小金ヶ岳(725m)

 

★ひとこと   「筱見四十八滝から雑木の尾根道で小金ヶ岳へ」

小金ヶ岳頂上から歩いて来た尾根筋を望む

★行った日   2008年12月7日(日)  晴  単独

★コース
高槻6:20(府道、R372、R173、県道)=7:43筱見四十八滝東屋7:43→9:02下山コース分岐9:08→三角点P630 9:22→上筱見分岐9:37→川阪分岐10:00→P634 10:28→P694 11:03→11:30(725m)小金ヶ岳11:49→P694 12:08→P634 12:25→川阪分岐12:38→上筱見分岐12:59→13:23三角点P630 13:29→下山コース分岐13:37→13:54筱見四十八滝東屋13:58(県道、R173、R372、府道)=高槻

 篠山の北に三岳から東へ延びている山塊があり、その東端に筱見(ささみ)四十八滝がある。四十八の滝があるわけでなく、始終流れている八っの滝があるからだそうだ。大阪からR173で篠山へ入り福住を過ぎてしばらく北上し、筱見四十八滝の標識の所を左折し、以降、標識通りに進むと東屋の建つ広場だ。
 東屋から谷に沿って山道に入ると滝めぐりの標識があり、手洗い滝から始まって次々滝が現れる。滝の連なる沢に沿って岩を巻いて登るので鎖場などなかなか険しい登山道だ。最後の大滝を過ぎて鎖の垂れた高さ10メートル位の岩を乗越えると岩場は終わり、雑木林をなだらかに登る。途中で、地形図の点線と思われる山越えする近道を左に分け直進する。八ヶ尾山へ向う稜線を右に分け、山腹をトラバースして先ほどの近道と合流すると、そのすぐ先が下山ルート分岐だ。稜線を少し進むと木立に囲まれた三角点があり、ここから延々と続くコンクリート丸太階段が続き、下りきったコルが上筱見分岐だ。ここからひとやま越すと川阪分岐の小倉たわだ。


   (筱見四十八滝東屋)      (滝めぐり登山道入口)       (滝めぐり標識)

    (弁天滝と肩ヶ滝)        (意外に険しい道を登る)      (最も大きい大滝)

    (最後の岩登り)       (雑木林をなだらかに登る)      (下山ルート分岐)

  (岩棚から下筱見方面)         (三角点P630)     (コンクリート丸太階段が続く)

     (上筱見分岐)         (延々と階段を下る)        (川阪分岐(小倉たわ))


 樹林の稜線を過ぎると岩稜地帯となり、稜線から剣尾山や弥十郎ヶ岳が南方に望めた。幾つかのピークを過ぎると小金ヶ岳山頂だ。丸い山名表示板のある山頂広場から360度の絶景が広がっているが、周りの小灌木が成長して南の見晴が悪くなっている。きょうは空気が澄み渡り、尾根続きの主峰、三岳が西に、その彼方に大江山など、山名表示板の殆どの山々が確認できた。下山は往路通りに引返し、ふうふう云いながら三角点ピークを越えて、滝道手前の下山ルートから東屋へ下った。
 静かな滝を訪ねる滝周回コースも興味深いが、小金ヶ岳まで足を伸ばすと思ったより起伏があってしんどいが、雑木林の稜線や岩稜の展望尾根が素晴らしい。なお、滝コースは濡れた岩場を登るのでしっかりした足回りが必要だ。

 
  (雑木の尾根道を行く)      (見晴のよい岩稜を行く)    (岩稜から剣尾山方面)
 
     (小金ヶ岳頂上)       (山頂の山名表示板)      (山頂から三岳を望む)

            (小金ヶ岳山頂から西〜北〜東〜南〜西の展望)

    (下山コース分岐)      (なだらかな広い道を下る)       (東屋の寒椿)

★道端の花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  村雲

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