★ひとこと 「山麓の古刹から若狭湾展望台の山頂へ」
多田ヶ岳から若狭湾を望む
★行った日 2008年11月10日(月) 曇後雨 単独
★コース
高槻7:33(府道、R477、R162)=10:05妙楽寺駐車場10:18→滝10:35→P488
11:42→多田分岐12:17→12:34(712.0m)多田ヶ岳12:51→多田分岐13:00→P488
13:27→滝14:06→14:19妙楽寺駐車場14:30(R162)=小浜港(R162、府道、R9、府道)=高槻17:34
きょうは突然空白になったので近所の山に登ろうとリュックと靴を車に放り込んで出発、あやしげな空模様を懸念しながら京都北山をめざして周山街道を北上、とうとう小浜まで来てしまった。米次期大統領にまで知られてしまった所だ。京都から行くと小浜の入口にそびえる多田ヶ岳がまだ登ったことがなかったので地図を持ってなかったがこの山に決定。野代(のだい)の古刹、妙楽寺の駐車場にとめさせてもらった。
駐車場から林道に入り道なりに進むと初めての分岐点に道標があり、そのままゲートを過ぎて進む。幾つかある分岐点には必ず道標があるので迷う事はない。林道終点に小さな滝があって山道に入る。小さな沢沿いに何度か沢を渡りながら進む。手掛かりのない急斜面にはフィックスロープがあるので安心だ。杉林を抜け雑木林の水平道で山腹を巻いてから急坂を登るとP488の稜線上に到達だ。この辺りから尖った多田ヶ岳の頂上が紅葉越しに見えている。登山道のある稜線は多田ヶ岳の手前の谷間を反時計回りに迂回してほぼ平坦な道が続いている。最後に、多田寺のある多田への分岐を過ぎて急坂を登ると360度さえぎる物のない多田ヶ岳山頂だ。青葉山などの若狭、百里ヶ岳などの若丹、などの近くの山々は認識できたが遠くは雨雲の彼方だった。午前中は一時パラリとくる程度だったが、昼を過ぎると黒雲が成長し、山頂から見ると雨雲が押し寄せてきそうだったので早々に山頂を後にした。駐車場手前100メートル付近から本降りとなったが、幸運にもびしょ濡れにならずに下山できた。雨のなか妙楽寺に立ち寄り安全を感謝して帰途についた。帰途、小浜港まで行って山容全体を確かめたが雨が降り続いて駄目、R477の細いくねくね道を嫌って周山街道から園部へ出て、R9で亀岡経由帰阪した。なお、後で調べると地形図では野代からP488へ尾根筋を登っているが、現在の登山道は谷筋をたどっている。
目印テープや道標、フィックスロープが完備しているが、滑り易い急坂やわかり難い所もあるので細心の注意が必要だ。山頂近くの紅葉も良いが多田ヶ岳山頂からの展望は申し分ない。
(野代からの林道ゲート) (道標のある林道を行く) (小さな滝のある登山口)
(沢沿いにさかのぼる) (沢沿いの急斜面を行く)
(道標のある登山道を行く)
(杉林に入る) (P488付近から山頂を望む)
(急斜面には補助ロープが完備)
(色づき始めた雑木林を行く) (雑木林のトラバース道)
(最後の急斜面を登る)
(多田ヶ岳山頂と久須夜ヶ岳) (多田ヶ岳山頂と青葉山) (妙楽寺本堂)
(多田が峰山頂から西〜北〜東〜南の360度の展望)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 小浜、遠敷
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