半国山(774.2m)

 

★ひとこと   「宮前から展望の半国山、烏帽子山を経て赤熊へ」

宮前から半国山(中央奥の山頂は見えない)

★行った日   2007年10月1日(月)  曇後一時晴  単独
        
★コース

高槻7:41(府道)=8:55(亀岡)宮川神社前9:04→金輪寺9:28→登山道入口9:35→10:43千ヶ畑分岐10:54→るり渓分岐10:58→11:04(774.2m)半国山11:22→巻道合流11:36→烏帽子山分岐11:53→烏帽子山12:23→烏帽子山分岐12:44→林道ゲート13:06→県道出合13:20→宮川神社前13:54(府道)=高槻14:55

 急に空白の一日になったので曇っていたが近場、亀岡の低山、半国山(はんごくさん)へ出かけた。丹波の国が半分見えるので半国山と言うらしい。篠山方面へ向かうときはいつも目にするおなじみの山だが登るのは初めてだ。亀岡からR372を西進し湯の花温泉を過ぎてR477合流点を左折し、すぐ右折して少し直進し宮前(みやざき)の郵便局を過ぎて左折し直進するとT字路だ。左は金輪寺へ行く林道だが右折してすぐ左折すると宮川神社だ。鳥居前の広い所に駐車した。
 昨日は雨だったのでまだ濡れている宮川神社参道を登る。神社の前を過ぎると金輪寺の参道となり所々丸太階段の広い参道が続いている。30分も登ると林道と合流し、ほどなく金輪寺境内に入り石段を登ると本堂前だ。幾つか伽藍の建つ立派な寺だ。作務衣を着た方に登山口を教えてもらって、林道を少し下った半国山登山口から登り始めた。松林もある自然林を登ると稜線に達し、地形図の点線のルートを登る。展望は全くないが明るい雑木林主体の尾根道をなだらかに登ると平坦部に着く。南側が植林帯の千ヶ畑分岐だ。しばらくるり渓方面へ直進し、半国山頂上の表示に従って右折して登りつめると山頂部が切り払われた見晴らしのよい半国山山頂だ。雲が垂れ込め愛宕山など遠くは見えなかったが剣尾山など近くの峰々の展望台だった。
 山頂から北方へ下るとすぐに巻道と合流し、赤熊へ向って東へ歩き難い石ころ道を下る。しばらく下ると烏帽子山の表示があったので、予定になかったが左折して登り始めた。間もなく稜線に達し、右へ登ると何も表示がないがピークに到達した。ヤブに囲まれた殆ど展望のきかない山頂だった。鉄塔まで下ってから先程の稜線まで引き返し、赤熊への石ころ道へ戻った。結果論だが、半国山から下った所の巻道合流点を直進して町界尾根に達し、ここから北へ向えば殆ど大きく下ることなく近道で烏帽子山へ行ける筈だ。先程の分岐点から眺望もない歩き難い石ころ道を延々と下るが、途中に音羽の滝もある渓谷沿いの道だ。林道ゲートから歩き易くなった道を下ると赤熊の車道にでる。山沿いに30分も車道を南へ進むと宮川神社だ。烏帽子山下の鉄塔から東へ町界尾根に沿って地形図通りに巡視路がありそうだったので、未確認だが今回の石ころ道を下るより快適に下れそうだ。帰途、付近の無人販売所で格安のシーズン真っ盛りの栗を買い、往路と同じルートで帰阪した。
 きょうのコースは近畿自然歩道でもあり道標も整備され歩き易い家族連れ向きのハイキングコースだ。山頂広場も整備され、北を除いて北摂の山々を一望におさめることができる。


    (宮川神社参道)         (金輪寺参道)             (金輪寺入り口)

     (金輪寺本堂)            (登山道入口)           (松林を登る)

    (照葉樹林を行く)      (ウバメガシ?の稜線を行く)      (雑木林を行く)

      (千ヶ畑分岐)         (明るい疎林帯を登る)   (好展望の半国山頂上広場)

         (半国山頂上広場から東北〜東〜南〜西〜西北を望む)

  (明るい自然林を下る)     (歩き難い石ころ道を下る)      (烏帽子山頂上)

   (烏帽子山分岐点)     (下山途中のナメ滝、音羽の滝)      (林道ゲート)

★道端の花

  シロヨメナ?(宮川神社)      アケボノソウ(林道)      ゲンノショウコ(宮川神社)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  埴生(はぶ)

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