池木屋山(1395.9m)赤倉山(1394m)千石山(1380.3m)明神岳(1432m) 高槻3:45(近畿道、西名阪)=針IC(R369、R370、R166、県道)=6:04マナコ谷登山口6:17(林道、県道)=6:50宮ノ谷渓谷入口7:02→風折谷出合休憩所7:40→7:55高滝手前8:05→9:04奥ノ出合9:11→とうふ岩9:56→10:49(1395.9m)池木屋山11:07→木屋池11:21→霧降山11:51→奥ノ平峰12:00→千里峰12:18→12:37(1394m)赤倉山12:46→奥ノ平谷源頭13:20→(1380.3m)千石山14:00→瀬戸越14:20→14:30(1367m)笹ヶ峰14:38→明神岳分岐15:03→Uターン15:25→(1394m)桧塚奥峰15:49→主稜出合15:57→作業小屋16:19→マナコ谷登山口16:57(林道、県道)=17:31宮ノ谷渓谷入口17:42(県道、R166、R370、R369)=針IC(西名阪、近畿道)=高槻20:12 (急坂尾根の激登り) (下から見ると四角いとうふ岩) (明るい尾根登り) (おなじみの根上がり杉) (シャクナゲ?に巻きつかれた杉) (倶留尊山が見えだす) 池木屋山頂上から美しいブナ林尾根に誘われて、反対の大黒尾根を下り始めた。尾根筋には倒れた幹から根を出し、また、数本の幹も出している奇怪なブナ?かダケカンバ?があった。Kさんの「おかしいで」の声で間違いに気づき、はるか彼方の桧塚の稜線に向って伸びる本来の尾根に舞い戻った。点々と水面をのぞかせる木屋池の湿地帯を過ぎ、右手に迷岳や局ヶ岳を眺め、左手にヒメシャラの茶色の幹と紅葉のコントラストが美しい斜面を見下ろしながら稜線を進む。稜線を登りきると展望抜群の霧降山だ。池木屋山よりもづっと展望がよく、1時間半もあれば往復できるので霧降山まで足を伸ばすことがお勧めだ。アップダウンしながら奥ノ平峰、千里峰、赤倉山と峰々を越えて行く。展望抜群の赤倉山からは、西南に高塚、登尾、白鬚岳へと続く稜線、西には中奥川の谷間の向うにムネ山からジョウブツ山の山脈、これから進む北方の千石山の彼方に薊岳から桧塚に続く稜線、などが天候悪化で霞んだ山並みの中で認識できた。快晴の日に再度訪れたいものだ。 (反対の大黒尾根を少し下る) (幹から根が出るダケカンバ?)(霞む桧塚に向って尾根を下る) (霧降山) (奥ノ平峰最高) (千里峰) 赤倉山から展望のよい尾根を下り、奥ノ平谷源頭の鞍部を過ぎて約200メートル急坂を登り返すと千石山だ。疲れてきているので本日一番のしんどい登りで、数十メートル毎に呼吸を整えてやっと到着だ。千石山から、雲に隠れ始めた薊岳から明神岳に続く稜線とその手前の笹ヶ峰に向って、美しい丸い尾根をなだらかに下る。稜線の鞍部は東の千石谷と西の中奥川を結ぶ瀬戸越だが、両サイドとも道は自然にかえって認識できなかった。ブナでかこまれた笹ヶ峰を過ぎ、ヒメザサ林床のブナ林の丸いなだらかな尾根を進むと明神平と桧塚分岐点だ。分岐点の数十メートル先が本日最高点の明神岳だ。ガスってきたブナ林をなだらかに下って少し登りかえすと表示はないが目印が沢山付いているUターン地点だ。直進すると笹原平原のヒキウス平だ、きょうは時間的余裕がないので行けないが是非晴れた日に行きたい所だ。ここをUターンして少し進むと桧塚奥峰だ。ここから東北へ笹原を少し下るとテープの巻き付けられた木がある。この辺りはシーズンに真っ白に彩られるシロヤシオの多い尾根だ。東へ進むと桧塚だがマナコ谷は北へ草原を下る。この分岐こも表示はないので注意が必要だ。ここから千秋峰の絶景草原の下り道だ。雲に隠れていたが、国見山から東へ続く稜線を正面に見ながら、強風で一方向に首をかしげたようば樹木が散在する笹原を下る。天気がよく時間もあれば昼寝をしたくなる草原だ。稜線から標高差約200メートルも下ると薄暗い植林帯に入り登山口まで続く。樹林の急坂をジグザグに下り、作業小屋ではその手前をテープ目印を見落とさないように細い道に入り、何度か作業道を横切って下る。テープ目印のあるしっかりした道を下るとやがてマナコ谷登山口に到着だ。デポした車で宮ノ谷渓谷入口まで戻り、往路と同じルートで帰阪した。 (薊岳展望尾根を下る) (瀬戸越付近の尾根道) (笹ヶ峰) (桧塚奥峰) (マナコ谷への稜線分岐点) (風向き一定の笹原を下る) ★道端の花(花は殆どなし) (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図) |