★ひとこと 「新緑の雑木林とヤマシャクヤク咲く花の名山へ」
神崎集落から舟伏山を望む
★行った日 2007年5月8日(火) 晴 かみさんと2人
★コース
高槻5:16(名神、R21)=岐阜(R256、R418、県道、林道)=9:08あいの森駐車場(西登山口)9:17→東登山口9:22→10:09桜峠10:14→みのわ平10:42→11:54(1040.3m)舟伏山12:08→12:45展望台12:53→地蔵13:13→14:05あいの森駐車場(西登山口)14:15(林道、県道、R418)=根尾(県道、R417)=シタ谷橋梁工事通行止(R417、R303、湖西道路、名神)=高槻18:58
きょうは岐阜の花の名山、舟伏山(ふなぶせやま)だ。高速早朝割引利用のため米原ICからR21で岐阜を経て、R418にて美山町谷合から神崎へ向った。この時間帯のR21は避けるのが賢明だ。神崎バス停から夏坂林道を終点まで行くと舟伏山登山口のあるあいの森駐車場だ。神崎集落から眺める舟伏山は名前の通り舟を伏せた形だ。
トイレや水場もある東ルート登山口から杉林の急坂を登る。九十九折れの道で尾根へ達すると涼しい風が迎えてくれる。杉林の尾根道を進むと、神崎の夏坂林道入口ゲートの所から来る道を合わせ、地蔵のある桜峠だ。ここから新緑の雑木林となり林床にカタクリの葉が散在する道をジグザグに登る。道が緩やかになるとみのわ平だ。少し手前からは南の展望が開け、今登ってきた尾根が見えているが、霞んでいるため遠望は駄目だった。林床にはハルリンドウやタチツボスミレが群落を作っている。しばらく雑木林をなだらかに登ると展望広場の舟伏山山頂だ。山頂からは、北に雪を頂いた能郷白山が霞んで見える程度だったが、見通しがきけば伊勢湾から北アまで展望できるそうだ。
山頂から西南に少し下った所には清楚なヤマシャクヤクが咲き、すぐ下からはニリンソウの絨毯が広がっていた。小舟伏までのなだらかな尾根が花のプロムナードだ。小舟伏から灌木の急坂をジグザグに下る。途中の展望台を経て地蔵を過ぎると杉植林帯になり、薄暗い道をひたすら下る。沢に出合ってから沢沿いに下ると西ルート登山口だ。東ルート登山口まで戻り水場でリフレッシュ後出発。まだ早かったので3年前に行った冠山へ立ち寄るべく、根尾からR417合流点へ向った。根尾から馬坂トンネルを過ぎてしばらく下ると大きな橋とトンネルを経てR417と合流だ。3年前のガタガタ道と比べて、この立派な道は新しい徳山ダムのお蔭だ。ダムの上流方向へ3つのトンネルを過ぎた所で橋梁工事のため今月末まで通行止だ。仕方なく、冠山をあきらめてR417からR303で木の本を経て湖西道路で帰阪した。
花の名山探訪にはやや遅きに失した観なきにしも非ずだが、この季節なりに、清々しい新緑と多くの草花に出会えた。特に、開花日数の少ないヤマシャクヤクと出会えたのは最高だった。
(舟伏山登山道案内図)
(東ルート登山口) (杉林をジグザグに上る)
(尾根を行く)
(桜峠) (桜峠の地蔵)
(明るい雑木林の道) (みのわ平)
(ジグザグの登り道)
(みのわ平下から南方(岐阜方向)を望む)
(スミレ咲く広葉樹林帯を行く) (舟伏山山頂広場) (舟伏山三角点)
(山頂直下のヤマシャクヤク) (小舟伏付近のニリンソウ) (急坂の九十九折れ道)
(展望台から岐阜方向)
(西ルートの地蔵) (西ルート登山口)
★道端の花
ヒメバライチゴ(桜峠) マイズルソウ(桜峠) キンポウゲ(桜峠)
オニタビラコ?(桜峠)
タチツボスミレ(桜峠) キバナイカリソウ(桜峠)
ヤマブキ(みのわ平) ツボスミレ(みのわ平) ニシキゴロモ(みのわ平)
ニリンソウ(みのわ平)
ナツトウダイ(みのわ平) ヒトリシズカ(みのわ平)
ヤマルリソウ(みのわ平) ルイヨウボタン(山頂) ヤマシャクヤク(山頂)
?(山頂) ハルリンドウ(小舟伏) エンレイソウ(小舟伏)
ヘビイチゴ(小舟伏) カタクリ(みのわ平) ボタンネコノメソウ(小舟伏)
シロバナノヘビイチゴ?(展望台) ナルコユリ(展望台) ?地蔵)
チゴユリ(地蔵) シャク(西登山口) シャガ(西登山口)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 谷合
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