三久安山(1123.2m)

 

★ひとこと   「隧道から展望尾根を経て新緑に輝くブナの森、三久安山へ」

登ってきた見晴し尾根(奥:藤無山)

★行った日   2007年5月12日(土)  晴  単独
        
★コース

高槻5:19(府道、R372)=丹南篠山口IC(舞鶴道、北近畿豊岡道)=和田山(R319、R429、県道)=8:55蓮花岩隧道手前9:07→10:10展望ピーク110:20→P951 10:32→展望ピーク2 10:55→11:34(1123.2m)三久安山11:51→南ピーク11:58→梯子分岐12:11→P1019(大岩)12:23→林道終点登山口12:48→梯子登山口13:15→13:56蓮花岩隧道手前14:05(県道、R429、R319)=よふど温泉極楽湯(北近畿豊岡道、舞鶴道)=丹南篠山口IC(R372、府道)=高槻19:39

 あまり一般化していない但馬の山、藤無山の近くの1000メートル峰、三久安(さんきゅうあん)山へ出かけた。R312の朝来からR429に入り、三方町から公文川に沿って北上し、千年水を過ぎ三叉路を左の溝谷集落へ向う。集落を過ぎると地道林道になりトンネル(蓮花岩隧道)手前の空地に駐車。普通車でも十分通行可だ。
 トンネル右の谷には踏み跡がついていたが、どこもかしこも伐採木で覆われていて歩き難いのは同じだったのでトンネル上の支尾根に向って伐採木の堆積する急坂を10分ほど無理やりよじ登った。支尾根上には踏み跡があったが、伐採木が放置されていてしばらく難行苦行の連続だ。伐採木放置帯をやっと抜けると踏み跡もはっきりし、杉林の急坂をあえぎつつ登りつめる。右側が広葉樹林帯になると、左側斜面が伐採地の明るい展望ピーク1に飛び出す。西南方向には林道を山腹に刻んだ帰りに通る尾根が続き、その奥に阿舎利山がなだらかな姿を見せている。西北には展望の良さそうな伐採地の尾根が続きその先に三久安山が連なっている。明るい展望尾根を過ぎるとブナ主体の灌木林になり東北には木々の間から藤無山が姿を見せている。昨年、藤無山へ谷道から登ったときの猛烈な笹薮コギが嘘のような優美な姿だ。白い花をつけたガクウツギが点在する尾根を進み、太いブナ林が現れると山頂は近い。疎林に囲まれた三角点からの展望はあまり良くないが、新緑の広葉樹林帯が素晴らしい。
 山頂から南のブナ林尾根を下って登り返すと南峰だ。尾根を15分も下ると梯子分岐の表示があるがそのまま尾根を直進すると見晴らしの良いネット沿いの尾根道となる。東側の展望が開け、登ってきた尾根が左に連なり、正面に段が峰が霞んでいた。テープもあるしっかりした踏み跡を南下するとP1019の大岩だ。テープ通りに大岩の右を巻いて下ると、切り開き斜面の上端にでて下に林道が見えている。杉林の境界線でもある稜線を下り、最後に踏み跡もない薮を突っ切ると林道終点に飛び出す。三久安山登山口の標識もあるが他に明確な登り口はないので、ここから登るときは強引に薮コギするほかない。地形図にはここから蓮華滝を通って溝谷へ抜ける谷道が記されているが、倒木に埋め尽くされ一見して通れそうもない谷間なので、安全に1時間の林道歩きで舞い戻った。林道は整備されたばかりで地道ながら普通車で終点まで可だ。途中の梯子登山口には駐車広場があり、通常はここから山頂をピストンするようだ。トンネルまで長い林道歩きだったが、可憐なヤマシャクヤクが咲き、満開の藤の花などもあり退屈しなかった。帰途、千年水を汲もうとしたが常連で満員のため敬遠、和田山のよふど温泉極楽湯で疲れをいやし、往路と同じ経路で帰阪した。
 山あそさんも推薦する三久安山は、コース設定の妙味、尾根からの展望やブナ林、季節によっては花ありの魅力的な山だ。梯子ルートからのピストンではなく展望の尾根歩きがこの山の妙味だ。


    (蓮花岩隧道)         (伐採木を乗越えて登る)    (やっと支尾根に着く)

  (間伐材を乗越えて進む)    (展望ピーク1から下り尾根)      (展望ピーク1)

                 (展望ピーク2から東〜南〜西を望む)

  (見晴し尾根を振り返る)      (ブナ林が現れる)         (間近の藤無山)

    (展望尾根を行く)        (ガクウツギの咲く尾根)      (間近の阿舎利山)

   (山頂近くの太いブナ林)      (三久安山三角点)     (山頂から南の尾根を下る)

       (南峰)             (岩稜もある)        (登ってきた尾根と段が峰)

    (尾根を南下する)        (P1019の大岩)       (東南東の支尾根を下る)

   (杉林に沿って下る)        (林道終点登山口)         (梯子登山口)

 
★道端の花

   ガクウツギ(山頂尾根)    ボタンネコノメソウ(林道)     メノマンネングサ(林道)

   ヘビイチゴ(林道)        ヤマシャクヤク(林道)       フタリシズカ?(林道)

    ジシバリ(林道)         ハナニガナ?(林道)        ガマズミ?(林道)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  音水湖

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