小野村割岳(931.7m)天狗岳(928m)
★ひとこと 「下之町から芦生杉の尾根伝いに天狗岳を経て久多峠」
(ワサ谷に沿って林道を行く) (鉄柵ゲート) (林道に姿を見せた芦生杉)
(まだ残雪のある林道を行く) (林道そばの小さな滝) (急勾配の林道を上る)
(林道終点) (しばらく沢に沿って進む) (急勾配の稜線を上る)
(ブナと巨木の快適尾根) (次々現れる芦生杉) (快適尾根の散歩道)
(P951手前の表示) (P951の巻道を行く) (精悍な芦生杉)
巨木が点在するブナやミズナラ林に白いムシカリの花咲く稜線を北上、P921から鞍部を過ぎて三国岳へ続く稜線を右に見送ると、うろが黒焦げの大木と石楠花が現われる。その直ぐ先が天狗岳だ。頂上付近にプレートなどは見かけなかったが西の斜面一帯にブナの美林が広がっていた。下山はP927まで往路を戻り、P951からカヤンド谷、フカンド谷を経て下山するのは昨夜来の雨で谷筋は歩きにくいと考え、フカンド山を経て久多峠へ向う尾根筋で下山することにした。数日前から寒気が入ってきており、午後になると黒雲が湧き出し雷鳴がとどろき霰降る北山時雨の襲来だ。霰や雨の過ぎ去るのを待ちながら色々な芦生杉を楽しみつつP897のピークを過ぎ、東南へ下るとフカンド山三角点だ。山頂から東尾根へ入らないように注意して南尾根を下る。この辺りから新緑に包まれた稜線となり、左下方に見え隠れする久多の集落を眺めつつ尾根を下ると久多峠へ飛び出す。フカンド谷出合まで車道を下り、チャリンコをゲットして下之町へ帰り着いた。復路も往路通りだが京都市内が渋滞し3時間かかって帰阪した。 きょうは北山時雨の襲来する生憎の天気だったが、このコースは時々樹間から武奈ヶ岳が遠望できる程度で、各ピークからの眺望も期待できないのであまり苦にならなかった。生命感あふれる芦生杉とブナ林とのコンビネーションが素晴らしく、あまり歩かれていない自然度いっぱいのコースだった。 (ブナとミズナラの尾根を行く) (P921ピーク) (ブナと芦生杉の尾根を行く)
(うろが真っ黒焦げの巨木) (天狗岳頂上のブナ林) (天狗岳下を彩る石楠花)
(天狗岳下の巨木) (P927の分岐点ピーク) (ヤブっぽい広い尾根を行く)
(スズタケ疎林の芦生杉) (芦生杉のバリエーション) (雪のための根曲がりブナ)
(樹林の中のフカンド山三角点) (芦生杉もこれで終わり) (急坂の尾根を下る)
(稜線から見える久多の集落) (下りてきた久多峠) (フカンド谷分岐)
イカリソウ(下之町) ナガバモミジイチゴ(下之町) ミヤマキケマン(下之町)
ネコノメソウ(ワサ谷) カンスゲ(ワサ谷) ヤマエンゴサク(ワサ谷)
タチツボスミレ(小野村割岳) ムシカリ(小野村割岳) イワカガミ(P951)
シャクナゲ(天狗岳) エンレイソウ(P921) タムシバ(P921)
シハイスミレ(P927) ?ツツジ(フカンド山) ミヤマカタバミ(フカンド谷)
★ルート断面図
Homeへ