鬼ヶ牙(488m)御所平(850m)ベンケイ(761.6m)臼杵山(630m) 高槻6:29(R171、名神、新名神、東名阪)=鈴鹿IC(県道)=8:20石水渓橋8:30→展望台9:11→鬼ヶ牙分岐9:14→9:27(488m)鬼ヶ牙9:36→鬼ヶ牙分岐9:45→コル10:00→10:26長坂ノ頭10:40→11:35見晴台11:41→稜線出合11:43→ピーク12:10→12:24(850m)御所平12:35→ピーク12:48→稜線出合13:08→船石13:13→ベンケイ分岐13:17→13:31(761.6m)ベンケイ13:38→ベンケイ分岐13:51→安楽峠分岐14:26→石水渓分岐14:32→14:43(630m)臼杵山14:48→臼岩杵岩→15:15休憩15:20→谷出合15:26→15:34石水渓橋15:40(県道、新名神、名神、R171)=高槻17:55 (新名神橋梁と鬼ヶ牙) (石水渓橋駐車場所) (鬼ヶ牙登山道入口) (羊歯の茂る支尾根を登る) (明るい尾根道を行く) (鬼ヶ牙分岐手前の展望台) やせ尾根道の急坂やアセビの茂る尾根を登り、最後の急登をこなすと見晴らし抜群の県境稜線の見晴台だ。眼下にたどってきた尾根道、東北に笹原の御所平、三角形の仙ヶ岳、アンテナ飾りの丸い野登山(ののぼりやま)が一望できる。ここから周回コースと別れて県境稜線を北上する。東側がガレた稜線をたどり、アセビ群落のある鞍部を越え、杉林に入り、幹の捩れたリョウブ?の密林を登り切ると笹原のピークだ。北方に御在所岳を初め鈴鹿山脈南部の峰々が展望でき、文字通り360度の景観だ。御所平へ向って広い笹原が伸びているさまは、雨乞岳北側に広がるイブネ/クラシの笹原とそっくりだ。だらだら坂を登り切ると残雪が点在する御所平最高点の小高い丘だ。直進すれば仙ヶ岳だがここでUターンし、名残の尽きない笹原に別れを告げ、周回コースに戻った。県境尾根を少し西南に進むと船石のピークだ。船石の岩稜から東南の展望が開け、足下に周回コースの全貌、その先に新名神の高架橋、その彼方に亀山市や鈴鹿市の平野が広がっていた。ここから支稜線上のベンケイへ寄り道だ。
(見晴台からたどってきた尾根) (稜線縦走路分岐点)
(アセビのコルを越えて登る)
(県境稜線を行く) (船石から亀山方面) (ベンケイへ向う支稜) 船石から西の稜線を下ると鞍部に、枯れずに幹が折れ曲がった杉が多数あり、不思議な光景だった。片側が杉林、他方がリョウブの稜線をながらかに登ると樹木に囲まれた小広場のベンケイ三角点だ。再度、周回コースに戻り、県境稜線を南へなだらかに下する。しばらく明るいアセビなどの雑木林の稜線を進み、東側が切れ落ちた展望の良い尾根道を南下する。多分杉の自然林?と思われる根元から枝分かれした暗い杉林を抜け、害獣防御ネットに沿ってしばらく進むと安楽峠分岐だ。ここで周回コースは県境稜線と別れ、東進する。尾根伝いに進み、石水渓へ下る道を左に分け、やせ尾根を登り切ると松と石がうまく配された庭のような臼杵山頂上だ。松の間から間近に新名神が望める。巨石の点在するやせ尾根を東進すると臼岩と杵岩が積み重なった好展望の尾根突端だ。 ここから尾根の劇下りだ。劇下りとトラバースを繰り返しながら尾根を下ると谷に出合う。なだらかに谷に沿って下ると石水渓橋のすぐ横の林道に飛び出す。帰りも新名神からきょうの周回コースを眺めながら帰阪した。 ★道端の花(花は殆どなし) (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図) |