(東峰頂上から北方の内浦湾を望む)
(急坂をジグザグに下る) (高野集落の田園風景) (青少年旅行村下の中山寺)
小浜線の加斗(かと)駅を過ぎ、飯盛交差点を右折して南下、集落を避ける道をたどって山間部を進むと飯盛寺だ。寺にことわって駐車場に車を置き、山門の前を進むとすぐに不動ノ滝だ。水量は少ないが深山幽谷にかかる滝の趣きありだ。滝横の登山道を進み、竹林を抜け、右からきた道とあわせて沢沿いに進む。ナメ滝もある椿の多い谷間だが、道をふさぐ倒木が多く、登山者はあまり多くないようだ。要所には小さな標識があり迷う恐れはない。支稜線にでて、急坂の尾根道を少し登ると、ピークで稜線に合流する。落葉樹の稜線を西へ進むと15分位で飯盛山頂上だ。山頂手前は笹薮だが手入れがされているので問題ない。山頂は草地だが周りの木々が邪魔をして小浜湾が少し見える程度で期待した展望は得られなかった。山頂からは、隣の谷へ下る下加斗道と名田庄へ下る道があるが、往路の通りに下山した。帰途、広域農道と称するR27と並行する立派な山沿いの道で周山街道へ合流し、堀越峠から美山、園部を経て帰阪した。
春霞の好天だったが、青葉山の展望稜線から四方を眺めつつ、芽吹きの季節を迎えた木々や草花を楽しむことができた。飯盛山は青葉山、多田ヶ岳とともに航海の目印とされ若狭三名山と称されている。
(飯盛寺) (不動ノ滝) (竹林を進む)