(いたる所で崖崩れの谷)
(滝を高巻いて登る)
(やっと支尾根終端に着く)
(初めて雨乞岳稜線が見える)
(やせた岩稜を行く) (杉林を急登する)
(ブナ尾根を急登する) (林床が笹原になると稜線が近い)(登ってきた支尾根を振り返る)
(南雨乞岳の近くは笹薮コギ) (南雨乞岳山頂)
(深い笹薮コギで雨乞岳へ)
(南雨乞岳から西〜北〜東〜南〜西南を望む)
(雨乞岳山頂) (山頂付近は残雪で歩き易い)
(雨乞岳山頂から綿向山)
(雨乞岳から西北〜北〜東を望む)
笹原をかき分け何度か笹の茎で足を滑らせて尻餅をつきながら南雨乞岳へ。清水頭へ向って稜線を下るとすぐに短い笹原となり、以降笹薮コギは必要なく、文字通り緑の絨毯を清水頭へ向って下った。女性的な曲線美の清水頭から東を振り返ると雨乞岳が緑の絨毯尾根の向うに広がっている。清水頭から、左杉林、右雑木林の尾根を過ぎると、P1014を中心として幅の広いなだらかな美しいブナ林尾根が続いている。尾根の方向が北向きに変わる頃から石楠花の茂る岩稜やせ尾根となり、岩頭からの展望が素晴らしい。西にはだいぶ近付いてきた綿向山、東には雨乞岳から歩いて来た稜線が展望できる。再び西向きに方向を変えた稜線を木を掴みながら劇下りすると大峠だ。地形図の位置より一つ手前の鞍部が大峠だ。
大峠で休憩中、アナグマ?が来訪。体長40センチ位の暗いこげ茶色で一頭は横を走りぬけ、他の一頭は手前1メートル位で立ち止まりじっとこちらを見て少しフーッと威嚇してから走って戻って行った。ネットで調べるとアナグマらしくなかなか愛嬌のある顔だった。峠から雑木林の劇登りだ。イハイガ岳手前の崩壊地の上横を抜けて木を手掛かりに急坂をよじ登るとイハイガ岳だ。この斜面で、稜線漫歩で唯一の花「キクザキイチゲ」が数輪咲いていた。トンガリ帽子のイハイガ岳山頂は小さな空間であまり展望は良くない。
(笹薮かき分けて南雨乞岳へ) (南雨乞岳から清水頭へ下る)(絨毯の様な清水頭へ続く稜線)
(清水頭から雨乞岳を振り返る) (清水頭)
(さわやかなブナ稜線を行く)
(P1014はブナ林の中)
(石楠花が現われるとやせ尾根)
(見晴らしのよい岩稜)
(見晴らし岩稜から西〜北〜東〜南〜西南を望む)
(崩壊地の向うにイハイガ岳) (雑木林の急坂を登る)
(イハイガ岳山頂)