ポンポン山(678.9m)


★ひとこと   「大原野森林公園事務所から福寿草自生地ピストン」

福寿草も終盤の自生地

★行った日   2009年3月21日(土)  晴   かみさんと娘
 
★コース

高槻(府道)=府道入口9:34→大原野森林公園事務所9:40→出灰分岐9:55→10:02つつじの丘10:08→西尾根別れ10:32→10:38福寿草自生地10:47→竈ヶ谷出合→大原野森林公園事務所12:00→府道入口(府道)=高槻

 久しぶりに長女が帰ってきてメタボ解消のため、どこかのアップダウンの少ない山へ連れて行けとのこと。近場のポンポン山の福寿草を求めて大原野森林公園へ向った。高槻から亀岡へ向う途中の出灰(いずりは)から狭い林道を出灰川に沿ってさかのぼり、中畑から府道を向町方向へ向かい、関電の変電所を過ぎて少し走ると右側に大原野森林公園事務所がある。ゲートが閉ざされていたので付近の道端に駐車した。
 トイレや休憩所もある立派な公園事務所から東尾根コースと西尾根コースが別れている。後者をたどり、休憩所から一旦下って、出灰川にそって遊歩道をしばらく下る。途中、竈ヶ谷を左に分け直進、杉林をなだらかに上ると西尾根稜線分岐点を左折する。直進すると出灰だ。西尾根の自然林コースを少し進むと休憩ベンチのあるつつじの丘だ。シーズンになるとツツジが綺麗な所だ。小休止後、落葉樹の明るい尾根道をなだらかにしばらく上ると、左へ下る道が現われる。道の両側にロープの張られた福寿草自生地への道だ。急傾斜の丸太階段を下ると、青々とした葉っぱの絨毯に黄色の花が点在する福寿草の谷間だ。ボランティアの保護係員によれば、今年の花期は早く2月半ばから咲き始め、今は終盤を迎えているそうだ。係員の許可を得て竈ヶ谷から戻るつもりだ。この谷は自然保護のため事前許可がないと通れない場所だ。自生地から急坂を下ると竈ヶ谷に出合い、少し下ると東尾根に上る道を右に分け、後は谷筋を直進する。自然に戻すため人の手を入れないので、何回も沢を渡るのに苦労しつつ沢筋を下る。花の豊富な所だがまだ花は殆どなく、キツネノカミソリが彼岸花に似た葉っぱを伸ばし始めたところだ。夏には橙色の花園になるはずだ。最後に出灰川を渡渉すると往路に出合い、東へ戻ると大原野森林事務所はすぐだ。
 絶好の山歩き日和に恵まれ、明るい自然林浴を楽しみつつ終盤の福寿草を目にすることができた。

 (森林公園事務所から出発)    (出灰川に沿って進む)    (出灰分岐から西尾根へ)

    (自然林の稜線を行く)      (雑木林の稜線を進む)   (ロープを張った自生地への道)


  (葉がよく茂った福寿草)   (竈ヶ谷を渡渉しながら下る)   (キツネノカミソリ群生地)

★道で出会った花

     福寿草(自生地)         ネコノメソウ(竈ヶ谷)        キツネノカミソリ(竈ヶ谷)


  ミヤマカタバミ(竈ヶ谷)      ユリワサビ(竈ヶ谷)        ヤブツバキ(竈ヶ谷)

★ルート断面図

★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  京都西南部、法貴

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