鬼ヶ牙(488m)御所平(850m)ベンケイ(761.6m)臼杵山(630m)

 

★ひとこと   「鈴鹿山脈南部の岩峰、鬼ヶ牙から臼杵山へ稜線を周回」

石水渓入口から鬼ヶ牙付近の岩峰を望む

★行った日   2008年3月22日(土)  晴  単独
        
★コース

高槻6:29(R171、名神、新名神、東名阪)=鈴鹿IC(県道)=8:20石水渓橋8:30→展望台9:11→鬼ヶ牙分岐9:14→9:27(488m)鬼ヶ牙9:36→鬼ヶ牙分岐9:45→コル10:00→10:26長坂ノ頭10:40→11:35見晴台11:41→稜線出合11:43→ピーク12:10→12:24(850m)御所平12:35→ピーク12:48→稜線出合13:08→船石13:13→ベンケイ分岐13:17→13:31(761.6m)ベンケイ13:38→ベンケイ分岐13:51→安楽峠分岐14:26→石水渓分岐14:32→14:43(630m)臼杵山14:48→臼岩杵岩→15:15休憩15:20→谷出合15:26→15:34石水渓橋15:40(県道、新名神、名神、R171)=高槻17:55

 鈴鹿山脈南部の山は露出した花崗岩の岩峰が見事だ。きょうは岩峰からの展望を期待して、石水渓から鬼ヶ牙、長坂ノ頭、臼杵山(うすきねやま)を周回するコースだ。先日開通した新名神を三重県に向って鈴鹿トンネルを過ぎると左側に美しい岩峰が見える。きょう登る山々だ。鈴鹿ICから県道で石水渓に向かい、新名神の巨大な橋梁の下を過ぎると鬼ヶ牙の岩峰が望める。東海自然歩道に入り、石水渓橋付近に数台分の空地があるのでここにとめる。
 橋を渡らずに少し北上すると鬼ヶ牙登山道入口があり、羊歯の茂る薮っぽい踏み跡をたどって支尾根を登る。テープがあるので迷うことはない。時折、新名神や周回コースの山々が見渡せる明るい尾根道を緩やかに登る。しばらく登ると花崗岩の風化した砂地に松が点在する庭園のような展望台がある。360度の景観を楽しんでからすぐ先の分岐点を右折して鬼ヶ牙へ向う。急坂を下ってから岩稜を登ると鬼ヶ牙山頂だ。すぐ先にはもう一つ岩稜があり、その向うに新名神が横切り、彼方に亀山市街が広がっている。周回尾根へ戻り、やせ尾根を少し進んで鞍部を過ぎると岩壁があり、これを左に巻いて急坂を登ると快適な尾根道となる。再び、やせ尾根となりこれを登り切ると、これから進む西側が切れ落ちた長坂ノ頭だ。正面にこれから登る県境の稜線が立ちふさがり、右手上方には見晴らしの良さそうな草原が見えている。御所平だ。時間が早く天気も良かったので、急遽、御所平へ寄り道することにした。長坂ノ頭から切れ落ちた岩稜を巻いてヤブツバキのある急斜面を木々を掴みながら下る。


  (新名神橋梁と鬼ヶ牙)       (石水渓橋駐車場所)       (鬼ヶ牙登山道入口)

  (羊歯の茂る支尾根を登る)      (明るい尾根道を行く)    (鬼ヶ牙分岐手前の展望台)

               (展望台から東南〜南〜西〜北〜東〜東南を望む)

     (鬼ヶ牙分岐点)      (急坂を下って岩稜を登る)      (鬼ヶ牙頂上)

 (コルから急坂を登る)           (明るい尾根を行く)          (長坂ノ頭)

 (長坂ノ頭の岩頭の眺め)      (岩頭から急坂を下る)      (ヤブツバキが多い)

 やせ尾根道の急坂やアセビの茂る尾根を登り、最後の急登をこなすと見晴らし抜群の県境稜線の見晴台だ。眼下にたどってきた尾根道、東北に笹原の御所平、三角形の仙ヶ岳、アンテナ飾りの丸い野登山(ののぼりやま)が一望できる。ここから周回コースと別れて県境稜線を北上する。東側がガレた稜線をたどり、アセビ群落のある鞍部を越え、杉林に入り、幹の捩れたリョウブ?の密林を登り切ると笹原のピークだ。北方に御在所岳を初め鈴鹿山脈南部の峰々が展望でき、文字通り360度の景観だ。御所平へ向って広い笹原が伸びているさまは、雨乞岳北側に広がるイブネ/クラシの笹原とそっくりだ。だらだら坂を登り切ると残雪が点在する御所平最高点の小高い丘だ。直進すれば仙ヶ岳だがここでUターンし、名残の尽きない笹原に別れを告げ、周回コースに戻った。県境尾根を少し西南に進むと船石のピークだ。船石の岩稜から東南の展望が開け、足下に周回コースの全貌、その先に新名神の高架橋、その彼方に亀山市や鈴鹿市の平野が広がっていた。ここから支稜線上のベンケイへ寄り道だ。


   (明るい尾根道を行く)     (明るい尾根道を行く)      (稜線出合手前の見晴台)
 
(見晴台からたどってきた尾根)   (稜線縦走路分岐点)      (アセビのコルを越えて登る)

  (リョウブ?の密林を行く)              (御所平)              (御所平に向う快適な稜線)

               (御所平から南方の亀山方面を望む)

               (ピークから西北〜北〜東の鈴鹿の山々を望む)

     (県境稜線を行く)       (船石から亀山方面)       (ベンケイへ向う支稜)

 船石から西の稜線を下ると鞍部に、枯れずに幹が折れ曲がった杉が多数あり、不思議な光景だった。片側が杉林、他方がリョウブの稜線をながらかに登ると樹木に囲まれた小広場のベンケイ三角点だ。再度、周回コースに戻り、県境稜線を南へなだらかに下する。しばらく明るいアセビなどの雑木林の稜線を進み、東側が切れ落ちた展望の良い尾根道を南下する。多分杉の自然林?と思われる根元から枝分かれした暗い杉林を抜け、害獣防御ネットに沿ってしばらく進むと安楽峠分岐だ。ここで周回コースは県境稜線と別れ、東進する。尾根伝いに進み、石水渓へ下る道を左に分け、やせ尾根を登り切ると松と石がうまく配された庭のような臼杵山頂上だ。松の間から間近に新名神が望める。巨石の点在するやせ尾根を東進すると臼岩と杵岩が積み重なった好展望の尾根突端だ。 ここから尾根の劇下りだ。劇下りとトラバースを繰り返しながら尾根を下ると谷に出合う。なだらかに谷に沿って下ると石水渓橋のすぐ横の林道に飛び出す。帰りも新名神からきょうの周回コースを眺めながら帰阪した。
 きょうは一日中暖かい快晴に恵まれて、標高は低い山域だが鈴鹿南部特有の花崗岩尾根を楽しむことができた。また、計画にはなかったが御所平の笹原の曲線美がその展望と共に素晴らしかった。


 (支稜の折れ曲がった杉群)      (ベンケイ山頂)          (県境尾根を行く)
 
 (見晴らし抜群の県境尾根)    (密林状態の自然杉林)       (安楽峠分岐点)
 
    (美しい尾根を行く)        (臼杵山頂上)          (頂上から新名神)
 
    (巨石尾根を行く)       (尾根終端の臼岩杵岩)        (尾根を劇下り)

            (臼岩杵岩の尾根終端から西北〜北〜東〜南を望む)

   (臼岩杵岩を振り返る)         (谷出合)            (臼杵山登山口)

★道端の花(花は殆どなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       御在所・霊仙・伊吹
・2万5千分の1地形図  土山、伊船

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