へ伸びている。間違って少し進んでから引き返し、北北東へ向かって尾根を急下降する。きょうは少しの積雪で助かったが、積雪が多い時や凍結した時はお手上げの激下りだ。両方の尾根道に赤リボンが点々と連なっているので注意が肝要だ。激下りが終わると片側杉林、片側自然林のおだやかな尾根道をアップダウンしながら進む。途中の茶色の幹が林立するリョウブの林が美しい。P847手前のコルで風を避けて休憩後、小さな凹凸を繰り返し、最後に杉林の中の一本道の直線道路を登りつめると仏来山だ。杉林中で全く視界はない。ここで失敗、広い道をそのまま直進して西に伸びる尾根に入ってしまった。赤リボンもなくなり間違いに気付いて戻り、仏来山から狭い踏み跡のある北の尾根に入った。

 
       (八丁平)       (灌木疎林帯を三峰山へ向かう)    (三峰山頂上)

                     (三峰山から北方を望む)

 
 (東(修験業山)へ伸びる尾根)   (北北東の尾根を激下り)     (ブナの森を下る)
 
  (杉林と自然林の尾根道)      (リョウブの林)        (特徴のないP847ピーク)

   (杉植林帯の仏来山)      (真っ直ぐな杉林の道)     (学能堂山が少しのぞく)

 小須魔(こすま)山を越えて下ると神末登山口近くの上村に下ることのできる小須魔峠だ。1台の車の場合はここから上村へ下るのが得策だ。ここから左側が私有地らしくネットに沿った上り坂だ。途中からネットの向こう側に林道が現れしばらく並行する。ネット上の白土山を過ぎるとススキと小灌木の緩やかな下りとなり、眼前に端正な学能堂山が見えてくる。コルからネットに沿って急坂を100メートルばかりフーフー言いながら登りきると2等三角点の学能堂山頂上だ。山頂からは360度の大展望だ。南には曽爾の山々、北には高見山から局ヶ岳に至る連山が眺められ筈だが、折りしも粉雪まじりの時雨が吹き付けてきて景色は白のベールに包まれてしまった。しばらく待ったが晴れる兆しがなかったので杉平への下山を開始した。
 県境尾根に沿って、奈良県側の手入れがされていない暗黒の杉林、三重県側はブナ?などの落葉樹の大木もある自然林の間を下る。杉林に入ると県境尾根から三重県側へ下り、以降は杉林ばかりの道を沢沿いに下る。林道始点に至り、そこから谷の右を少し下ったが赤リボンがなくなり間違いに気付いて左の道を下った。最後に石積みの段々畑が自然に返った杉林を抜けると少し広い道へ出てから林道と合流する。ガレた地道林道を10分も下ると杉平浄水施設だ。この林道を下る途中から見える大洞山の雄姿が綺麗だ。三峰山神末登山口まで戻り、時雨模様の神末をあとにした。いつもこの時間の高速は渋滞することが多いので、R369で柳生から笠置の山里の景色を楽しみ、R163で木津を経て一般道で3時間かかって帰阪した。
 きょうは一日中風が強く1人の登山者とも逢わない寒い日だった。目的の霧氷は見られなかったがKさんのお蔭で三峰山から学能堂山の尾根歩きができ、冬枯れの縦走路を味わうことができた。

   (小須魔峠への尾根道)        (小須魔峠)       (林道沿いのネットの側の道)

 
 (ネットで分割された白土山)    (端正な学能堂山)         (縦走路を振り返る)

             (学能堂山頂上付近から時雨模様の南方を望む)

     (学能堂山頂上)       (雑木の原っぱを下る)      (植林帯の道を下る)

     (林道出合)           (杉平浄水施設)       (優美な大洞山を見て下る)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)
(1)神末登山口〜小須魔峠         (2)小須魔峠〜杉平浄水施設

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大台ケ原、高見・倶留尊山
・2万5千分の1地形図  倶留尊山、菅野

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