P1003の鞍部から高度差約100メートル登り返すと樹木に囲まれた小峠山西峰だ。次のピークが小峠山中峰で三角点のある小峠山は3番目だ。最も展望が良かったのは中峰だ、笠捨山から仏生ヶ岳までの大峰南部の峰々が展望でき、また、十郎山から歩いてきたきょうのコースをたどることができた。小峠山からはネットに沿った激下りだ。右下には蛇行する池原貯水池やR169が俯瞰できる。P926から足下にR169が見えるが、これからが展望のない杉林の中の長い長い激下りが続く。逆コースで上りに使いたくない道だ。水尻の新しそうな墓地(おそらくダム移転)の横まで来るとトンネル前の水尻バス停はすぐだ。約30分の車道歩きで駐車地点へ戻った。帰りも往路と同じ経路だが、連休の渋滞に遭遇、3時間半かかってやっと帰宅した。
きょうのコースは静かな山歩きのできるルートだ。特に、十郎山から1477峰に至るブナとヒメシャラの広い尾根が素晴らしかった。機会があれば奥駈道まで足を伸ばして五百羅漢や屏風岩を孔雀尾根から眺めたいものだ。
(細いヒメシャラが多い)
(樹木に囲まれた小峠山西峰) (小峠山三角点)
(小峠山中峰から西南西を望む)
(ネットに沿って急坂を下る)
(中央が戸賀トンネルの半島) (P926から下りは杉林の中)
(小峠山下り稜線から池原貯水池を望む、左下尾根はP926から延びる尾根)
(水尻バス停、左が登山口)
(白川又林道分岐) (白川又林道の岩屋谷橋)
★道端の花
ギンリョウソウ(小ピーク) シャクナゲ(P902)
タチツボスミレ(P902)
タムシバ(P1348) ツボスミレ(小峠山)
ミヤマシキミ(小峠山)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)