愛宕山(924m)

 

★ひとこと   「清滝から表参道で雪の愛宕山を経て高雄神護寺へ」

渡月橋から愛宕山を望む

★行った日   2008年2月16日(土)  晴後曇一時雪  単独
        
★コース

阪急高槻駅7:37(阪急)=8:09嵐山8:18(タクシー)=清滝8:30→8:36表参道登山口8:41→5合目休憩所9:36→10:09水尾分岐10:14→(924m)愛宕神社10:52→首無地蔵分岐11:05→(890.5m)三角点11:16→首無地蔵分岐11:25→首無地蔵12:06→12:13休憩12:25→清滝分岐12:31→神護寺道入口13:01→林道行止り13:19→13:46神護寺道入口13:52→神護寺多宝塔14:21→14:40山城高雄バス停14:50(市バス)=15:30四条大宮15:39(阪急)=阪急高槻駅16:02

 冬型気圧配置がずっと居座り続けているので愛宕山スノーハイクだ。清々しく晴れ渡った嵐山渡月橋河畔から望む愛宕山は少し雪雲がかかり端正な形だ。京都バスに寸前で乗り遅れ、タクシーで清滝へ向った(1040円)。
 清滝バス停からダラダラ坂を滑らないように下り、表参道登山口の鳥居の所でスパッツをつけ勇躍出発だ。ケーブルカー軌道跡横の坂道にとり付き、すぐに現われた長い急な石段を黙々と登る。参道らしく道端には光背付き石仏と丁石が定期的に並んでいる。だんだんまわりは白くなり5合目では約10センチの積雪だ。樹木の切れた所から小塩山方面のアンテナ群が見えている。五合目からなだらかなトラバース道となり、照葉樹や杉大木の道で一息つき、少し登ると7合目の休憩所があり京都市街が展望できる。水尾分岐まで来ると、水尾から来た一団の人と合流し、更に雪深くなった急坂を滑らないようにキックステップで登る。黒門を過ぎて愛宕神社境内に入ると、美しい綿帽子の石灯籠列が迎えてくれる。急な石段を登り門を過ぎると拝殿だ。気温は−3℃だが神主さんは開け放たれた窓口に正座されていた。ここが愛宕山の最高点924メートルで三角点よりも高い。下山は門の手前から雪の急坂を滑り下って林道に出て三角点に向った。林道からは普段は比叡山が見えるのだがきょうは雪雲の中だ。首無地蔵への分岐を過ぎて杉林を下って登り、右の急坂を膝まで雪にもぐりながら進むと三角点だが雪の中で、掘り出せなかった。高雄へ下るべく直進しようとしたが雪が深いので、往路を首無地蔵分岐まで戻った。


     (清滝の赤い橋)          (表参道登山口)           (急な石段が続く)

   (だんだんと白くなる石段)        (五合目休憩所)         (五合目の大杉跡)

  (なだらかなトラバース道)    (7合目から望む京都市街)       (7合目休憩所)

       (水尾分岐)         (愛宕神社黒門)           (愛宕神社参道)

    (愛宕神社石段から)        (愛宕神社拝殿)          (三角点へ向かう道)

  (雪にかすんだ比叡山方面)      (首無地蔵分岐)        (雪に埋もれた三角点)

 尾根伝いに首無地蔵へ向って下るが、吹き溜まりは意外に雪深かったが、つぼ足先行者のラッセル跡は楽だ。午後から小雪模様となり、首無地蔵からさほど積雪もない林道歩きだ。林道を谷山林道分岐をへて3キロほど下ると舗装が途切れて広場がある。本当はここから右の神護寺道へ分岐する必要があったがうっかり見過ごして直進してしまった。おかしいと思いながら道なりに進み林道終端で山道もなく、先ほどの分岐点まで引返した。きょうはわかりきった所なのでGPSに地図もインプットしなかったのでトレースのみ、1時間弱のロスになってしまった。分岐から神護寺道を道なりに下ると約30分ほどで神護寺の多宝塔の横に出る。境内の伽藍の間を抜け山門を過ぎて、石段を下ると高雄の撮影スポット、赤い橋(高雄橋)だ。階段を登り返すとR162の山城高雄バス停だ。間もなくやって来た市バスで四条大宮へ出て、阪急で帰阪した。
 朝方は好天だったが午後から小雪が散らつき出して山中からの展望は望めなかった。しかし、愛宕山から首無地蔵にかけてつぼ足許容範囲内で積雪は深く、目的のスノーハイクは存分に楽しめた。

     (首無地蔵へ向う)        (雪深いアセビの森)         (雪深い尾根道)

      (首無地蔵)        (首無地蔵から望む京都市街)    (林道から望む愛宕山)

      (林道分岐)           (神護寺道入口)       (だんだん心細くなる林道)

    (遂に来た林道終点)    (神護寺道をなだらかに下る)  (高雄の集落が見え出す)

  (神護寺多宝塔の横に出る)      (神護寺山門)      (高雄橋・赤い橋撮影ポイント)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       京都北山
・2万5千分の1地形図   京都西北部

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