牛松山(629.2m)三郎ヶ岳(613.7m)

 

★ひとこと   「梅雨の晴れ間に蒸し暑い低山、亀岡盆地東の連山へ」

亀岡から田圃に映る牛松山を望む

★行った日   2007年6月20日(水)  晴一時曇  単独
        
★コース

高槻7:35(府道)=8:30金毘羅神社駐車場8:39→十一丁灯ろう9:17→9:49十八丁金毘羅神社9:59→(629.2m)牛松山三角点10:03→(636m)NHKパラボラアンテナ10:08→寒谷分岐10:25→10:34鉄塔(No.145)10:39→11:12休憩ピーク11:21→道ロスト→山道合流12:08→巡視路分岐12:12→12:32一の橋12:36→三郎ヶ岳登り口13:04→尾根道出合13:25→13:47(613.7m)三郎ヶ岳三角点14:01→尾根道出合14:16→14:50出雲台バス停15:02(京都交通バス)=北保津バス停15:13→15:21金毘羅神社駐車場15:25=出雲神宮=高槻16:40

 梅雨の晴れ間に近くの低山に出かけた。亀岡盆地の東に連なっているのが牛松山から三郎ヶ岳だ。牛松山には保津峡下りの船頭の守護神、金毘羅神社が鎮座し、三郎ヶ岳にはパラグライダーコースがある。亀岡市内から大きな保津橋を渡り北保津バス停付近に金毘羅神社2.8キロの表示があるので右折する。住宅街を抜け竹薮に入ると金毘羅神社参道の鳥居がありそばの空地に駐車する。
 鳥居をくぐって丁石の続く参道をなだらかに登る。途中1ヶ所だけ亀岡市内が展望できるが、松林と雑木の続く参道を丁石の数が増えるのを楽しみにただ黙々と登るだけだ。十八丁目でようやく金毘羅神社の鳥居がありその奥が拝殿だ。保津峡下りの船頭の守護神らしく小型の船が天井に飾られている。神社の前の広場は大きな杉にかこまれて展望は全くない。神社から少し奥へ進み西へ突き出た所が雑木林の三角点だ。東へ戻った所が636メートルの牛松山最高点でNHKのパラボラが設置されている。北へ尾根筋を下り寒谷分岐のコルを越えて登り返すと鉄塔(No.145)だ。本コース一番の見晴台だ。北方にはこれから向う三郎ヶ岳の先端だけが顔を出し、東には愛宕山がそびえている。これから進む尾根道は右から巻いて続いている。


   (金毘羅神社入口鳥居)     (広い参道と丁石)        (参道から西を望む)

    (参道に建つ灯ろう)       (十八丁の金毘羅神社)       (金毘羅神社拝殿)

  (ウバメガシの道を行く)        (牛松山三角点)      (ウバメガシの尾根を下る)

   (寒谷分岐を直進する)    (鉄塔(No.145)から東へ行く)     (雑木林を行く)

                 (鉄塔(No.145)から西〜北〜東を望む)

 鉄塔の東の脚にトラテープが巻かれており、その所から小灌木のブッシュに入り込む。踏み後らしき所をたどると樹林に入りテープが現れる。尾根道をしばらく進むと本コース最高点P643の少し手前に東側が少し開けたピークに着く。北方には越畑集落の彼方に三頭山が見えている。P643から尾根道は東へ下っているので西の尾根へ入るべく踏み跡らしき道へ入り込んだ。しかし一本手前の尾根に入ったらしいので北の谷へ下ってから登りやすい所をよじ登って尾根道に合流した。あとは巡視路とおぼしき尾根道をたどって鉄塔141の表示通りに進み、少し展望のきく鉄塔(No.141)を通過して、最後に急なプラ階段を下ると林道出合の一の橋だ。逆コースから登る場合は一の橋の手前右に巡視路の火の用心マークがあるのでここを登るとプラ階段が現れる。
 橋を渡って林道分岐を直進する。しばらく進むと無許可車両進入禁止の表示がありその手前に空き地もある。登り口がわからず少し行き過ぎてから引き返したが、表示のすぐ先に根付き倒木があって字の消えた小さな板切れが付いている所が三郎ヶ岳登り口だ。折角のGPSもこの辺りは衛星信号をひろう事ができず近代兵器の限界を思い知った次第だ。杉林の急登に始まって谷筋を登っていくと尾根に合流する。合流点では尾根を少し左へ行ってから尾根を右へ進むのが正解だ。あとは尾根を道なりに登りつめると樹林に囲まれた三郎ヶ岳三角点だ。山頂から北へ行くと好展望のパラグライダーコースもあると思われるが暑さでファイトがなくなってしまったのですぐ下山した。下山は幅の広い道だが見通しが全くきかない雑木林の続く単調な道だ。出雲台バス停北寄りの県道出合には三郎ヶ岳登山口の小さな表示がある。幸運にもすぐに来たバスにて北保津で降り駐車場へあまり歩かずに帰着できた。
 きょうの山は展望もあまり望めず花もなかったが、都会に近いので冬季の足慣らしには好適な山だ。それにしても蒸し暑い日の低山歩きに辟易した一日だった。


 (休憩ピークから三頭山を望む)  (道をロスとして谷間を下る) (稜線に戻ってプラ階段を下る)

   (一の橋の林道出合)           (一の橋)         (三郎ヶ岳登り口手前空地)

    (三郎ヶ岳登り口)           (杉林を登る)          (尾根道合流点の道しるべ)

    (雑木林を行く)           (三郎ヶ岳三角点)        (三郎ヶ岳から牛松山を望む)

   (三郎ヶ岳の広い下り道)      (三郎ヶ岳登山口)          (金毘羅神社参道入口)

★道端の花

 
     ?(鉄塔(No.145))     ギンリョウソウ(三郎ヶ岳)       キイチゴ(一の橋)
 
   キンポウゲ(一の橋)       ハナニガナ(一の橋)        ドクダミ(一の橋)
 
   ウツギ/ウノハナ(一の橋)      キイチゴ(一の橋)      ノハラアザミ?(出雲台)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山(牛松山のみ)
・2万5千分の1地形図  亀岡

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