釈迦ヶ岳(1799.6m)大日岳(1568m)
★コース (奥駈道出合) (釈迦ヶ岳山頂の釈迦如来銅像) (釈迦ヶ岳山頂一等三角点) 山頂から先程の奥駈出合まで戻り、稜線に沿った奥駈道を南へ下ると深仙の宿だ。左には四天石の大岩壁とその下に香精水が湧出する平地の鞍部だ。更に南下すると大日岳登り口だ。行者コースではなく、巻道をテープ印通りに登ると約15分で頂上だ。頂上には大日如来銅像があって殆ど1人分のスペースしかない。山頂からは、深仙の宿や釈迦ヶ岳とそれに続く五百羅漢が見渡せた。帰りの安全の祈ってから、往路を奥駈道出合まで戻り、古田の森周辺で数十頭の鹿の群れに出会った。鹿の異常繁殖の原因はわからないが広葉樹が枯死して草原が増え、冬には木の皮を剥いで食べるので更なる悪循環だ。皮を剥がれた木が古田の森に散在していた。古田の森を過ぎた頃から雲行きが怪しくなり、釈迦ヶ岳に雲がかかり始めると共にポツリとやって来た。雨具は暑いので着けず傘だけで下ったが、しのつく雨にあまり傘は役に立たず森林帯へと急いだ。幸運にも雷はなかったので濡れただけで安心して登山口へ帰り着いた。帰途、R168の夢の湯にて雷雨に遭遇、小降りになるのを待って往路通りに帰阪した。 この3日間、午後奈良県南部は大雨警報の出る雷雨だ。晴天にもかかわらず早朝は下草がずぶ濡れの筈だ。天候さえよければこのコースは見晴らしもよく楽に登れるので家族連れにも好適だ。真夏のせいか2、3人の登山者しか逢うことのない静かな山歩きだった。 (奥駈道出合まで戻る) (稜線を南へ下る) (目指す大日岳) (四天石下の香精水) (深仙の宿) (大日岳登り口)
(大日岳頂上の大日如来銅像) (大日岳頂上から釈迦ヶ岳)
(大日岳頂上から五百羅漢)
(深仙の宿へ戻る) (奥駈道出合へ戻る) (数十頭の鹿の群れ) |