P1022(1022m)須留ヶ峰(1053.5m)大杉山(1048m) 高槻4:54(中国道)=山崎IC(R29、県道)=7:27田淵登山口県道空地7:40→林道出合8:06→8:44林道終点出合8:48→杣道消滅9:11→稜線合流10:07→10:10(1022m)P1022
10:25→P987 10:48→地籍図根三角点11:03→南ピーク11:18→11:30(1053.5m)須留ヶ峰11:39→東ピーク11:50→12:03(1048m)大杉山12:21→東ピーク12:32→須留ヶ峰12:45→支尾根別れ13:11→鎖場13:35→表示(これより沢を登る)14:00→木地師屋敷跡14:05→せんばの滝14:07→林道出合14:17→林道引返し→林道出合14:41→14:59田淵登山口県道空地15:10(府道、R9)=与布土温泉極楽湯(北近畿豊岡道、舞鶴道)=丹南篠山口IC(R372、府道)=高槻19:40 (林道先から杣道を行く) (立派な杣道) (谷間で杣道が消滅) (支尾根の灌木帯を登る) (植林帯を登る) (細い灌木帯になると主稜は近い) P1022から須留ヶ峰、大杉山へ続く主稜線はブナ主体の美林尾根だ。特に、P987から南ピークまでの落葉絨毯のブナ尾根が美しく、尾根に描く葉を落とした樹影模様が素晴らしかった。主稜線には国土調査プラ杭が点々と打たれ、南ピーク下には地籍図根三角点が赤白の測量棒とともにあり、目印テープさえあるので迷うことはない。図根三角点付近から西南に、歩いてきた稜線の先にP1022が見え、その彼方に一山、阿舎利山、三久安山など今年登った但馬の山々が展望できた。P1022から約1時間で展望のよくない須留ヶ峰三角点だ。山頂は淡雪に覆われた小空間だ。東北には灌木の梢越しに大杉山の三角錐が望めた。須留ヶ峰から大杉山まで約30分弱だが、ベチャベチャの残雪尾根を尻餅をつかないように慎重に進んだ。特に、持つ所のない残雪の落葉絨毯の下りは嫌だ。大杉山頂上手前には、名前の元?の大杉の古株が鎮座していた。大杉山頂上からの展望は素晴らしく、遠方は霞んでいたが氷ノ山から蘇武岳、粟鹿山などが連なっていた。 (P1022付近から氷ノ山) (P1022から須留ヶ峰) (左は植林帯の稜線を行く) (須留ヶ峰三角点) (須留ヶ峰から大杉山) (須留ヶ峰から東尾根を下る) 下山は須留ヶ峰まで戻り、田淵コースの沢下りだ。山頂西側のアセビを通り抜け、雪の残った雑木林をなだらかに下る。広い尾根だが赤テープを忠実にたどればよい。展望のよい羊歯原を下ると再び灌木の支尾根に入り、田淵の表示の所で尾根から別れて左へ下る。このまま斜面を下ると爽やかな沢の源頭に出るので、あとはどこまでも歩き難い沢を下る。小さな滝を下る鎖場を過ぎ、殆ど水のない足場の悪い沢を下ると、沢を渡った所に「これより沢を登る」の表示があって山道に入る。腐って落ちた丸太橋のところをトラロープの助けで渡ると、杉林の中に木地師屋敷跡がある。そのすぐ先にせんばの滝が沢の対岸にかかり、そのすぐ右の岩壁穴から黒パイプで水をひいていた。下流でも姿を見せているので集落へ引水しているようだ。ここから10分位で林道だが、ここでまた失敗、林道出合のすぐ左に往路の林道出合があるのだが、林道を右へ進んでしまった。田淵へ下ると思ったがだんだん山の中へ入ってしまったので再度林道出合まで引き返した。折角GPSがあるのに不精すると駄目だ。あとは往路を田淵登山口へ戻った。帰途はR9の八鹿付近で休日渋滞に遭遇、よふど極楽温泉で汗を流し、篠山から一般道で帰阪した。 (支尾根の急坂をトラバース) (沢の源頭を下る) (沢の大木の目印) (腐って落下した丸太橋) (木地師屋敷跡) (せんばの滝) ★道端の花(花は殆どなし) (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図) |