深山(791m)


★ひとこと   「ささやまの森公園から西、東尾根周遊で深山へ」

春を待つ雑木林(庫阪峠付近)

★行った日   2009年2月22日(日)  晴後雨   単独
 
★コース

高槻6:41(府道、R372)=7:54ささやまの森公園駐車場8:00→鉄塔8:24→鉄塔(No.73)8:48→(640m)庫阪峠9:27→(730m)舩谷山9:40→9:59(791m)深山10:14→舩谷山10:28→蛇岩展望台10:55→公園分岐10:59→11:13(566m)満燈山11:22→鉄塔(No.70)11:26→遊歩道出合11:36→11:46ささやまの森公園駐車場11:56(R372、府道)=高槻13:17

 朝方は快晴だが午後から雨の予報だったので近場の山だ。深山(みやま)には篠山側から登ったことがないので、ささやまの森公園から西尾根、東尾根と周回の計画だ。今年になって公共交通機関ばかり利用していたが、時間が自由になる車は便利で楽だ。昨日から薄い黄砂がきているらしく、遠くは少し霞んでいる景色を見ながら八幡谷ダムのささやまの森公園に到着した。
 公園事務所から左岸に沿って少し戻り、薄い踏み跡を頼りに支尾根に取付き、切り株や丸太の転がる斜面を強引に上ると遊歩道に出合った。後でわかったが、左岸をもう少し先まで行くとちゃんとした西尾根登山口の表示があり、そこからの遊歩道に出合ったものと思われる。西尾根遊歩道にはこまめに標識があり、素敵な雑木林の道が続いている。プラ階段を上ると八幡谷ダムが俯瞰できる鉄塔があり、ここから西尾根稜線上の道となる。アップダウンしながら自然林の稜線をなだらかに登り、大阪と兵庫の県境に達し、少し下って登り返すと鉄塔(No.73)だ。ここから雪が現われ始め、杉林の急坂を雪に足をとられながら登り、P683のピークの下を巻いて進む。幅広い自然林の美しい稜線をなだらかに下ると庫阪峠の十字路だ。左へ下ると最短で公園に戻れるが、深山は直進だ。丸太階段を登り、稜線を進むと木立に囲まれた京都、大阪、兵庫の3府県境の舩谷山だ。東尾根はここから南下だが、そのまま直進する。雪の雑木林を進み、最後にススキ原の一本道を登り切ると深山頂上だ。山頂広場は整備され、南側に測候所、中央に神社があって境内に三角点がある。遠望はきかなかったが、南を除き約300度の北摂の展望台だ。

    (ささやまの森公園)    (八幡谷ダム右岸から登る)  (薮を登ると尾根道に出合う)

   (プラ階段を登ると鉄塔)      (鉄塔から八幡谷ダム)        (大きな高圧鉄塔)

    (美しい西尾根道)     (次の鉄塔を過ぎると雪景色)    (杉林の急坂を登る)


  (美しい松林と雑木の道)     (十字路の庫阪峠)         (丸太階段を上る)

(林に囲まれた雪景色の舩谷山)   (雪の雑木林を進む)     (ススキ原を登ると深山頂上)


 下山時、雪に覆われた尾根は踏み跡が見えないので、尾根が別れている所での方向確認が重要だ。舩谷山から東尾根を南下、途中の蛇岩展望台では、登ってきた西尾根の彼方に弥十郎ヶ岳が望めた。そのすぐ先の鞍部で公園への道を分け、急坂を上ると満燈山だ。展望はあまりない。山頂から鉄塔(No.70)を通って踏み跡を下るが、途中で踏み跡もなくなり支尾根を外さないように急坂を下る。やがて遊歩道に出合い、ママ谷を下るとささやまの森公園はすぐだ。
 ささやまの森公園から深山へ登るルートは、周辺に多くの遊歩道が整備され、道標も完備し、家族連れハイキングに好適だ。特に、西、東尾根道は自然林が豊かで、るり渓から登る草原美と対照的なルートだ。

                 (深山から南〜西〜北〜東〜東南を望む)

    (深山頂上の測候所)      (舩谷山から東尾根を南下)   (雑木の東尾根を下る)

  (蛇岩から弥十郎ヶ岳)      (満燈山へ鞍部で分岐)         (急坂を登る)

  (展望のない満燈山頂上)   (鉄塔左横から尾根を下る)     (雑木の尾根を下る)

    (遊歩道に出合う)          (ママ谷を下る)     (ささやまの森公園に戻る)

 
★道で出会った花

★ルート断面図

★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  福住、埴生

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