大船山(653.1m)歌垣山(553.5m)

 

★ひとこと   「三田の鋭鋒大船山と能勢の歌垣山へ」

波豆川バス停付近から大船山(中央)を望む

★行った日   2007年12月17日(月)  曇時々晴  単独
        
★コース

高槻7:09(府道、県道)=8:30波豆川登山口8:50→十倉峠9:07→大船山頂分岐9:23→9:40(653.1m)大船山10:02→大船山頂分岐10:11→大船寺跡10:14→波豆川バス停登山口10:41→波豆川登山口10:58(県道)=堀越峠県道拡幅部11:40→堀越峠登山口11:51→12:14(553.5m)歌垣山12:20→かがいの広場12:25→歌垣山12:35→堀越峠登山口12:47→12:53堀越峠県道拡幅部13:09(県道)=高槻13:59

 先日登った三田の千丈寺山から東に三角錐の鋭鋒が見えていた、大船山だ。山頂の説明板によれば、山名は昔の内海航路からの目印しに起因しているらしい。大阪から能勢を経て日生中央から三田方面へ向い、途中で波豆川に沿って北上すると、下山予定地のバス終点波豆川バス停だ。駐車スペースがないのでもう少し進むと三田アスレチックのキャンプ場に着く。ここが大船山の波豆川登山口だ。駐車場もトイレもある。
 バンガローなどが建ち並ぶキャンプ場を抜けて雑木林に入り、なだらかに15分も登ると十倉峠だ。直進すると十倉だが標識に従って左折、杉林や自然林の道をさらに15分位進むと大船山頂への分岐点だ。こから急坂の雑木林を登りつめると大船山三角点だ。祠もある小広場で、南方と北方の視界が開けている。生憎、きょうは靄って遠くは駄目だったが、すぐ下から田園地帯が広がり近くの北摂西部の山々が望めた。下山は先ほどの分岐点まで戻り、波豆川バス停登山口へ下った。分岐点のすぐ下には大舟寺跡があり、現在の大舟寺へ移転する前の伽藍跡だ。ここからバス停登山口までは荒れて歩き難い所もあるが五輪卒塔婆型の丁石が残る立派な参道だ。バス停から往路の登山口まで車道歩きで戻った。まだ早かったので、近くの能勢の歌垣山へ立ち寄った。


     (波豆川登山口)        (キャンプ場を登る)          (雑木林を登る)

        (十倉峠)             (植林帯を登る)         (大船山頂分岐点)

    (雑木林の急登)       (頂上直下の岩稜を巻く)      (大船山三角点と祠)

                (大船山から東〜南〜西南を望む)

                (大船山から西北〜北〜東を望む)

       (大舟寺跡)            (立派な丁石)         (波豆川バス停登山口)

 歌垣山と妙見奥の院との間の堀越峠には駐車余地がなく、東の杉原方面へ少し下った県道の拡幅部に駐車だ。堀越峠登山口には案内標識があり、登山道を30分も登れば女山の歌垣山三角点だ。山頂周辺はふれあい広場として整備され東屋や展望台もある。南側がやや視界がよいが周りの樹木のため展望はあまり良くない。少し北に男山のかがいの広場があり、展望は駄目だが歌碑などがある。説明板には、その昔、集団見合いの「歌嬥(かがい)」と称する歌合せが行われたとある。復路も往路通りに下山し、1時間余で帰宅できた。
 大船山は中腹には廃寺跡もある里山だが、三田の田園地帯から屹立した鋭鋒だ。山頂から南を見ると、田園の海に小島が浮かんでいるような素敵な眺めだった。歌垣山は堀越峠から1時間もあれば往復できるので立ち寄って損をしない所だ。

    (堀越峠登山口)         (歌垣山三角点)           (かがいの広場)

                   歌垣山から東〜南〜西南を望む)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図
(1)大船山                     (2)歌垣山

★地  図(GPS軌跡)
(1)大船山                 (2)歌垣山

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図   木津、妙見山

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