蛇谷ヶ峰(901.7m)釣瓶岳(1098)武奈ヶ岳(1214.4m)

 

★ひとこと   「朽木から蛇谷ヶ峰を経て紅葉間近の武奈ヶ岳へ」

釣瓶岳手前の展望尾根から蛇谷ヶ峰を望む

★行った日   2008年10月9日(木)  晴一時曇  単独

★コース
高槻5:07(名神、湖西道路、R367)=6:27地主神社6:32(R367、県道)=6:50朽木いきものふれあいの里7:01→林道登山口7:16→谷道合流7:41→(557m)思い出の森分岐7:44→(813m)カツラの谷分岐8:25→(866m)さわらび草原分岐8:32→8:37(901.7m)蛇谷ヶ峰8:48→滝谷ノ頭9:17→ボボフダ峠9:22→荒谷峠9:35→横谷峠9:48→地蔵峠10:14→10:17(789.7m)地蔵山10:28→(770m)笹峠10:39→イクワタ峠北峰10:58→イクワタ峠11:09→11:40(1098m)釣瓶岳11:52→細川峠12:09→12:44(1214.4m)武奈ヶ岳13:00→ワサビ峠13:23→(1097m)御殿山13:31→地主神社14:39(R367、県道)=自転車(13.4km)=16:00朽木いきものふれあいの里16:07(県道)=くつき温泉てんくう(R367、湖西道路、名神)=高槻18:40

 紅葉の偵察に5年ぶりの蛇谷ヶ峰だ。彼岸も過ぎると日が短いのであまりトリッキーな道ではなく、ちゃんとした縦走路で朽木から武奈ヶ岳を経て明王院へ下るつもりだ。坊村の地主神社にチャリンコをデポし、朽木のいきものふれあいの里駐車場に車をとめた。
 かつら谷ルートは崩壊のため通行禁止なので尾根ルートで登るべく、林道の鎖をまたいで直進した。15分ほどなだらかに地道林道を進むと貯水タンクの先で倒木があり、そこから表示に従って尾根筋に入る。はじめに赤松林に入り、次に杉植林帯から雑木林の尾根に丸太階段がずっと続いている。標識がこまめに建っているので迷う事はない。朽木スキー場へ下るさわらび草原分岐を左に分けると蛇谷ヶ峰はすぐだ。山頂は広く見晴らしもよいが、ちょっと空気の透明度が低く遠くは見えなかったが、足下に朽木の集落が広がっていた。山頂から南へ下ってから尾根を直進せずに東に迂回するのが要注意点だ。テープを拾っていけば迷う事はない。尾根道にはこまめに表示があり、その昔、朽木側から琵琶湖側へ何本もあった峠越道の跡だ。蛇谷ヶ峰から笹峠付近までは殆ど展望のない尾根道だが、釣瓶岳に近付く辺りから展望稜線だ。振り返るとはるか彼方に蛇谷ヶ峰が見えていた。


(いきものふれあいの里登山口)(倒木でふさがれた林道登山口) (松林の丸太階段を登る)

  (雑木林の丸太階段を登る)      (さわらび草原分岐)        (蛇谷ヶ峰三角点)

   (山頂から朽木集落)       (雑木の並木道を行く)    (清々しい雑木の疎林尾根)

     (横谷峠の十字路)       (東に視界がある地蔵岳)   (釣瓶岳手前の展望尾根)

            (釣瓶岳手前の展望尾根から西北〜北〜東〜東南を望む)

 視界のない釣瓶岳を後にして灌木帯を下る。標高1000メートル以上で草木が色付き始めているが、本格的紅葉は2、3週間後のような感じだ。細川峠を過ぎて登り返すと展望抜群の武奈ヶ岳だ。これから下る西南稜が日に照らされて黄金色に光り、その彼方には蓬莱山が霞んでいた。好展望の稜線を下り、ワサビ峠から少し登り返して御殿山を過ぎると樹林帯に入る。ブナ、ミズナラの広葉樹林を過ぎ、針葉樹の急坂をジグザグに下ると、いまは工事中の明王院だ。地主神社でチャリンコをゲットしR367を朽木に向った。側道の狭い所もあり車にびくびくしながら13.4キロを1時間20分かけてやっとふれあいの里へたどり着いた、なかなかしんどいサイクリングだった。くつき温泉てんくうで汗を流して往路通りに帰阪した。
 蛇谷ヶ峰から続く稜線は、しっとりとした広葉樹林や、武奈ヶ岳近辺の展望草原が楽しめる。朽木側は遊歩道も整備され、温泉施設などもあって家族連れで楽しめるリゾート地だ。

  (視界のない釣瓶岳頂上)      (武奈ヶ岳へ向って下る) (色付き始めたブナの急坂を登る)

   (武奈ヶ岳頂上の石仏)      (武奈ヶ岳三角点)    (これから下る西南稜を見下ろす)

   (西南稜の草原を下る)      (武奈ヶ岳を振り返る)        (樹林へ入る)

   (広葉樹の急坂を下る)      (杉植林帯の急坂を下る)   (ゴールの明王院の赤い橋)

★道端の花

    トリカブト(武奈ヶ岳)     アキノキリンソウ(西南稜)   オオヤマリンドウ(西南稜)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)
(1)朽木ふれあいの里〜地蔵山  (2)地蔵山〜武奈ヶ岳〜明王院

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       比良山系・武奈ヶ岳
・2万5千分の1地形図  饗庭野、北小松、比良山、花背

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